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#64 領地争いと3人の魔女

季節はすっかり夏になっていた。今は7月、アイリーンが生まれて5ヶ月ほどになった。


だが、暑いのは季節だけではない。ここでも熱い戦いが行われようとしている。


ここは王国領内の南に位置するとある平原。ここで、アルヴィン男爵とマルコラス子爵との間で、領地争いが起こっていた。


この平原の領有争いだが、両貴族が兵を挙げて、平原の東西にそれぞれ陣を構え対峙しているところである。


西のマルコラス軍は700、一方の東のアルヴィン男爵は500。共に剣や槍、弓矢を備え、騎乗した騎士が前衛に立って睨み合っていた。


で、我が艦は両軍の間に降り立ち、これを牽制しているところである。


宇宙船が飛び交うこの時代に、剣や弓矢で決着をつけようとか、どういうつもりなのだろうか?


だがこの領有争いには、地球(アース)401の事情が多分に絡んでいる。この平原には、これまで何かあるわけでもなかったので、領地が隣接するこの両貴族とも、これまで特に境界線を決めていなかった。


が、ここにはロヌギ草群生地がある。昨今のロヌギ草ビジネスの拡大によって、この平原の価値が一気に上がってしまったのだ。


そこでマルコラス子爵は突然この辺りの領有権を主張し、ロヌギ草の刈り取りを始めた。これに異を唱えたのがとなりの領地を構えるアルヴィン男爵だ。


この辺りにはロヌギ草だけでなく、魔女の里もあった。ロヌギ草群生地にはよくある話で、実際サリアンナさんとロサさんもつい3年前まではここより北にあるロヌギ草群生地にあった魔女の里に住んでいた。


その魔女たちに仕事を与えて自活の道を切り開いていたのが、アルヴィン男爵だ。今もまだ3人の魔女が住んでいる。彼女らの生活を脅かすマルコラス子爵の行動を、男爵は見過ごせなかったようだ。


で、両者が兵を率いて対峙、通報を受けた軍は駆逐艦0972号艦を派遣した…というわけである。


駆逐艦が着陸するのを見て、マルコラス子爵とアルヴィン男爵がこちらにやってきた。2人を艦内の会議室に通す。


「防衛艦隊所属の駆逐艦0972号艦 艦長、ダニエルです。連合軍規第53条に基づき、停戦勧告にまいりました。これ以上の軍事行動を起こすならば、我々は防衛行動を取らざるを得なくなります。直ちに兵を撤退させてください。」

「何を言うか、こやつが勝手に我が領内に入ってきたから挙兵したのだ。追い出すなら、この生意気な男爵の軍の方であろう!」

「何を申されるか!ここには土着した魔女がいるのですぞ!それをこれまで放置しておいて、何が我が領内ですか!」


いきなり両者の意見がぶつかる。こういう争いごとは昔から絶えないようだが、今回は地球(アース)401も関わること。我々がいなければ起こらなかった争いだ。


ロヌギ草とは、この星でしか取れない固有種で、それ故にこの草の価値が上がっている。このため、マルコラス子爵のようにビジネスに乗り出そうという貴族は最近増えつつある。そういう私こそ、まさにロヌギ草ビジネスの火付け役だ。


一方でアルヴィン男爵の方は、どちらかといえば人道的な理由をあげている。だが、いくらなんでもたった3人の魔女のために領有権を主張するのは、ちょっと無理がある。


どう考えてもこの争い、身分の差もあって子爵の方が優勢だろう。だが、できれば男爵にもなんらかの花を持たせてあげた形で決着したい。


そこに、カルラ中尉が入ってきた。


「た、大変です!西側の軍が前進中!我が艦を超えて西側の軍と交戦する構えです!」

「直ちに艦載機を発進、これを押し戻すよう伝えてくれ。威嚇発砲も許可する。」

「了解!フレッド少佐に伝達します!」


これを聞いたマルコラス子爵が抗議してくる。


「おい!王国に男爵ごときが、わしの兵を脅すとは何事であるか!」

「私は王国の貴族であると同時に、帝国、王国も参加されているこの星の統一政府軍の一員です。軍規に基づく行動は、国王陛下ならびに帝国皇帝にも承認された権限です。ここはご理解頂きたい。」


