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#77 魔女対妖精

「オ、オパ、オパ、オパナタレイヤ、バラダノーム…」

「オパオパうるさいわね!あんたが王国の魔女なんてたいしたことがない、なんて言うから、勝負しに来てやったのよ!」


つまらないことでキレるマデリーンさん。でも多分、「オパ」とは「お前」や「あなた」というような意味なのだろうと思う。おそらく、お前らなにしに来た?といってるようだ。


一等魔女8人がホウキやスティックにまたがり空中に浮いている。下には二等魔女7人に、私とシェリフさん、フレッド、それにカトリーヌさんが控えている。


いきなりたくさんの魔女を連れてきたため、想定外の事態に王は動揺している。


そこに例のリトラ王国最強の妖精さんが現れた。こちらのたくさんの魔女を見て、彼女は後ろを向いて叫んだ。


「オ、オパ!ナハヤネーイヤ!」


すると奥から4人の木の枝にまたがった妖精が現れた。どうやらこの王宮にいる仲間を呼び寄せたようだ。


対峙する王国魔女とリトラ王国の妖精。しばらく空中でにらみ合いが続く。


鬱顔のサリアンナさんに泣き顔のロージィさんを除けば、皆険しい顔でにらみ合っている。


しかし、ここからどうするつもりだろうか?まさか殴り合いを始めたりしないよな。


すると、銀色の髪の妖精さんが口を開く。


「私、ちょっとならお前らの言葉わかる。われら妖精とお前ら魔女、魔力で勝負、どうだ?」

「いいわよ!で、何をするの!?」


なんだ、こっちにも言葉がわかる人がいたのか。しかもこの国最強の妖精が言葉の通じる相手だったとは。


「妖精は速さが命。こっちとそっちで一番早い者同士の勝負。どうだ?」

「いいわよ!じゃあ、私が相手ね!そっちは!?」

「リトラ王国最速のヨーハンナが相手。ここは狭い、外でやる!」

「いいわよ!行きましょう!」


ふわふわと魔女達と妖精達が外に向かう。地上の我々と、王と数人の衛兵もぞろぞろと外に向かう。


王宮を出た魔女と妖精。一旦地上に降り立ち、マデリーンさんが前に出た。


「だ、大丈夫なの?マデリーンさん。」

「大丈夫よ!王国最速の魔女の力、見せてやるわ!」


勝負に臨むマデリーンさんに声をかける。そういえばマデリーンさん、今まで勝負を受けたことはあるが、自分から勝負に出たのは今回が初めてだ。


銀色の髪の妖精さんは、4人の妖精の1人に向かって叫ぶ。


「ヨーハンナ!サックレーヤ!」


なんとなく何を言ってるかがわかる。ヨーハンナという妖精にやっちまえ、とでも言ってるのだろう。呼ばれた妖精さんが前に出てきた。


空中で並ぶ最速の魔女と妖精。マデリーンさんが銀色の髪の妖精に向かって叫ぶ。


「準備はいいわよ!合図はどうするの!?」

「私が腕下ろす。それが合図。」


そういうとその妖精さんは腕を上げる。


「ヤンナ!」


掛け声とともに、妖精さんの腕が振り下ろされる。2人は同時にスタートした。


あっという間に飛び出す2人。ものすごい勢いで飛んでいった。


ヨーハンナという妖精は、この王国で最速というだけあって速い。ここの妖精のレベルは、確かに高い。


が、残念ながらマデリーンさんの敵ではなかった。最大速力90キロのうちの魔女に、あっという間に引き離される。


「あははは!どう!?私についてこれるかしら!?」


急上昇に転じるマデリーンさん。ものすごい上昇力だ。ヨーハンナさんも追尾するが、追いつけない。


ただでさえ速いマデリーンさん。おまけに地球(アース)401の研究所でチューニング済み。とても敵う相手ではないだろう。


しばらくすると、すごい速度で降りてくるマデリーンさん。勝負は決した。


「どうよ!これが王国最強の魔女の力よ!」

「ハ、ハーデス…なんてこと…まさかヨーハンナより速い魔女がいたなんて…」


すると銀色の髪の妖精さん、前に出てマデリーンさんに向かって手を差し出す。


「私はベルクソーラ!私の力を見よ!」


そういうと、手をゆっくりと上に動かす。その手に合わせてマデリーンがゆっくりと持ち上がる。


「どう!?私は物を浮かせること、できる!お前、私から逃れられない!」


まずい…マデリーンさんが取り込まれた。だがマデリーンさん、涼しい顔でベルクソーラという妖精さんを見下ろす。


「ふーん…これがあなたの力ね…確かにすごいわね。でも!」


そういうと、突然パチっという音と共に、マデリーンさんとベルクソーラさんの間に青白い光が走る。


