捏造の王国 その58 やっぱり総理でいたいんだ!国民の命と健康守らないジコウ党政局狂騒曲
新型肺炎ウイルスの猛威に対し、医療崩壊、経済ダダ下がり、それでも国際大運動大会を強行し続けるニホン国政府。臨時国会の開催要求も憲法違反のガン無視を決め、総裁選の根回しにいそしむガース総理に、地獄からの警告が…
9月に入り、ようやく猛暑も一区切りとはいえ、新型肺炎ウイルスの脅威は日々拡大し続けるニホン国。大方の予想通りニホン株まで出現したものの、国際大運動大会第2部を国民、医師会らの反対を振り切って開催する政府他の関係者の横暴ぶりは相変わらずであった。そして
「ふう、ジモムラの出馬はなんとか取り消したし、キジダダへの牽制は済んだ。あいつら、いくら内閣支持率が3割切りそうだからって、私への伺いもたてず~」
と頭から湯気をだして勝手なことを言っているのは、現在のニホン国の総理、ということになっているガース総理。党の規則に従ってジコウ党総裁選に出馬しそうなライバルを先回りして潰すとは、さすがは好き勝手やりまくり、憲法無視しまくりの反社まがいの行い多々といわれるガース総理。
「ハギュウダンだの、あいつらで我が方を固めたとしても、サンカイ幹事長や、前アベノ総理に、アトウダ副総理らがどうでるか。やはりサンカイさんにはおりてもらって、アベノ前総理にか」
新型肺炎ウイルスに罹患し、症状がかなり重くなっても入院できずに自宅療養という名の国民見殺し状態をなんとかしようと思案するどころか、自らの進退に関する総裁選の布石を思案するガース総理。
「しかし、国際大運動大会もいま一つ人気のない2部のせいか、支持率も下がりっぱなしだい、いったい何が悪いんだ!ニホン国はメダル最多なんだぞ」
メダルで人は救えません、新型肺炎ウイルスは治療できません、もちろん医療崩壊も経済崩壊も防げません、妙なナショナリズムに酔いしれた人々を一時的にほんの少しいい気分にさせるだけです、をというごく当たり前のことを無視し、大会開催強行の余波でさらなる被害を出している自覚が全くないガース総理。
「野党は臨時国会開けというし、こっちはいろいろ大変なんだ!国会なんて開いている場合ではないんだ、総裁選がー」
総理は大変というが、国民は瀕死の大変さ。新型肺炎ウイルスの猛威に首都圏の病院はすでに稼働率200%かというほど。無事なのはオンミ会長の息のかかった病院とかぐらいで、すでに経営悪化倒産寸前、院長も医者も看護師も心身ともに疲労困憊。国際大運動大会2部前夜のバッハッハ会長の歓迎会にウキウキとして出席したトーキョーのオオイケ・リリィ知事の着物姿を足で蹴りたい、殴り倒したい、ひきずって患者に謝らせたいという意見続出というヤバい状況である。ごのギリギリ状況を危ぶみ、国民の悲痛な声に答えるため、国会を開いて、野戦病院づくりや医療体制の見直し、検査拡充に、各種、補償、給付金について話し合いたいと、野党議員らは至極まっとうな意見を出しているのだが、国民の命と健康より自己保身が大事な多数のジコウ党議員及びガース総理。
「くそ、あんまり国会開けというなら、開いたとたん解散だ。そ、そうすれば総裁選ものびて、私の支持率も回復するかもしれんし」
正統な国会の開会の要求を無視という憲法違反をやりながら、憲法のこじつけ解釈で自己都合国会解散をもくろむガース総理。
「し、しかし、今解散したら議席が6割減るかもといわれているし。こ、国際大運動大会開催のせいだとか、新型肺炎ウイルスの対策失敗のせいだとは言われているが、そ、それは私だけのせいでは!」
“でも、今の与党ジコウ党のトップて
、ガースさんでしょ”
と、熱々のハト麦茶の入った湯飲みの表面からご登場なのは、総理補佐官らを押しのけ、レギュラーの座を獲得した地獄の書記官。
「ぎゃー、またお前か、なんで、おまえばっかり。まともなニンゲンと相談もできんのか、私は!」
“あ、ヒドイ。シモシモダさんとか、マトモな意見を言う補佐官さんたちを遠ざけちゃうからでしょう、裏工作にこきつかってえ。耳の痛い意見でも、聞かなきゃだめですよ、ニシニシムラさんとかの話。ガースさんのためにいってあげてるんですから。私だって”
「いや、その彼らは連絡役とかいろいろしてもらっているだけで。なにしろ私も忙しいし」
“え、朝、ちょっと会合して官邸帰るだけーとか結構ありましたよねえ。まる一日のお休みは滅多にないみたいですけどお。その会合もオミウチみたいなあ、記者さんとかユーシキシャさんとかでえ。正統な学会論文の一つもないとか、学者としての実績怪しげというユーシキシャさんが多いみたいですけどお”