しばらくすると、カルラ中尉が戻ってきた。


「西軍は後退しました。両軍ともに元通りの場所に移動を確認。現在、西軍側は鶴翼陣形で展開しておりまして…」


カルラ中尉がテーブルの上のパネルに地形図を表示して、現況を報告する。


そのカルラ中尉を見たマルコラス子爵。突然、カルラ中尉に向かってこんなことを言い出す。


「おい、娘。お前、わしの側室にならんか?」

「はえ!?」


子爵の言葉に、カルラ中尉は混乱する。


そういえばカルラ中尉、今日はいつもの伊達眼鏡をしていない。おまけに髪もすっきりしている。これはまずい、今日のカルラ中尉は貴族受けモードになっていた。


「あ、あの、側室って…」

「わしの第2夫人じゃよ!お主の美貌ならば、わしの妻にふさわしい!もしわしのもとにくるならば、この領地など男爵にくれてやっても良いのだぞ!」

「子爵殿!私の部下を争いの道具に使わないでいただきたい!」

「わしは別に道具になぞしとらん。ただ、そういう道もあると言っとるだけじゃ。だが、この争いごとは収まるし、この娘も子爵の夫人という名誉も得られる。悪い話ではあるまい?」


この子爵、なかなか狸親父な貴族だ。人の人生がかかるようなことを平然と言ってのけ、それを最良の方策であると言い張る。


いきなり主役に躍り出たカルラ中尉、だが、この策士は戦闘以外のことにはめっきり弱い。政治的な決断を迫られて、泣きそうな顔をして訴えるように見つめてくる。


その時だった。


「子爵殿!私が手を引く!それでよろしいか!?」


突然、アルヴィン男爵が叫ぶ。


「それは構わんが、なんじゃお主、もしかしてこの娘を嫁にと思っとるんか!?」

「貴族のわがままごとに、1人の人間の人生を天秤にかけるが如く所業は、看過できない!だったら、私が手を引く!それでよかろう!」


この勢いに押されて、マルコラス子爵も同意した。


魔女の件は、アルヴィン男爵が預かることになった。元々男爵はこの領地には興味がなかったようで、大義名分ではなく、本当に魔女のことを守るがために挙兵したらしい。


いまどき珍しい正義感の持ち主である。だがこの男爵、すっかりうなだれてしまった。


「ああ、私は結局、3人を守ってやることができなかった…」

「あの、アルヴィン男爵殿?魔女達は王都に連れて行ってはダメですか?それくらいなら、私もなんとか口添えしますけど…」

「彼女らは、魔女であるがゆえに人里離れて暮らしているのです。それを王都に連れて行こうものなら、いったい彼女らにどれほどの心労がかかることか…第一、私には彼女らを王都に来てくれなどと説得することができない。」

「いや、説得ならできますよ。」

「なに!?本当ですか、ダニエル男爵殿!」

「実はこういう時のために、ちゃんと手を考えてあるんですよ。任せてください。」


まず、アルヴィン男爵には軍の撤退をお願いした。500人の兵が領地に向けて動くのを見届けた後、アルヴィン男爵を乗せ、駆逐艦をその魔女の里に向ける。


「ダニエル男爵、あそこの集落が魔女の里です。」

「了解しました。ではあそこの横に着陸します。両舷前進微速、魔女の里に着陸する!」

「面舵15度!両舷前進微速!」


巨大な駆逐艦0972号艦は、そのこじんまりとした魔女の里に降り立つ。


地上では、誰かが慌てて飛び出してきた。おそらくあれがあそこに住む魔女だろう。それを見て私は、スマホでメッセージを送る。


さて、魔女の里に到着した。アルヴィン男爵と私、それに作戦参謀のカルラ中尉もついてきた。


「中尉、別についてこなくてもいいんだぞ。」

「い、いえ、私のせいでもあるんで、せめて見届けさせてください。」

「カルラ殿。あなたはなにも悪くはないのだ、気にすることはない。」

「いや、男爵殿、私その…なんというか…すいません。助けていただいて…」

「いやそんな!あなたのような方があの強欲子爵に好きなようにされるなど、耐え難いことです!」


それにしてもカルラ中尉は、本当に王国貴族の間では絶大な影響力を持っている。なにせあの強欲な子爵が、領地と引き換えにしてでも手に入れたいなどというのだから、相当なものだ。