その直後、マデリーンさんは着地する。それを見たベルクソーラさん、再び手をかざし動かすが、マデリーンさんはビクともしない。


「ハ、ハーデス!?なぜ動かない!?」

「あんたの魔力は見切ったわ!そんな手は二度も効かないわよ!」


すごい、マデリーンさん魔力を跳ね返してるんだ。これにはベルクソーラさんだけでなく、リトラ王国の王と他の妖精達は驚愕した様子でこちらを見ている。


「じゃあ、今度はこっちの番ね!ペネローザ!」

「は、はい!」

「持ち上げならあんたが得意よね。あそこにある大きな石像を、持ち上げちゃいなさい!」

「ええっ!?い、いいんですか!?あれ結構高そうなものですよ…」

「壊さなきゃどうということはないわ!やっちゃいなさい!」

「じゃ…じゃあ…」


恐る恐る石像に向かうペネローザさん。この石像、昔の王の姿だろうか?剣を持ち、王冠をかぶったその像の高さは、台座を入れて5メートルくらいはある。


その石像に両手を添えるペネローザさん。気合いを入れる。


するとその石像はめきめきと音を立てて持ち上がる。見た目ちっちゃくて大人しそうな魔女が、とんでもない重さの石像を持ち上げたから、その場のリトラ王国の人々は驚く。


「ハ…ハーデス!?どうなってる?あやつは何者!?」

「最強の二等魔女よ!どう?すごいでしょう!」


そして後ろを向いたマデリーンさん、今度はクレアさんとレアさんを呼ぶ。


「じゃあクレア!この辺りの雪をごっそり持ち上げてちょうだい!」

「はい!マデリーン様!」

「それからレア!あんた、この雪でいつものやつ、できる?」

「さらさらした雪ですから、できると思います。」

「じゃあ、なるべくでっかいのを作って!」

「は、はい!」


まずはクレアさんが登場。40センチほど積もっている雪に両手を当てて力を入れる。


「じゃあ、いきますよ~、はっ!!」


こちらもめきめきと音を立てて、周囲50メートルほどの範囲の雪を浮き上がらせた。ここから見ると、まるで雪の円盤が浮いているようだ。


レアさんはベルクソーラさんの前の歩み寄り、しゃがんで地面の雪に手を突っ込む。


すると手の上に雪が舞い上がって、徐々に球状になっていく。その球はだんだんと大きくなっていき、直径50センチほどの雪の球ができた。


派手さと繊細さそれぞれを持つ魔女の登場に、またまた王とベルクソーラさんは驚愕の表情を見せる。想定外の力を持つ魔女の登場に、リトラ王国側は動揺を隠せない。


一方で、他の魔女も自分の魔法を披露し始めた。私のすぐ後ろ付近では、ミリアさんが飛んでいる。ロージィさんもおいていかれまいと、泣きながらついていく。それにしてもミリアさん、随分と長く飛べるようになった。ミリア牛の威力だろうか?


アリアンナさんとサリアンナさんは2人でぷかぷか浮かびながら何か喋っている。アンリエットさんはフレッドを持ち上げて、エリザさんとキャッチボールのように投げ合っていた。


デーシィさんとシャロットさんは、レアさんのところで雪玉を作ろうと悪戦苦闘中。その横をロサさんとエマニエルさんがふわふわと飛んでくる。そして、エマニエルさんは急に素早く飛び始める。王都では思う存分飛べないので、ここで自分の力を確認しようとしてるようだ。ロサさんもそれを追いかける。


そこに、1つの大きなコンテナが現れた。空中に浮くそのコンテナの横には、アマンダさんがついている。


「ほら!もうちょっとよ!ちょい左!そこで目一杯吹かして!」

「分かりやした!いきますぜ~、でや!!」


パンッと乾いた音と共に、コンテナが一気に動き出す。ちょうど私のいる辺りまで来て止まった。


「シェリフ交渉官様にダニエル男爵様!お届けものです!今から降ろしますね!」


そういうとアマンダさんは手をゆっくりと下に動かす。それに合わせて、コンテナも降りてくる。そして、地面にガシャンという音を立てて着地する。


急に現れた巨大なこの大きな箱に、王と妖精達は何事かと見ている。上からアウレーナさんがアマンダさんのホウキに乗って降りてくる。ジーナさんもコンテナから離れた。


それをペネローザさんが持ち上げて、王の前まで運ぶ。そこでコンテナの蓋を外し、中を見せる。


「こちらへの贈り物です。地球(アース)401からと、この星の統一政府から、そして我が社からもささやかな贈り物を贈らさせていただきます。」


中はたくさんの小包が収められていた。寒い地方ということで、防寒着やマフラー、シチューやカレーといった体の温まる食べ物にお酒類、そして大量のポケットティッシュ。最後のがアイリスさんの会社のものだろう。


