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6人の物語  作者: sanana
愛したい10のお題
11/26

貴方に言わなければいけないことがある

隆之の話です。珍しく、薔子に叱られてます。

「あー、今日も会えなかったなぁ。」

仕事を終えて帰る途中、ついそんな言葉をつぶやいていた。

時刻は午後11時。帰宅時間としては早いのか遅いのか。

某署捜査一課一係の刑事さんである俺、斉藤隆之にとって定時など

いつのことだかわからないなー、という感じである。

友人たちに9時5時の仕事のヤツが多くないのは、幸いなことだろう。

こんな時間からでも遊べるというのはうれしいことだ。

しかも今日は恐ろしいことに、明日は休みで友人たちも明日は休み、という偶然だ。

もう少し早く発覚していたら、多分無理やりにでもどこかに泊りがけで

遊びに行っただろう。

しかしわかったのが1時間前、しかもそのうちの1人が夕方から仕事、

ということで、仕方なくおとなしく飲むことになった。

「これから何時間飲むんだろうなー、いったい。」

待ち合わせ場所でもある行きつけのバーは、大酒飲み4人+1人のこの団体を

珍しく好ましく思ってくれているらしく、

こちらとしても大変居心地のいいバーなので大助かりだ。


「あ、来た来た、隆之ー!」

「おう!」

声をかけてきたのは佐伯薔子。

見た目は派手な美人だが、結構天然ボケであり、中身とのギャップが激しい。

仕事の時はさすがに見た目を裏切らないはっきりぶりなのだが。

これから会う友人たちは全員大学時代の同期だが、こいつと佐久間真理絵は監察医、

榊原海と遠藤光太郎は医者をしている。

そう、俺達が通っていたのは医学部で、俺も医師免許は持っている。

しかし子供のころからの「刑事になりたい」という思いを捨てきれず、急遽進路変更したわけだ。

薔子の勤める監察医務院は俺の所轄にあり、仕事でもよく会う。

海と遠藤が勤める病院も近所で、やはり仕事柄よく行くところだ。


「他のやつらは?」

「ええとね、海ちゃんと遠藤君はもうすぐ着くって、真理ちゃんはあと1時間くらい

 かかりそうって言ってた。」

「なるほどね。あ、どうも。じゃあ俺は合えばロックで、もしくはお勧めの飲み方で。」

いらっしゃい、と出迎えてくれたマスターに注文する。

最近はウィスキーに凝っているのをマスターは知っており、こういえば飲んだことがない

銘柄のものを出してくれるのだ。

「多分今日でうちにあるのは全部お飲みになってしまうでしょうね。

 そうしたら何を飲まれるか考えておいてくださいね。」

はじめたのはいつだっけな?結構な種類があると思っていたんだけど。

「意外と早かったなー。そうですか。どれもおいしかったからもう1周しようかな。」

「大酒飲みだー。。。」

「何を言う、俺はたいしたことないぞ。

 そもそも誰かさんと違って酔っ払ってどうにかなったことないしな。」

「悪かったわねー。今日こそ寝ないわよ!」

そんな二人のやり取りを受け、にこにことマスターが言う。

「隆之さんも意地悪ですね。薔子さんだって普通の人から見れば相当お強い方ですよ。

 ただ、他の皆さんがものすごくお強いだけで。」

そう、薔子は結構強い。他の飲み会で酔っ払ったことなどないらしい。

が、俺達と飲む時は必ず酔って寝る。

「特に真理絵と飲んでるときが一番寝てるんじゃないのか?」

「だって真理ちゃんはさー、あれ絶対意識的につぶしてるんだよ、私のこと。」

ぶつぶつ言っている薔子を横目で見ながら、またあの人のことを思い出す。

今日は夜勤だろうか、それとも家でちゃんと眠れているだろうか。

ふと目を伏せた横顔が思い浮かぶ。

静かで穏やかな暖かい風が心を吹き抜けるようだ。

そう、こっぱずかしい話だが、俺は今、薔子が言うところの「絶賛片思い中」だ。

相手は海と遠藤が勤める病院の医師で、2つ年上の、男性だ。


俺が好きになる人が同性ばかりだ、ということを意識したのはいつか覚えていない。

初恋は幼稚園の時、隣のクラスの美咲ちゃんという女の子だったわけだが。

別に隠すようなことでもないが、言いふらすようなことでもない。

友人達は知っているが、他は適当にごまかしている。

かくいう薔子も大学時代、俺に告白してくれたことがある。

薔子のことは大好きだが、恋愛対象としては見ることができなかった。

その後薔子と海はある年のクリスマスに同時にお互いをデートに誘い、

デート中に同時に告白すると言うシンクロっぷりで、現在に至る。

ちなみに遠藤と真理絵も大学時代からの付き合いだ。

・・・もしかして俺はダブルデートの邪魔をしているのか?