ロヌギ草に茂みの奥から、3人が恐る恐る出てきた。小さいのと普通サイズ、そして妙に背が高いのがいる。この3人が、ここに住む魔女のようだ。


そのうち、背の小さい魔女が話しかけてきた。


「…あれ?だ、男爵様ですよね?なぜこんな大きなものに乗っていらしたのですか?」

「すまない、脅かすつもりはなかったのだが、実は君たちはここを立退かないといけなくなってね…」

「ええっ!?私達、ここにいられないんですか!?じゃあ、どこに行けばいいんです!?」

「…王都だ。あそこなら私の屋敷もあるし、君たちも安心して暮らせるから…」

「でも、王都に行けば、私達はみんなから疎まれて生きるほかないんですよ!そんなぁ…」


ここの魔女達は、まだ王都の実態を知らない。その横にできた街では、魔女を恐れるどころか、魔女に興味津々な人々がいることを知らないようだ。


そこに突然、駆逐艦の上の方から叫び声が聞こえる。


「なに言ってんのよ!ぐずぐず言ってないで、私と一緒に王都に来なさい!」


来た。この駆逐艦の真上で叫ぶ人物。これが私の持つ最高の「切り札」だ。


「だ、誰なんです!?」


背の低い魔女が叫ぶ。


「私は王国最強の魔女、そして勇者、マデリーンよ!」


ホウキ片手に駆逐艦の甲板部分に立つマデリーンさん。そしてそのまま、ホウキにまたがって飛び降りた。


…そういえばマデリーンさん、ちゃんと飛べるようになったんだっけ?私の心配をよそに、この魔女はすごい速度で飛び始めた。


ホウキでも最大時速85キロのマデリーンさん。周辺をぐるりと飛んで、我々のところに降りてきた。


目の前に急に現れた王国一有名な魔女に、背の低い魔女が尋ねる。


「…あの、もしかして、王国一の魔女と呼ばれてるマデリーンなの?」

「そうよ、私はマデリーン!ここに魔女がいるって聞いたから、わざわざ王都からやってきたの!」


正確にはそうではない。私が艦長を務めるこの艦に乗りたいとぎゃあぎゃあとわめくので、アイリーンとカロンさんと一緒に連れてきただけのことだ。でもアルヴィン男爵が魔女を説得できないと言った時、せっかくだからとマデリーンさんに魔女の説得をお願いしたのだ。


説得ならばすでに何度も成功しているマデリーンさん。この魔女ならば、この3人を王都に連れて行くことができそうだ。


「なんで王国最強の魔女が、この大きなものに乗ってくるの??自分で飛べるんなら、わざわざこんなものに乗らなくったっていいんじゃないの?」

「私は今、子育て中なのよ。独り身だったらそうするけど、子供も連れて来なきゃいけないし、今はそうもいかないのよ。」

「ええっ!?魔女なのに、子供がいるの!?」

「なによ!結婚してるんだから、子供くらいいたっておかしくないでしょう!」

「いや…魔女が結婚だなんて…一体誰なんですか?魔女と結婚しようだなんていう旦那さんって。」

「そこにいるじゃない。この船の艦長にして男爵である、この男よ。」

「ええっ!?あんた…あ、いや、こちらの男爵様が、マデリーンの旦那様!?」


さっきからここの魔女達は驚いてばかりだ。そりゃそうだろう。いきなり王国最強の魔女に会えたかと思えば、なんと結婚して子供までいる。しかも、その相手が王国貴族ときた。魔女が貴族と結婚するということは、この王国ではつい最近まで考えられないことだったのだ。


「いったいどうして魔女が貴族と結婚できるのよ!?」

「時代が変わったのよ。あんたらがこんなところで草食ってるうちに、王都も帝都も随分と変わったわよ。」

「いや…いくら変わったといっても、魔女なんて忌み嫌われてた存在だよ?私なんて魔女だとバレた途端、街の人から石を投げつけられたくらいなんだよ?そんなに急に変わるものなの?」

「そんなこと言ったって、急に変わったんだからしょうがないじゃない!子供のいる魔女なんて、私だけじゃないわよ。」

「ええっ!ってことは、魔女でも結婚できるの?」

「当たり前でしょ?いまどき、なに言ってんの。もう王都でも帝都でも、堂々と魔女だって言って歩ける時代なのよ!こんなところにいたら、もったいないわよ!」


3人の目はすっかりマデリーンさんに釘付けだ。彼女の話すことは、つい3年前までは全く考えられないことだったのだ。


「じゃあ…私も王都に行ってみようかな…正直言って、こんなところに住みたいわけじゃないし。」

「そうよね、私も仕方なく住んでたわけだし。」

「じゃあ私も行く。でも、王都に行っても、どこに住めばいいのかしら?」

「しばらくは、私の屋敷に住むといいよ。独り身の貧乏男爵だが、屋敷だけは大きいんだ。3人分くらいなんとかなるさ。」

「すみません、男爵様。いままでも支えてくださって、その上住むところまで…」


涙ぐむ3人の魔女。彼女らのいう通り、ここで暮らしたいだなんて思ってる魔女はいないだろう。人目を避けるため仕方なく暮らしていた。だから、マデリーンさんの話で、すっかり王都に行く気になってしまった。