通訳が王にアイリスさんの言葉を伝える。すると、王はなにかを通訳に話す。その後、通訳から王の言葉を伝えられる。


「お前達のように、妖精を大事にしている人々がいることはよく分かった。ならば、我々も統一政府とやらに参加することにいたす、です。」


この元気な魔女達を見て、ようやく王も頑なな態度を改めて、交渉に入ることになった。これを聞いたマデリーンさん、喜んで私にしがみつく。


「きゃー!やったわ!私達のおかげね!」


急に抱きつくマデリーンさんを見て、ロージィさんやアマンダさんなど、私とマデリーンさんが抱き合うところを見慣れていない魔女達はちょっと驚いた顔で見てくる。


なによりも驚いていたのは、妖精のベルクソーラさんだ。抱き合う我々夫婦に向かって呟く。


「ハ…ハーデス…なぜお前ら、抱き合う?」

「はあ!?夫婦だからよ!別に変じゃないでしょ!?」

「ふ…夫婦!?魔女と人が、夫婦!?」


そんなにおかしなことだろうか?魔女を蔑視する国ならともかく、ここは魔女を妖精と呼び、大事にしている国だ。結婚くらい普通にするのではないか?


ところが、そうでもないらしい。聞けばこの国、魔女を神聖化しすぎた結果、よほど強い妖精でもない限り、結婚どころか、男の人となれ合うことすら許されず。ここにいる5人だけは、王族の血を受け継ぐことができる者として王宮内に住んで、王や王子のお相手をすることになっているそうだ。


なんだ、王国の魔女よりも不憫じゃないか?それじゃあまり大事にされているとは言い難いだろう。本当にこの国は魔女、いや妖精を大事にするつもりはあるのだろうか?


ともかく、これでようやくシェリフさんの出番だ。交渉を始めるきっかけを作るという私の役目は、今回もなんとか果たせた。


魔女全員とフレッド、アイリスさん、カトリーヌさんも連れて、駆逐艦0972号艦に戻る。寒いところにずっといたので、みんな食堂に直行だ。


マデリーンさんは相変わらずハンバーグだが、他の人はシチュー、ドリア、ラザニアといった身体が温まる食べ物を注文していた。


「んーんまいでふー!」


クレアさんだけは、大盛りのご飯を食べる。にしても、もう3杯目だぞ…よく食べるな。


「クレアもすごい力なのね。私驚いちゃった。」

「いやあ、ペネローザさんには敵いませんよ。あんな石像、よく持てますね。」


魔女達は思い思いに会話している。やはり似た能力を持つ者同士が固まっているようだ。


艦内の食堂はすっかり魔女だらけ。うちの艦の乗員は、この高密度な魔女に押されて食堂が利用できない。が、今回は魔女が主役。乗員には不便をかけるが、仕方がない。


そんな食堂だが、あぶれた乗員達は普段は珍しい魔女達に話しかけている。特にマデリーンさんには、多くの乗員が話しかけてきた。さすがは有名人。その度にいつものように自慢げに語り出す。


「それにしても、シェリフさん一人で大丈夫かな。」

「大丈夫でしょう。あんな冷凍チキンに、うちの豚野郎が負けるわけないわよ。」


にしてもアリアンナさんって、どうしてこう毒舌なのだろうか?ご主人は相変わらず豚扱いだ。同じ環境で暮らしたはずのサリアンナさんでさえ、それほどではないのだが…


「いやあ、今日はよく飛んだぞ!複座機以外であれほどスリリングな飛行は経験がないぞ!」


相変わらず調子よく喋るフレッド。だが、あれは「飛ぶ」というよりは「投げられる」だろう。旦那さんを容赦なく投げるアンリエットさんに、少し不安を覚える。


そのアンリエットさん、大好きなクレープを食べている。ただしそのクレープはいわゆるスイーツではなく、肉やソースなどを使った温かいクレープ。別にクレープである必然性はないのだが、わざわざクレープをチョイスするあたり、アンリエットさんのこだわりを感じる。


思い思いに食堂で食事をする魔女達、私はその様子を眺めていた。が、そこに外で見張りをしていた通信士が私に連絡してきた。緊急の用件で、すぐに艦の出入り口にきて欲しいとのこと。


