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34 バルタザールの落杯






 北国の短い夏はあっという間に過ぎ、季節は秋になった。


 村の周りに広がっていた麦畑は夏の間にすっかり刈り取られ、群れを成した小鳥たちがせっせと落ちた麦を啄んでいる。


 領内総出で黒麦の収穫が行われ、今年も何とか予定通りの量が確保出来た。だが来年から納める税の事を考えるといくらあっても足りない。


 納税の切り札となる白麦も約8割が収穫出来た。その全てを種籾とするので来年の収穫はさらに増えるだろう。

 しかしここで焦って白麦で税を払ってしまうのは時期尚早だ。

 もっともっと量を増やし、たとえ不作になったとしても余裕を持って税を納められるまでにしなければとアルは考えていた。

 なので来年は…いや、この先2〜3年はギリギリの領運営になりそうだ。


「3列縦隊、整列ッ!」


 村ではヴァイツェッカー兵達が整列し、出発の号令を待っていた。

 フェルマーたちヴァイツェッカー兵による街道整備はこれまでに2回行われ、今回で3回目。この整備で今年は終わりの予定だ。

 

 いずれもアルたちの住む村からヴァイツェッカー領までの道を歩いて整備していた。

 本来ならヴァイツェッカー領と村、そして港を結ぶための道なのだが、未だに港の建設地が決まっていないので村とヴァイツェッカー領を往復している状態だ。


 アルとしては早く港の場所を決めて建設作業に入りたいのだが、そう簡単には行かない。

 何箇所か候補地は見つかっているが、最終的な判断は港についての知識とノウハウを持っている『海運諸王』トールキンからの使者を待たねばならないからだ。


 なので今はヴァイツェッカー兵200人による行軍訓練によって『道を踏み固める』作業中だ。人が歩くことで草が減り、地面が硬く整えられ新たな草が生えにくくなる。


 前回までは2列縦隊での行軍だったが、今回からは3列縦隊に増やし道幅を広げる事になった。

 いずれは4列5列と増やしていき、上りと下りで馬車がすれ違えるまでにしていく予定だ。


 アルの理想では最終的に石畳を敷いた立派な道にしたいのだが、この長い街道を全て石畳にするのは難しいだろう、とフェルマーに言われてしまった。

 まずは広く整備された道をヴァイツェッカーまで繋げる事が急務だ。その後の事はその時考えればいいだろう。

 しかしそれだけでも実現するには年単位で時間がかかる。


「今回はよろしくお願い致します、ディルトラント殿」


「こちらこそお願いします、フェルトマイトさん」


 フェルマーは兵達にフェルトマイト・ヴァイツェッカーという名を明かし、ヴァイツェッカー家の嫡男として兵を率いている。

 彼としても200人の兵を率いるのは初めての経験だったのでその訓練にもなっているようだ。


 そして今回の整備からヘイルムーン兵も加わる事になった。

 厳しい人員を何とかやり繰りし、50人の若い男たちを集める事ができた。


 そのヘイルムーン兵を束ねるのはもちろんディルトだ。

 ディルトの方も50人もの兵を率いての行動など初めてなのでフェルマーに色々教わっているようだ。

 そしてディルトを補佐する副官には期待の若手としてルートが抜擢されていた。


「ルートさん、こちらの準備は?」


「ルートヴィヒ以下ヘイルムーン兵50名、完了しています」


 ルートは精悍な顔を引き締め答える。今回は領主と配下という立場なので、流石にいつもの砕けた口調ではなく畏まった話し方だ。


「それじゃレーテ、アル。行ってくるよ」


「うん、気をつけてね。あんまりルートさんに迷惑かけちゃだめよ?」


「行ってらっしゃい! ルート、お父さんをよろしくね」


「おうおう、任せとけ」


 ルートはニカっと笑うとアルの髪をぐしゃぐしゃに撫で回した。頭ががくんがくんと揺れる。


「ぶわーっ! やめろーーーっ!」


 その様子をレーテやニーナ、ディアドラが見て微笑んでいる。

 エイルはと言うと「いいなー私もアルの髪を撫で回したいなー」と思いつつも無表情で悶えていた。


「あ、あれー? 僕がお世話される方なの?」


「当たり前じゃないですか何言ってるんですか? それより皆さんお待ちですよ。ディルトラント様が行かないと出発出来ないんですから急いで下さい」