これで、魔女の里撤去の件は解決した。彼女らは荷物をまとめて、駆逐艦0972号艦に乗り込む。


アルヴィン男爵と3人の魔女とマデリーンさん、そしてカロンさんとアイリーンが艦橋に入ってきた。3人の魔女達は、マデリーンさんが抱っこしたアイリーンをまじまじと見ている。アイリーンもまじまじと見つめてくる魔女達をまじまじと見つめ返している。3人からすれば魔女が産んだ子供ということで珍しいし、アイリーンからすれば妙な3人組が現れて興味津々。


「これより王都宇宙港に帰還する。両舷微速上昇!」

「機関出力10パーセント、両舷微速上昇!」

「高度1000に達したら、進路を北に取り、速力300で宇宙港に向かう。」

「了解!進路を宇宙港に向けます!」


全長300メートルの巨体は、ゆっくりと上昇を始めた。もう夕方になっていて、あたりはすっかり夕焼けで赤く染まっている。


アルヴィン男爵の方を見ると、やはりカルラ中尉のことが気になるようだ。で、アルヴィン男爵、カルラ中尉に近づき声をかける。


「あの…カルラ殿。今日はすまなかった。」

「あ、いえ、男爵様の方こそ、私のために領地を取られちゃうことになって…なんと言っていいのやら、すいませんでした。」

「いや、結果的には良い方向に行ってくれたから、私はなにも困っていない。だがカルラ殿には不快な思いをさせてしまい…その、埋め合わせをしたいのだが。」

「いえ、そんな、私は大丈夫ですよ、本当に。」

「いや、子爵の無礼は王国貴族の名誉に関わること!ぜひ埋め合わせをさせていただきたい!」


私は察した。要するに、アルヴィン男爵はカルラ中尉をなんとかして誘いたいようだ。私も援護に回る。


「カルラ中尉、王国貴族からのお誘いをあまり断るのは、かえって失礼だ。せっかくの男爵からの御厚意、ここは受けるのがマナーだ。」

「はあ…そういうものなのですか?では遠慮なく。」

「で、ではカルラ殿!明日にでも宇宙港のレストランで食事でも行きませんか!?いいお店を知ってるんですよ!」

「はい?」

「あ、いやなら無理にとは言いません。ただ、どうかなあと思いまして…」

「いえいえ、とんでもない。喜んで参ります。でもよろしいんですか?私みたいなのが男爵様とご一緒で…」

「なにを申される!カルラ殿ほどの方とご一緒できるなど、これ以上にない誉れですぞ!」


これまでモテない人生を歩んできたと思われるカルラ中尉が、いきなり王国貴族に誉れとまで言われて、この価値観の違いにやや混乱しているようだ。


ところでアルヴィン男爵という人、こちらの基準で見ればなかなかの美男子だ。でもまだ独身とのこと。


彼はまだ26歳だが、数年前に当主が急死して、若くして男爵家を継いだ。だが、その後お家存続のために奔走し、結局この歳まで独身のまま。この王国の貴族というのは、だいたい20歳で結婚するのが普通だそうだから、この男爵は随分と婚期が遅れている。そんな男爵が、王国貴族基準では絶世の美女であるカルラ中尉を目の前にして、つい誘いたくなったのだろう。


カルラ中尉の方もまんざらでもなさそうだ。なかなかイケメンな男爵だし、先ほどの子爵とのやりとりで彼の人となりを知ったため、少し気になっているようだ。さっきから顔が赤いのがその証拠だ。


食事のお誘いをきっかけに話し始める2人。本来なら艦橋内では私語を慎むところだが、私を含めて事情を察した艦橋内の20人が2人のことを見て見ぬ振りをしている。


こういう時モイラ中尉がいてくれたら、上手くこの2人をサポートしてくれたのだが…今更ながら彼女の偉大さを知る。モイラ中尉は、地球(アース)401に帰ってからも相変わらず「恋愛の達人」を続けてるんだろうか?


ところで、これから王都に連れて行くこの3人の魔女に名前などを聞いてみた。


まず背の低い魔女さんだが、名はアマンダ。背丈は130センチほどで、まるで小学生にしか見えない外観だが、歳は22。一等魔女であり、はきはき喋るタイプの性格で、この3人のリーダー的存在である。


普通サイズの魔女さんはシャロットという方で、歳は20。こちらは二等魔女。わりと怪力系の魔女で、自分の背丈ほどの岩なら持ち上げられるという。裁縫が得意だそうだ。


で、一番背の高い魔女さんはデーシィという。歳は19と、3人の中では一番若い。背丈は私よりも高くて、180センチを超えていそう。ただ、かなりおっとりした性格だそうで、いつもニコニコしている。ちなみに二等魔女で、水を入れた桶を持ち上げるくらいしかできないそうだ。


魔女の知り合いがまた増えてしまった。しかも一気に3人だ。この3人の魔女と、アルヴィン男爵とカルラ中尉。王都はまた一段と賑やかになりそうだ。

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