「そ、それでも疲れてるんだ!」
“そうですよねえ、大事な式典の原稿何回も読み間違えるしい、アベノ総理よりヒドイってはなしですよねえ。コピペの用意した原稿もまともに読めなかったわけですしい。顔色もひどいみたいですしい、まあ、あれだけ現世でも、あの世でも悪感情抱かれていればねえ。表立ってのノロイはまだ発動おさえてますけどねえ、やっちゃう人もいるでしょうねえ”
「な、何を不吉なことを!そ、総裁選の前に何を!」
“あ、ついにトーキョー株ができて国民が危ないっていうのに、自己保身が先ですかあ、これがトップなんてニホン国民の方々は気の毒ですねえ。まあ自業自得になっちゃうんですかねえ。革命どころか大規模デモもないし”
「ほ、法治国家だからな、ニホンは。そういえば亡者デモだってなかったろうが」
“あれはあ、さすがに、ヤバいって、奪衣婆さんらも中止を訴えたんでえ。いくらなんでも亡者が大量に現世に現れれば影響がでてえ、ウイルスでなくても死者がでるかもっていうことで、正論で説得しましたよお。ちなみにデモは法治国家ではちゃんと認められてますよ、ニホンは(国民)放置国家ですけど。ま、代替案もでましたしい”
「え、影響?まさか私が疲れやすくなっているのは、地獄の書記官、お、お前の」
“ま、可能性はありますねえ。でも、それってしょーがないですよお。なんたって今のジコウ党総裁はガースさんですからあ”
「わ、私が総裁だと、なんで仕方がないんだ」
“ですからあ、与党の名を笠に着てえというか、影の親玉のアメリカだかあ、中国だかあ、謎の国際組織だかの後ろ盾をえてえ、ニホン国民を苦しめるう、極悪組織の親玉ってことですよお”
「わー、なんてこと言うんだ!ジコウ党は与党だぞ!国民に選ばれた議員が一番多い!」
“得票数は野党のが多いそうですしい。ガワイ夫妻の大汚職選挙当選事件で明らかになった通り、お金とかあ、利権でえ票を買ってるわけですよねえ。ジコウ党の下部組織で雇ったインフルエンサーとか、実社会では何の影響力もないけどお、適当な言葉ちりばめて支持者あつめたグロゼさんとかあ、そういう人に煽らせてえ、野党勢力の邪魔しまくり、市民分断しまくるっていう卑劣な手を使ってですよねえ。下手するとアフリカの汚職独裁国家並みとかあ、まあ、だまされる方も悪いとは思いますけどお”
「まあ、確かにいろいろ根回しというか、その。いや、とにかくニホンの与党はジコウ党、総裁はそのトップで、すなわちニホン国のトップ」
“そういうわけでえ、悪の親玉には報いをっていうことなんでえ。ま、本来は国民が引きずりおろすなりなんなりするのが、正攻法なんでしょうけどお。この国で、ジコウ党にすりよったりするオスどもはヘタレだし、間違いに気が付いて、革命を起こすなんてことはないだろうし、メスもお、そのどうしようもないオスにつきあっちゃうんだろうから駄目だろうって。ま、そういう連中はそのうちウイルスで自滅するか、ほかの市民から正当な裁きを受けるだろうしいで”
「そ、そうか、それなら…。よ、よくない、わ、我々の、ジコウ党の支持者が、自滅って、し、死んだりしたら、ひょ、票が」
“支持者だけじゃなくて、ほら裏でつながってるメイジの党のハシゲンさんとかヨジムラさんとかもですけどお。でも、支持者が死ぬのはさすがに怖いんですか、実は結構死んだり、後遺症残ったりしてますけどね。しかし、その理由が自分の票が減るのが怖いからで、今まで支えてきた人々に寄り添う気持ちがゼロってさすが卑劣卑怯卑小なガースさんですね。罪深き亡者でも、それほど自分勝手なのはなかなか、いませんでしたよ。ま、最近は自分だけっていう超サイコパスも増えましたけど、あなた方のせいで。
「相変わらずいちいち嫌味を言わんでも。た、多少票が減ってもジコウ党は与党で」
“ただでさえ、予測6割減ですよねえ。で、そのうえ支持者が存在しなくなるんですから、もっと減りますねえ。もっとも、ジコウ党がまた勝ったら、さすがにN作戦発動になるかもしれませんけどお”
「N作戦?」
“ほら、ニホンの伝統のアレですよ、例の代替案。ちょうど、オオイケ・リリィさんが、Hさんの首塚動かしちゃったそうですし。いやニホン三大怨霊とか言われてる、あの人の塚を今の時期にやっちゃうなんて無謀というか。いっそ祟って私を止めてっていう極悪犯罪者にありがちな無意識の願望ってやつなんですかね”
「ま、まさかN作戦とは、の、の、のろ…」