私は食堂からエレベーターに向かう。そこにマデリーンさんもついてくる。


「マデリーンさんはいいよ、食堂にいてくれても。」

「いいじゃない、たまにはあんたの仕事に付き合ってもさ。」

「まあそうだけど、外は寒いよ。」

「平気よ。防寒着もきてるし。」


一緒についてくるというので、2人でエレベーターで一番下まで降り、外に出た。


「あ…艦長。実はこの方が現れて、どうしても艦に乗せろというんですよ。」


通信士が指し示す先にいた人。それは銀色の髪の妖精さん、ベルクソーラさんだった。突然のリトラ王国最強の妖精の申し出に、私はベルクソーラさんに尋ねる。


「あの、それはこの艦の見学がしたいということですか?」

「違う。お前らの王国に行く。行って修行して来いと王に言われた。だから、この船に乗せて欲しい。」


ちょっと涙目で訴えるように話すベルクソーラさん。どうやら王が彼女に我々を探るよう命じたのではないだろうか?せっかく王宮入りした最高クラスの妖精から、急に知らない国に行けと命じられる。それが悔しいようだ。


こちらもまさかそんな結末を迎えるとは思ってもいなかったので、彼女の涙に少し罪悪感を感じてしまう。だがマデリーンさんは、彼女に向かって言う。


「なによ、めそめそするこたあないわよ!私についてきて!」

「分かった、ついて行く。」


マデリーンさんが、意気消沈しているベルクソーラさんを艦の中に連れて行く。


そのままマデリーンさんは、食堂に連れて行った。そこには、さっきまで争っていた相手がわんさか集まっている場所だった。食事・歓談中の魔女達が、一斉にこちらを向く。


その視線に、一瞬身構えるベルクソーラさん。だが、皆の顔が笑顔になり、緊張が解ける。


「さあ、なんでもいいから好きなもの選んでちょうだい!」

「選ぶ??どうやって??」


こういう機器に慣れていないベルクソーラさん。マデリーンさんが食堂前のメニューパネルを操作してあげる。


だが、そもそもパネルというものに驚いているベルクソーラさん。料理を選ぶどころではない。


「ハ…ハーデス…なんなの、これ!」

「なによ、決まらないの?じゃあ、私のおすすめを選んであげるわね。」


マデリーンさんが選んだのは、もちろんハンバーグだ。ベルクソーラさんは、マデリーンさんにされるがままだ。


それにしても彼女、さっきから何かに驚くと「ハーデス」という言葉を発する。いったいなんなのだろうか?文脈から判断するに、リトラ語で「信じられない」という意味だろうか?この先何度も聞けそうだ。


さてそのマデリーンさんおすすめのハンバーグを目に前にして、恐る恐る手をつけるベルクソーラさん。一口食べて、またあの言葉を発する。


「ハ…ハーデス!?こんな美味しいもの、初めて!」


ばくばくとハンバーグを食べるベルクソーラさん。白い肌と銀色の綺麗な髪とは対極の茶色いハンバーグを一心に食べている。


「どお!?美味しいでしょ!」

「美味い!私、もっと食べたい!」


さっきまで意気消沈していた妖精さんは、ハンバーグ1つで一気にその青い目の輝きを取り戻した。そして、2皿目のハンバーグを食べる。


周りの魔女や、うちの艦の乗員、それにアイリーンを連れてきたカロンさんに質問攻めにあう。言葉を完全に理解しているわけではないため、時々キョトンとしてることはあるが、概ね好奇心旺盛なこの魔女達や乗員を受け入れていたようだ。


で、この大量の女子軍団は、そのまま風呂に向かう。アイリーンら幼児も一緒に風呂に入って行った。


私はこの艦の艦長だが、実はこの艦の女子風呂の広さを知らない。これほどの人数がいっぺんに入れるくらい広いのだろうか?だが、彼女らは御構いなしに入っていく。


外から聞く限りでは、楽しそうな声が聞こえる。トラブルはなさそうだ。にしても、いくら心配だからといって女子風呂に聞き耳立てる艦長というのも、なんだかいやらしいな。


一緒に入ったラナ少尉によれば、特にトラブルなく和気あいあいと過ごせたそうだ。その詳細が気になるが、それ以上詮索するのはさすがにやめておいた。


で、そうこうしているうちにシェリフ交渉官と通訳達文官の皆さまが戻り、我々はいよいよ帰還の途につく。


「これより王都宇宙港に帰還する。両舷微速上昇!」

「機関出力上昇、両舷微速上昇!」


ゆっくりと浮上する駆逐艦0972号艦。この数時間の滞在で艦の上に降り積もった雪が舞い落ちる。


カトリーヌさん操縦の船もついてきた。そのまま2隻で王都に向かう。


さて、王都に新しい魔女、いや妖精が増えてしまった。この妖精の行く末はどうなるのか?そのうちこのリトラ王国に帰れるのか?艦橋の窓から不安そうな顔で、マデリーンさんと一緒に外を眺めているベルクソーラさん。この先のことは、彼女はもちろん、私も分からない。

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