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自動ドアの包容力たるや

作者: 昼月キオリ


コンビニ、スーパー、百貨店、本屋。

今や様々な場所に自動ドアはある。


透明なガラスは内側を見せてくれる。

なんてオープンマインドな性格なのだろう。

 

目の前に人が立つと文字通りドアが開く。


今日も自動ドアは私の為に開いてくれる。

ちょっと嬉しかったりしなかったりする。


そんなこと当たり前じゃんって?

ちょっと待ってよーく考えてみて。

この世に当たり前なことなんてない。


ただ一人の人間として立っている事実も

扉が自動で開いてくれることも

当たり前じゃない。


だって、その為には今日も生きてて

自動ドアは整備されて壊れずに生きてて

存在してる。

しかも自分を受け入れてくれるときたもんだ。


どんな人でも受け入れる包容力の大きさ

帰りはサラッと見送ってくれる。

来るもの拒まず去るもの追わず

凛とその場に立っている。


自動ドアの包容力たるや。


人にとっては取るに足らない話でも

人によっては取るに足る話かもしれないよ。


自動ドア、今日も私の為に開いてくれてありがとう。


 

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