「ア、ハイ………じゃあ、出発しようか…」


 ニーナにそうせっつかれたディルトは最後にレーテと向き合い、大きなお腹を締め付けないように優しく抱きしめる。


「行ってくるね。アルの時は立ち合えなかったから、今度こそ一緒に居たかったのだけど…」


「大丈夫よ心配しないで。ちゃんとあなたが帰って来てから産むから、私に任せて!」


「えっ? そんな事出来るの!?」


「ふっふーん、気合で!」


 鼻息荒くそう宣言するレーテ。その自信満々な姿を見ていると本当に出来そうな気がするから不思議だ。


「とにかく、こっちの事は心配しないでお仕事頑張ってきてね!」


「…うん、それじゃ行ってきます。アル、お母さんを頼んだよ」


「うん!」


 ディルトとフェルマーに率いられた250人の兵が行軍を開始する。このままゆっくりと2週間かけてヴァイツェッカー領まで進み、帰りはヘイルムーン兵だけで行軍する予定だ。


 冬の間は深い雪によって戦争は起こらないためフェルマーとヴァイツェッカー兵は一旦帰郷する事になる。来年の春、雪が溶けてからまた合同で街道整備を行うつもりだ。


「もしかしたら今年になるかもって思ってたけど、大丈夫そうかな…」


 アルはヴァイツェッカー領へと南下する部隊が見えなくなるまで見送った後、反対の北の空を見上げながらそう呟いた。

 そんなアルの事をエイルが不思議そうに見つめる。


「…アル? なにが?」


「んーん、何でもなーい!」


 北の空には冬の訪れを予感させる、暗く重い雲がゆっくりと広がりつつあった。

 まるで何かの暗示のように、ヘイルムーンへと。











 アルテリーゼ王国首都に建つ、双頭の城ノルバレン。


 かつて王国を白麦の一大産地にまで押し上げ、そして他国の侵攻から国を守り切った偉大なる『兄弟王』が建てた城だ。

 双頭の城と呼ばれる通り、2本の高い尖塔が並び立っている。


 夜も更けた頃、その城の自室にて国王バルタザールはソファーに深く沈み込み、酒の入ったグラスを傾けていた。


 非常に貴重な、透き通ったガラスで作られた杯。

 海運諸王トールキンから親交の証として贈られた、文字通りこの国に2つと無い品だ。


 バルタザールはそのグラスを目の高さまで掲げ燭台の灯りに照らす。

 すると光を受けたグラスに琥珀色の酒が映り込み、なんとも言えない艶やかな情景を見せた。

 木や陶器、金属ではない透明な杯に入れられ、初めて本当の酒の色が人の目に晒される事になった。


 バルタザールはこの国で唯一、酒を目で楽しむ事を知っている者だ。その優越感は酒の味を更に深いものにした。


「くっくっ…」


 バルタザールは珍しく上機嫌に笑った。

 酒を口に含み、ゆっくりと転がすように味わい嚥下する。そうしてから机に置かれた一枚の報告書を手に取った。


「ゲオルグ、これを読んだか?」


「はい」


 答えたのは対面のソファーに座る細面の男。

 バルタザールより幾分か若いが、その顔には深いシワが刻まれ一筋縄ではいかない相手だと一目で分かる。

 不健康そうな青白い頬はナイフで削ぎ落としたように痩せこけ、鋭い目は落ち窪み濃いクマが出来ていた。

 頭髪が薄いことも相まってまるで骸骨のような見た目の男だ。


 彼の名はゲオルグ・マクファーソン。

 バルタザールの秘書官を長年務める腹心中の腹心。そして何を隠そうフィンドルトの父である。

 

 今は職務の時間ではないのか、手には酒の入った金属の杯を持っている。秘書官としてではなく『王の友人』として酒を酌み交わしているのだろう。


 ゲオルグはバルタザールの示した報告書に目を落とす。

 そこには『カルディア帝国がクロトミュスコフとの国境に軍を配置』と記されていた。


「これの意味が分かるか?」


「…ご説明をお願い出来ますか?」


 長年政治の世界で生きてきたゲオルグが分からない訳が無い。

 だがここはバルタザールが説明したくてわざわざ聞いてきたのだと理解していた。


「これはカルディアからの明確な支援だ。アルテリーゼとカルディアの間に国交は無いが、我らがトールキンと手を組み北方航路…カルディアにとっては『南方航路』か。それを開拓しようとしているのは伝わっているだろう。それについての答えだ」