ふと気づくとぼんやり考えごとにふけっていたことに気づく。

焦って隣を見れば、薔子がにっこり笑いかけてくる。

「ごめん。」

「別にー。あ、そういえば聞いた?服部君今度結婚するんだってよ。」

何もなかったように薔子は話しかけてくる。昔からそうだ。

俺はたまにぼんやりと考え事をしてしまう癖がある。

過去それでどれだけの友人や恋人を無くしたことか。

でも薔子は、いや、薔子だけでなくこれからやってくる友人達はそんな俺を

そっとほっておいてくれる。

ある時薔子に聞いたら、

「だって、考え事することくらい誰だってあるでしょ?

 隆之はそれがわかりやすいだけだし。」

考え事してるときはそれに集中したいものね、と笑った。

告白を断る時、薔子と約束したこと、それは「一生友人でいる」ことだった。

薔子のためではなく、俺のために非常にうれしい約束だった、と今では思っている。


「こんばんはー。あ、隆之、今日は早かったんだね。」

「よう、海。遠藤の車で来たのか?飲む気だな、お前。」

「いや、今日は榊原の車で来たんだ。今日はもともと真理絵と飲む予定だったんでな。」

海と遠藤が到着する。

こいつらは優秀な外科医と内科医だ。

大学病院で研究を続けていくと思っていたが、大学の系列である今の病院に移ってきた。

派閥とかが苦手だし、と二人は言うが、大学を離れてもなお、この二人に対する

周囲の期待は変らないようだ。

学会での発表などはもちろんだが、

『すごーいね、きれいなお嬢さんとかに引き合わされているところを見ちゃったの。』

と、薔子が自棄酒に誘う電話をかけてくるくらい、海と遠藤は教授たちの娘婿候補

としても大人気らしい。

…そういえば、真理絵に自棄酒に誘われたことはないな。

遠藤とちゃんと話しあえているか、もしくは薔子を誘ってつぶして憂さ晴らししてるんだろうか?