“その通りでーす。私がはっきりいっちゃうと、それだけで官邸の皆さんがくらっちゃいますからね、今の状況では。なにしろ、こういうひどい目にあわせてくれとか、ああいう無残な最期を味あわせろとか、いろいろ要望がありましてね。自宅待機で亡くなった方に人気なのは、内緒で打ったC国製のワクチンと米製のワクチンで副反応の暴走起こして…”
「わー、い、言うな!き、聞きたくない!」
“そうですね、それは降りかかったときのお楽しみのほうがいいですものね。再選されたら、真っ先に、しかもたっぷりと味わえるかもしれませんよ”
「ひ、ひい!ジコウ党の総裁が、い、一番ひどい目にあうのか!」
“そりゃ、トップですから。まあアベノさんとか、サンカイさんとか、アトウダさんとかはほかの負の実績とかがありますんで、内臓が生きながら溶け、いや、あれは似非経済学者のダソナのダケナカさんに1年ぐらい恐怖と痛みに苦しみながらジワジワってやるべきって意見も。顔半分が膿崩れ…これはミズタ・ミャクミャクさんとかガタヤマさんとか女性陣にやれって…あ、自称国際政治学者のヨツウラ・ハリさんとか人まね絵描きのハズミさんにとか。拷問のバリエーションいろいろあるんで、どういう風なのがいいか、亡者間アンケートとか取ろうかって話も”
「そ、そんなもん、とるな!」
“あ、ご安心ください、ジコウ党総裁は全部まとめて最長期間って意見が大多数ですから、全部体験できます。拒否権はなしだそうで”
「ジ、ジコウ党総裁となったら、そんな目に」
“総裁にならないか、それともジコウ党が与党でなくなって、マトモな野党、シイノさんとかヤマダノさんとか、せめてエダノンさんとかが総理になれば、勘弁してもらえるかも”
「な、なんだとお!ジコウ党が下野だと、野党になるだとお!」
“そうすれば、も少しマトモなウイルス対策、経済対策するしい。国際大運動大会の赤字とやらも、組織委員会の不正ムダ金の件を追及して逆に委員会のモンリさん他から全額返還はもちろん逆に不正経理に対する賠償金をとるってウルトラCの裏技も使えますしねえ、利権関係ないから”
「そ、それは、その。確かに国際大運動大会には使途不明金がたくさん、でも、そのアベノ前総理とかサンカイ幹事長とか、広告会社の便通の…」
“そういうシガラミが、野党の党首さんたちにはありませんから、ジコウ党より遠慮なく追及して、お金返してもらえますよねえ。あ、このウイルス蔓延の責任もあるから、その分の賠償金も組織員会とかあ、関係者に出してもらえれば、国民一人当たり月最低15万、3-4年できるでしょうし。もちろんジコウ党の利権関係の方々も、責任とって、今までの議員報酬全部、あ、利権がらみまでいれますとお、アトウダさん一族やアベノさん一族他一族郎党の方に協力していただければウイルスが収まるまで余裕でベーシックインカムできます、これぞ世直しですねえ”
「ぎゃー、そ、そんなことされたら困る!」
“んじゃ、N作戦発動ですかねえ。ま、それも結構ヤバいことになるかもっていわれてますけど。治療もうけさせずに市民見殺し政府に祟るなら十分正統な理由があるってHさんもいってますし、九州に左遷のSさんも全国の受験生、ひいては未来の受験生である生徒たちのためという大義があるって参加希望してますんで、相当スゴイことに…”
「ま、まさかニホン国三大怨霊のうちお二方が…、う、嘘だろう」
“まあ、実際参加はどうなるかわかりませんけど、そうなったらニホン国のあなた方の支持者、支援者全員くらいますから、人口半減とかありえますし。それはいくらなんでも、って意見と、いまだジコウ党支持、太鼓持ちなんぞ消滅しても自業自得って意見で割れてますから”
「わー、な、なんでそんな大事に!」
“反対してたのに国際大運動大会強行したからですよ、ま、ほかにもいろいろ。とはいえ、国会開いてマトモな意見採用するとか総裁降りるとか、解散して下野するとか、まだ救いはありますから”
「ど、どれも嫌だー!私は総裁でいたいんだー」
降りてただの野党議員以下になるか、とどまってあらゆる報いを最大限に受けるか、冷めた湯飲みを握りしめ苦悩するガース総理であった。
どこぞの国では、国民の悲痛な声も要望も無視して、イベント開催、国会開催要求無視で与党の方々が権力闘争やってるそうですが、民主主義国家やめるんですかねえ。親玉のアメリカさまは都合が悪くなると、切り捨てーというのが、内外にわかりつつあるいま、自分らだけは大丈夫だと思ってるんでしょうかね。まあ、それでも国民が支持しちゃうようなら、国民もねえ、ってことになるかもしれませんが。