「………」


「これでクロトミュスコフはアルテリーゼに侵攻出来なくなった。つまり―――」


 バルタザールはグラスに残っていた酒を一息で飲み干し、熱い吐息と共に言葉を吐いた。


「戦争は無くなったぞ」











「そもそもカルディアが極東の島国を欲しがっているのは『東回り』で南方諸国と貿易する為だと聞く。その為極東の蛮族と長年争っているともな」


 そこにアルテリーゼがトールキンと手を組み、北方航路を開拓しようとしていると情報が入ればどうするか。


「カルディアは少し兵を動かしクロトミュスコフを牽制し、アルテリーゼに攻め込めないようにするだけで良い。そうすればじきにヘイルムーンに港が建設され航路が完成する。時間は掛かるが、カルディアは何の苦労もなく『西回り』で『南方航路』を手に入れられるわけだ」


 戦争で極東の島国を手に入れる、ある意味力ずくの『東回り』と、クロトミュスコフとの国境に軍を配置しアルテリーゼに攻め込めないように牽制し、ヘイルムーンに港が出来るまでただ待つだけの『西回り』。


 カルディアとしては選択肢が増えるだけでも歓迎だろう。

 だがもし両方とも手に入れられれば東西の航路で南方諸国とその中継地で貿易し、莫大な富を得られる事になる。


 得られるのは富だけでは無い。

 カルディア帝国という巨大な国の影響力が南方諸国………いや、大陸全土に広がるかもしれない。

 その時アルテリーゼが南方航路の寄港という重要な立ち位置を手に入れていれば。カルディアに飲み込まれず、また属国として支配されるという事態は避けられるだろう。


「極東の蛮族との戦は激しいと聞き及ぶ、10年20年では終わらぬとな。またカルディアは国が大き過ぎるが故に内憂も多いとの噂だ」


「なんでも、立太子で揉めているとか」


「あぁ、王位継承のいざこざはどの国どの時代でも変わらぬ。『統一王』という有名過ぎる前例が有るにも関わらず、な」


 『統一王』とは300年ほど前、この大陸を統一せしめた唯一の王の事だ。

 誰にも成し得なかったその偉業と共に、後継者を指名せず逝去した事によるその後の跡目争いはあまりに有名だ。

 各地で『統一王の庶子』を名乗るものが現れ、後継者争いは大陸全土を巻き込み泥沼化。結局わずか20年余りで統一王国は滅び、大陸は再び戦乱の世に逆戻りした。


 その戦乱で滅んだ国、または生まれた国は数多い。

 アルテリーゼもその戦乱によって生まれた国の一つだった。


「それと未確認の情報だが、今回動いた軍を率いているのは第二王子との報告も受けている。まぁ十中八九箔付けの為だろうがな。ここで軍を指揮した実績を作り、後継者争いで一歩先んじたいと第二王子派が考えたのだろう」


「そのカルディアの動きに反応してか、クロトミュスコフが我が国との国境付近に兵を動かしたとの報告が数日前に届いていましたが。確か…あぁこれですね。国境守備隊のオルステッド・ストレイフ殿からの伝書鳩です」


「知らん名だな。まったく、早とちりしおって…」


 バルタザールはその文を一瞥し、フンっと鼻を鳴らした。


「…確認を取らなくても宜しいのですか?」


「構わん。カルディアがクロトミュスコフとの国境に軍を展開しているのだぞ?そんな時にそれを無視し、こちらに攻め込んだらどうなる?」


「ふむ、逆に攻められるでしょうな」


「その通りだ。がら空きになった国内をカルディアに切り取られるであろうよ。そんな事も分からんほどオルテネアもバカではないわ」


 バルタザールは自分の宿敵とも言えるクロトミュスコフ国王、オルテネア・ド・クロトミュスコフの忌々しい顔を思い出す。

 長年争い、そしてこれからも争い続けるであろう憎い相手だが、だからこそ過小評価せずある意味では一定の評価をしていた。


「大方国境付近に配置されたカルディア軍を牽制する為に兵を動かしたのだろう。わざわざこちらに見えるような行軍ルートを選び、我らに警戒や勘違いをさせる為にな。ヤツらしい陰険な嫌がらせだ!」


「なるほど」


 カルディア側に攻め込む意思は無いにしても、国境付近に軍を配置されればクロトミュスコフとしても何らかのアクションを起こさなければならないだろう。

 しかしそれはカルディアの思惑通りに事が進んでいる事の証だった。

 カルディアとしてはクロトミュスコフの兵を国境付近に釘付けに出来ればそれでいいのだ。


 国境付近にいるカルディア軍を無視しヘイルムーンに攻め入れば、ガラ空きになったその隙にカルディアに攻め込まれるかもしれない。そう思わせるだけでアルテリーゼへの支援は完遂する。