遠藤と薔子が真理絵の噂をしながら注文をしているのを見ていると、

声をひそめて海が俺にささやく。

「あ、そういえば。石浜先生、今日出張から帰ってきたはずだよ。明日もう一日休んで、

 あさってから出てくるみたいだった。」

海の言葉に心臓が跳ね上がる。

「そうか、出張だったのか。ありがとう、海。」

海はもう少し何か言いたそうにしていたが、結局それ以上何も言わず席に着く。

遠藤と最近の話をしながら、いつの間にかまた俺は考え込んでいた。


石浜薫に出会ったのは、仕事で海や遠藤の勤める病院を訪れた時のことだ。

事件の目撃者である小学5年生の女の子に話を聞くためだ。

彼女はその事件で、足に怪我を負った。

運ばれたその病院で、既存の小児喘息が悪化し、入院となった。

事件のショック、足の怪我、様々な要因が考えられた。

しかし、俺は事件の解決を焦って、彼女の見舞いもそこそこに話を聞こうとした。

事件を解決することこそ、彼女の安心につながると思ったからだ。

そんな病室から、俺を叩き出して屋上でこんこんと説教をしたのが石浜薫だった。

彼は優秀な小児科医であり、彼女の主治医であった。

しつこく話しかけようとする俺を押さえ、彼は彼女にはにっこりと笑顔を見せつつ、

強引に俺を病室から出した。

いや、叩き出した、と言っても間違いではないだろう。

「また後で来るからね。」と言った口で、彼女には聞こえないよう、俺だけに言った。

「表へ出てください。」

「は?」

「この病室から出て行ってください。」

「な、何を・・・」

「これ以上話さないで、とっとと外に出てください。」

そうして、強引に、細い腕からは想像もつかないような力で、外に出された。


屋上に無理やり連れて行かれ、開口一番、

「これから私の言うことを聞いてもらえないのであれば、

 もうここには来ないでください。」

「どういうことですか。俺は事件の捜査を・・・」

「事件の捜査なんて、私にはどうでもいいんです。

 彼女の治療の邪魔です。」

「邪魔だって?」

そこからいくら何を言っても、俺の入出許可は下りなかった。

今になって冷静に考えると、どう考えても俺のやり方が悪い。

医学部に行って、病院で実習したこともあるのに、恥ずかしいばかりだ。

その時は、そんな簡単な事にも気づかなかったのだ。


彼女に会えないまま、俺は捜査を続け、結局犯人を逮捕することができた。

その頃には既に自分の間違いに気づいていた俺は、逮捕の報告をしてもらおうと、

薫さんに面会を求めた。

診療が終わったあと、診察室に通された俺は、最初に謝ることにした。

「その節は申し訳ありませんでした。」

薫さんは無言だった。

あまりに単純すぎただろうか、謝っても遅いといわれるのだろうか、

そんな不安から顔をあげると、その人はびっくりした顔でこちらを見つめていた。

「なんでそんな顔しているんですか?」

何か驚かせるようなことをしただろうか。

「いえ、今まで刑事さんをたたき出したことは何度もありましたけれど、

 謝られたのは初めてなもので、つい。」

彼はそう素直に言うと、そっと微笑んだ。


何度もたたき出したことあるのかよ、おい、って、ツッコミでも入れるべきだが、

・・・その顔にノックアウトされたのだ、今にして思えば。

俺は特別な信仰をもたないが、マリア様や菩薩のような微笑み、というのは、

こういうのだろう、と思わずにいられない顔だった。

今度は俺が無言になる番だった。

「気になっていたのです、あの後も。

 あなたが一生懸命だったことはもちろんわかっていましたし、

 榊原先生や遠藤先生も心配なさっていろいろ話してくれましたし。

 しかし、彼女にとっては、もう少し心を落ち着ける時間が必要だと思った。

 だから、どうしても許可を出すことはできませんでした。」

そして、捜査のお邪魔をしてすみません、と頭を下げた。


ますます驚いて、俺は声が出なくなった。

とはいえ、本来の目的を果たさなくては、気力を総動員して、俺は声を出した。

「犯人は捕まえました。」

そう言おうと思ったのだ。

それなのに次に言った言葉は

「あの、今晩、飲みに行きませんか?」

・・・何言ってんだ、俺。

「は?」

そりゃあ驚くだろう、そんなことを突然言われたら。

彼は顔をあげて、またびっくりした顔で俺を見つめる。

「いや、あの、えっと、そうじゃなくて。

 えーと、そう、犯人は無事に捕まえました。

 それを彼女に伝えてほしくて。

 もう怖い思いはしなくていいから、と。」

動揺は隠しきれないまま、それでも一気に言えた俺は偉いと思う。

「そうですか、それはよかった。彼女に伝えます。」


ほっと息をつく。これで今日の目的は終了だ。

謝ったし、伝えたし。

これ以上ここにいると、何を言い出すか自信がない。

「では、俺はこれで。」

さっさと逃げ出すに限る。

一礼し、くるっと踵を返した俺の背中に声がかかる。

「あのっ」

え?なんだ?

「はい?」

やっぱりあんなこと言ったから、怒られるんだろうか。。。

「ええと、9時くらいからなら行けますけど。」

は?

