忘れたくない記憶
新しく◆という記号を使いました。
これは未来のかすみが思った時の言葉なのでそういうものだと思いながら読んで頂けたら嬉しいです(´・ω・`)(´-ω-`)) ペコリ
「あ、ユーカリ!倒したから夢叶えてくれるよね?」
私は倒した嬉しさから忘れていて思い出したようにユーカリに向かって聞いた。【イノセントフラワー】を守ったら夢を叶えてくれるって言っていたからしおんちゃんとさっきみたいに事務的な会話じゃなくて最近何をしたとかたわいのない会話をしたいと頭に浮かばせながらテンション上げていった。
ほかの2人も忘れていた今気づいたかのようにあっ!って言っている。
「あれ?いってなかったっけ?【イリミネイト】はあいつ一体だけじゃないんだよ〜【イリミネイト】は不定期で来るんだけど1年は守って貰わないと〜。一体だけだったらそんなの簡単すぎるでしょ?しかもあいつは様子見で出てきた雑魚だと思うけど〜」
「ええ!?あれが雑魚!?そうかぁ〜大変だと思ったけどなーねぇ?シルビアちゃん」
「えぇ、そうですわね。流石にキツかったですわあれ以上強いの来たらいつ負けてもおかしくないですわね」
私達はさっきの戦いを思い出し苦虫を噛んだような顔になった。私もシルビアちゃんがいなかったら死んでいたから強くなろうと決意した。
「そう?じゃあそんな君たちに力を与えよう〜これは【イリミネイト】を倒した報酬だと思って受け取って〜」
そう言ってユーカリの手が光り輝いて私達3人の持ってるビー玉が光に包まれた。すぐに光が消えたので変わったのか分からなかった。
「はーい、終了〜」
「何も変わってる気がしないけど……」
「大丈夫!次回敵が来た時のお楽しみだよ〜」
「えー!!」
シルビアちゃんと私はどんな力が手に入ったのかすら分からなかった。
「じゃあ現実の世界に返すね〜」
そう言って何処から出てきたのか分からない大量の花びらに包まれ私はあまりの勢いに目を閉じた。そして目を開けた時には自分の部屋にいた。
「ふぁぁぁ〜眠い……」
起きた時は6時になっていた。戦った記憶もあるから疲れが凄い。でもそろそろそうたが来るから起きないと…と思った時にピーンポーンとチャイムがなった。
「あ、はーい今行きまーすふぁぁぁ…」
ドアを開けたらそうたがいた。しおんちゃんの話そうたにもしよう!そして話した結果
「おい、大丈夫かかすみ?寝不足のせいか?いや、元々……?」
「何が元々なの!?確かにそうたにこれ言っても通じないと思うけど!?」
「え?頭がおかしいの」
「よーし♪ちょっと私の事をどう考えてるかについて話さなければならないね。とりあえずそこ座って?♪」
「あ、もう学校出る時間だぁ〜行ってきまーす!!!」
「ちょ、逃げるの!?って待ってお願い!一緒に行こうよぉ〜」
私の話はそうたに通じ無かったけどまた楽しい1日が始まった。毎日そうたと楽しい話をしよう。そう思って家を出た。
◆
そうたと話せることが当たり前だと思っていた。こうなってしまうのだと気づかなかった。この時の楽しい会話のこと忘れないかな?そうたのこと忘れないかな?私はあの時にもっと話して忘れられないような記憶にしとけば良かったと強く、強く思った。
どうもです!感想に有難いご指摘いただいたので今回から仕様を変えていこうと思います!
今回から未来のかすみの心情を取り入れていこうと思いました。このシーンでフラグを立たせてどう言う状況なんだ!?どうなるんだかすみ!と思って頂けたら嬉しいです。話が進んであ、だからかすみはあの時…と前の話を振り返ってもらい楽しんで頂けたら嬉しいです