「そういえばフィンドルトからの報告書も届いていましたが、お読みになられましたか?」


「あぁ、ヘイルムーンの白麦の件か。一時はどうなるかと思ったが…何とかなりそうではないか」


「…えぇ、そうですね」


「何だ? 何かあったか?」


「いえ、報告書については特に何も。ただいつもの手紙ではフィンドルトが『私はいつ中央に戻れるのか』としつこく聞いていたのですが、今回はそれが無かったので」


「ふむ、諦めたのではないか?」


 ゲオルグは顎に手を当て思案する。

 あのフィンドルトが、再三中央に戻りたいと訴えて来ていた息子がそう簡単に心変わりするだろうか。

 そもそもヘイルムーン行きを渋っていたフィンドルトを『ここで役目を果たせば秘書官に推薦する』という約束で釣ったのはゲオルグ自身だ。


 しかしいくら考えた所で答えは出ないだろうと諦め、酒を一口だけちびりと口に含む。


「…まぁ息子の事はいいでしょう。それより報告書と同時に届けられたヴァイツェッカーからの文ですが、こちらの方は」


「ヘイルムーン家との婚姻か。ヴァイツェッカーめ、無茶を言いおって…」


「無茶ですか。有事の際にヴァイツェッカーからの救援がスムーズに行きそうですが」


「隣の領だぞ? あまりに距離が近すぎるわ。カルディアのお陰で有事など起きんし、そして何より力を持ち過ぎる。将来ヘイルムーンに港が作られ交易が始まればこの2領で癒着が起こるだろう。現領主のリンクレットはそんな事が出来るほど腹黒くはないだろうが、その次は分からん。次代にわざわざ憂いの芽を残すと思うか?」


「では婚姻許可を与えないのですね」


 そう確認されたバルタザールはニヤリと口髭を歪ませた。


「………とまぁ、普通なら考えるだろうな。だが今回は特例として許可を与えるつもりだ。『本来なら認めぬが、長年の武功により特別に許す。今後も変わらぬ忠義を示せ』とヴァイツェッカーにたっぷりと恩を押し付けてな。すでに文はしたためたゆえ明日にでも送れ」


「はっ、かしこまりました」


 くっくっと意地の悪そうな笑みを浮かべているバルタザールを見て、ゲオルグは『どうせまたろくでもない事を考えているのだろう』とため息を吐いた。そしてそれに巻き込まれる事になるヴァイツェッカーに同情を寄せる。


「そういえば相手のディルトラントの息子だが、何と言ったか」


「あぁ、それならば確か―――」


 しかし、ゲオルグはその言葉を続けられなかった。


「も、申し上げますッ!」


 ノックも無く国王の私室に一人の騎士が飛び込んで来た。ここまで走って来たのかゼーゼーと息を切らし、手には折りたたまれた羊皮紙を握りしめている。


「何だ騒々しい」


 突然の出来事にバルタザールは苛立たしげにグラスを傾け、それが空だったことに舌打ちし入室して来た騎士を睨みつける。


 しかし騎士は怯む事なく、いやそんな些事には構っていられないといった切羽詰まった表情で叫ぶ。


「こ、国境守備隊のオルステッド殿からの早馬ですッ!」


「オルステッド…? あぁ件の報告のヤツか。クロトミュスコフの策略にまんまとはまりおって…」


 そう忌々しく呟いたバルタザールは陶器の瓶を取り、手ずからグラスに酒を注いだ。


「普段と違う事が有れば報告するのが国境守備隊の義務ですから、仕方ないでしょう」


「…フンッ、そんな事は分かっておるわ。それで? 何があった」


 入室した騎士は荒く息を吐き、握りしめたままだった文を開き室内が震えるほどの声で報告する。


「クロトミュスコフ軍が緩衝地帯の中洲に架橋を開始ッ! それを確認後こちらの国境守備隊も架橋! すでに両軍とも上陸を果たし、戦端が開かれているとのことですッ!」


「………」


「は?」


 バルタザールとゲオルグは今の言葉が理解出来なかったのか、2人揃って呆けた表情で固まった。


「なお文にはヘイルムーン卿、ヴァイツェッカー卿の署名も書き加えられております!」


 つまり国境守備隊からの文を受け取ったディルトラントとヴァイツェッカー卿がその文に署名し、そのまま王都へと寄越したのだ。

 印章を押す時間すら惜しい、まさに緊急事態の対応だった。


「………」


「へ、陛下!」


 表情を無くしたバルタザールの手からグラスが滑り落ちる。

 この国に一つしか無い、自慢の一品であった透明なガラスの杯。そのグラスが激しい音を立てて砕け散った。


 これが後に『バルタザールの落杯』と呼ばれる、歴史的事件の幕開けだった。






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