「あの、飲みに、ですが。そのくらいには今日は終わります。

 もし、よろしければ、ですが。」

ゆっくりと笑顔を作っていくその人の顔を、俺はじっと見つめていた。


その日以降、たまに薫さんと飲みに行くようになった。

彼も酒が強く、お互いかなり飲んでも決して酔いすぎたりはしない。

お互いに守秘義務のある仕事だから、仕事の話はしない。

適当に世間話をし、時には海や遠藤の話をする。

ここに連れてきたら随分気に入ったようで、一人でも来ているらしい。

薔子がたまたま一緒になった、と言っていた。


だからと言って、俺は何も伝えていない。

今は、まだ。

日に日にあの人への思いは増すばかりだが、さて、どうしていいものか。

今までも、好きな相手には好きだと言ってきた。

自分が好きになるのが同性だということで、いろいろ言われることもなかったわけじゃない。

大学に入ってからは、この友人たちにずいぶんと救われたこともある。

しかし、彼は医者だ。

社会的に地位のある人間だ。

将来のある人間だ。

別に自分がどう思われようと自分のせいだ、構わない。

しかし、あの人が誰かに何かを言われたりすることがあったら、

俺はどうしていいか分からない。

どう償っていいのか分からない。

まだまだ日本はそういう意味では狭い世界の部分もあるのだから。

だから俺は何も言えない。

そっとあの人が今日も無事で、穏やかに過ごせればいい、と、願うばかりだ。


また、ぼんやり考え事をしてしまった。

ふと横を見ると、じっとこちらを見ていた薔子と目が合う。

「隆之はさぁ、どうしたいの、いったい?」

「なんだ、いきなり。」

少し酔って目じりをほんのり赤くしたまま、眉根を寄せて薔子が小さな声で言う。

「あの人のこと、どうしたいの?このままなの?」


「どういう意味だよ。」

「あの人は、少なくともそういうことで人を区別したりしないよ。

 好きでも好きじゃなくても、ちゃんと答えてくれるよ。

 そういう人だって、隆之だってわかってるんでしょう?」

「薔子・・・。」

驚いて薔子を見つめる。

隣にいる彼女は170センチの身長だし、7センチヒールくらいはいているだろうから、

どう考えたって相当でかいはずだが、今はどう見ても小さい子供のように見える。

お前は何を言いたいんだ、いったい。


「何か言わなくちゃいけないこと、あるんじゃないの?あの人に。

 いいの?このまま手を離したら、もしかしたら一生会えないことだってあるんだよ?」

「なんでそんなこと言うんだ?」

「隆之が幸せじゃないと、つまんないんだもん、だって。」

ちょっとカチンとくる。

「俺が幸せじゃないって言うのか?」

しかし、たたみかけるように言い返される。しかも涙目だ。

「幸せじゃなさそうだよ、最近は。すぐ考え込んでため息ついて。

 考え事は構わないけど、ため息つくような考え事ばっかり。

 それっておんなじことぐるぐる考えているだけでしょう?

 そのままずっと考え込んでいるつもりなら仕方ないけど、

 いい加減考えるだけなのは終わってもいいんじゃないかと思うんだけど。」


・・・息をのんだ。

ぼんやり考え事が多いのは、昔からだ。

しかし、考え事の後に、こんなにため息ばかりついているのはここ最近だ。

あの人のことをどうしたものか、と考えていると、ついため息が出る。

そんなところばかりを、薔子には見せていたらしい。


「おかしいよ、隆之。

 幸せになっていいんだよ、人は誰でも。

 隆之も例外じゃないよ。

 思いが通じなかったら、その人の幸せだけ祈ればいいんだ。

 悲しくても辛くても、その人が幸せでいてくれるなら、うれしいんだよ。

 そういうものだよ。

 言い過ぎなら謝るよ。

 でも、いつまでもため息ついていてほしくないよ、私。」


薔子に言われ、ふと周りを見ると、海も遠藤もこちらをじっと見ている。

海が薔子の頭を子供にするように優しくなでながら、にっこり笑って言う。

「薔子、そこまでだよ。わかってるんだろう?」

薔子はそっと目を伏せ、つぶやく。

「わかってるもん、これ以上は言わない。ごめんなさい、隆之。」


謝るな、薔子。お前が謝ることは一つもないんだから。

「ありがとう、薔子。」

「え?」

「マスター。会計お願いできる?俺の分だけ。」

遠藤が言う。

「ああ、それは大丈夫だ。

 ・・・行くのか?」

「ちょっとな、野暮用だ。真理絵によろしく。」

「久しぶりに会いたがってたから、多分ぶつぶつ言うと思う。

 そのうち面と向かって話してやってくれ。」

「了解!じゃ、俺、行くわ。」

俺はそういうと、カウンターから立ち上がる。

「隆之。」

海が呼びとめる。

振り向くと海と薔子、遠藤がこちらを見ている。

マスターまでにこにこと笑っている。

「いってらっしゃい、またね。」

薔子がにっこり笑って言う。

さっきまで泣いてたのにな。

・・・いや、俺が泣かしていたのにな。

ごめん、ありがとう。

軽く肩手をあげると、俺は外に出た。


なぜか軽く震える手で、携帯に電話をしてみる。

『はい、石浜です。』

「俺です、斉藤ですが。夜分遅くにすみません。」

『ああ、こんばんは。どうしたんですか、いったい?』

「今、どちらですか?」

『自宅です。実は出張で今日戻ってきたんですよ。』

「厚かましいお願いで恐縮ですが、これからお目にかかれませんか?」

『は?』

ここで、もう一度。勇気を奮い起さなければいけない。

薔子にもらった、みんなにもらった勇気を。

「貴方に言わなければいけないことがあるものですから。」

どんな結末になるにせよ、と、心の中でつぶやいた。


薫先生と隆之が初めて会った、事件関係の態度についても、それが正しいのか、許されるのか、とかわかってませんが。

まぁ、薫先生が患者第一だと思っていただければ。

そしてやっぱり刑事さんやらお医者さんの仕事全貌や勤務時間帯などなど、

自分の中でファンタジーだなー。

勉強不足ですみません。


これで「愛したい10のお題」終了です!

が、まだまだ続けていきたいと思います。

…これ、どうすれば章だてにできるのか分からないのですが、

引き続きご愛顧よろしくお願いいたしますm(__)m


お題は【Abandon】様よりお借りしております。

愛したい10のお題

http://haruka.saiin.net/~title/0/

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