花見の日
今日は前に約束していた花見の日。私は楽しみにしすぎて全然眠れなかった。そうたに弁当を作るって言ってあったので朝は5時に起きて今弁当を作っている。
「今日は〜そうたと〜2人で〜で、デート♪わ、なんか急に恥ずかしくなった!髪型とか大丈夫かな?匂いとか……気になる!!見てこよう!」
デートって言葉を使って急に照れ始めた。そして髪型急に気になって洗面台へと走った。5分ぐらい髪の毛とか見ていたら私はある事に気がついた。
「あ!!卵焼き焼いてた!!」
私は急いで台所まで走っていったが卵焼きは案の定黒ずんでいた。
「ど、どうしようぅぅぅぅ!!卵がぁぁぁぁ!!死んだ……」
誰だよ!卵焼きなんて出来ないとか恥ずかしいでしょ〜♪とか言いながら作ってたやつ!はい、その卵焼きを黒焦げにした恥ずかしい1名がここになります。私は自分でノリツッコミをした。
「勿体ないことはしたくないし……そうたごめん!!」
そして私は泣きそうになりながら黒焦げの卵焼きを弁当箱にそっと入れた。焦げた卵焼きの教訓を経て失敗をしなかった……訳では無いが何とか弁当を完成させることが出来た。
これが私の全力だぁぁぁぁ!!……お昼にそうたに謝ろう。私は強く決心した。
時計を見た時にはもう7時を回ろうとしていた。もうすぐそうたが来るから出かける準備をしないと……私は自分で作った弁当に悲しい目を向けながらその場をあとにした。
7時30分頃にピンポーンとチャイムがなった。
「はーい!今行きます〜」
私は勢いよくドアを開けるといつもよりオシャレをしているそうたがいた。やばい急に緊張してきた……
「おはよう!今日はいい天気だな!」
「うん!おはよう!今日は晴れてて良かったね〜!」
「そうだな〜じゃあ早速花見に行くか!」
「おー!!」
そう言って私達は家を出た。時間が経つに連れて緊張が楽しさに変わった。10分ほど歩いたら、目的地の公園に近づいた。公園はは桜が満開で綺麗だった。私は2人きりで来れたことと、ポカポカ暖かい環境でテンションが最高潮になった。
「桜綺麗だね〜!!」
「そうだな〜しかも今日はかすみが弁当作るって言ってたから楽しみだな!」
「あっ!う、うん!た、楽しみにしてるといいですわ!」
「口調おかしくなってるぞ」
「そんなことないよぉ〜やだなぁ〜素に決まってるじゃないですかぁ〜」
私は急に弱点を突かれて、頭の中が真っ白になった。これ、聞いたらわかる口調おかしいやつやん!……と頭の中でノリツッコミをするのだった。
今回はほのぼの系で書いてみました。アクションとほのぼのを両立出来る作品に出来たら良いなと思っております。今回はギャグ要素を多くとり入れたので2回ほど笑って頂けたら私の勝ちですね!
笑わなかったら私のギャグのセンスがなかったと反省します!




