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#20 ロヌギ草と貿易業者と最強の二等魔女

さて、翌日にダミア村に行ったのだが、わりと大変なことになっていた。


まず、約束の核融合炉は届いていた。村の中心あたりにある役場のそばに設置してもらったのだが、それだけでは用を成さない。


当たり前だが、各家庭まで電線を引っ張らなきゃいけない。そこでエイブラムに聞いて、業者に依頼しようとしたが、びっくりするくらいのお金がかかる。いくら男爵とはいえ、給料は大尉分しかもらっていない。さすがにその金額を出すのは無理だ。


だが、ここは家が400戸はある。それぞれどうやって電線を引っ張るのか?全く考えていなかった。いやはや、困ったものだ…どうしようか?


「せっかく核融合炉が手に入っても、電線のことまで考えてなかったなあ。どうやって資金を集めようか?」

「一つだけ、いい考えがあるぞ。」


エイブラムが何か思いついたようだ。


「なんだ?いい考えって。」

「いや、お前のこの領地に生えているロヌギ草の取引先を、今後5年間は我が社の独占とすること、住人を労働者として雇用する権利もくれれば、電線くらい引いてやる。しかも、住人への家電製品の格安販売もおまけでつける。どうだ!?」


悪い話ではなさそうだが、一応村人に聞いてみないと決められない。


聞けばこの村の特産品は、絹と小麦だそうだ。が、最近は絹の値段が下がり気味。生活が苦しくなっていたようだ。まあ、原因は分かっている。我々のせいだ。安い化学繊維に押されたためだろう。


ということで、最近は小麦のみが収入源のようだが、やはりそれだけでは苦しい。そこで、ロヌギ草のビジネスを持ちかけたら、喜んで受けてくれた。


村人にとっては、この草はただの雑草らしい。魔女はともかく、一般人にとっては邪魔なだけの草だったようだ。そんなものがお金になるなら、こんないいことはない。


ロヌギ草は、半年もすれば生えてくる。一年草だから、いつでも取れる。しかも、私の領土一帯に生えている。村人の収入につながり、電化が進みなら悪いことはない。ということで、私はさっきの話を受けることにした。


「恩に着るよ!いやあ、お前が領主で助かったよ。あっちの自生地は領主が全然OKを出さなくてさ。」

「あ、そうだったな。そういえば、元々はサリアンナさんが住んでた辺りの自生地に行ったんだよな。」

「そうだよ、でも金になると分かった途端、急に渋ってきやがったんだ。あそこの男爵。せっかくのチャンスだっていうのに、ことごとくこちらの提示額を断ってきやがってさ。」

「そうなのか、大変だな。」

「ああ、でもここでやっと産地を確保できた。これでやっとこちらのビジネスが始められる。だが、あと一つ解決しなきゃいけない問題があるんだが。」

「なんだ?まだあるのか?」

「ああ、貿易業者を探さないといけないんだ。」

「はあ?お前、商社だろ。」

「商社って言っても、運送まで全て自分で行ってるわけじゃないんだよ。最近は取引する品が増えて、自社だけでなく取引のある業者も手一杯なんだよ。新たな業者を探さないといけないんだ。」

「ふーん、そんなものなのか。」

「ふーんじゃねえよ、馬鹿だなあ。ものが勝手に流通してくれるわけがないだろ。結構大変なんだぜ、こういう稼業も。」

「おい、俺がお前に向かって『哨戒機も操縦できないのかよ、馬鹿だなあ!』って言ったらどう思う?」

「そりゃ怒る。なに自分の常識で話してるんだよって。」

「その言葉、そのまま返すよ。」

「…そうか、ごめん。」

「いや、分かればいい。でも貿易業者か…ああ、そうだ、一人いるぞ。知り合いに貿易業者が。」

「お前の知り合い程度なら、多分もう手がついてる業者だろう。うちの商社をなめるなよ。」

「いや、手はついていないと思うぞ。何せ来てまだ3週間ほどの会社だ。」

「なに!?それは本当か!?まだ新規参入しているところがあったのか!?」


というわけで、休み中にもかかわらず、その知り合いの貿易業者の人というのを呼んだ。


その業者の社員は、休日だというのに、わざわざ無人タクシーでここまで駆けつけて来た。


「お…お待たせしました!」


アイリスさんだ。彼女は貿易業者の社員である。


エイブラムとアイリスさん、名刺交換したのち、いよいよ本題に入る。私にはわからないが、結構シビアな交渉をしているようだった。


「ちょっと待ってくださいね。本社に問い合わせてみます。」


超恒星間通信でメールを送る。エイブラムの商社との取引だと書いたら、すごい勢いで返信がきた。


直ちに交渉に入られたし、というのがあちらの返答だそうだ。現在地球(アース)760に駐留する交易船がいるらしいが、その船を商談の材料に使っても良いとの許可もきた。


で、その後はトントン拍子に話をが進む。輸送力が欲しい商社マンと、実績が欲しい貿易業者社員。価格交渉だけは多少もめたものの、私の領地の本星への輸送業務は、彼女の業者が独占的に請け負うという契約とすることで概ね決まった。


「よし!これで交渉成立。じゃあ俺は、あっちの男爵のところに行ってくるわ。」

「はあ?ここでロヌギ草を入手できたら、それでいいんじゃねえの?」

「産地というのは、1箇所では足りないものさ。できればあっちも確保したい。だから出向くのさ。」

「なんだ、あっちも諦めたわけじゃないんだな。」

「いや、今からあちらのロヌギ草を断ってくるんだ。」

「えっ!?お前今、産地は1箇所じゃ足りないって言ったばかりじゃ…」

「あなたのところよりも安くて条件のいい産地が見つかったので、あの話はなかったことにしてください、って言ってやるんだよ。そうすればあの強欲男爵、ここと同じくらいの条件で妥結してくれるに決まってる。それが狙いだよ。」

「…つまりなんだ、ここはそれだけ安く買い叩いていたってことか?」

「何言ってるんだ!?村のインフラ整備込みでやってるんだ。これでも破格だよ。あっちにはそういうサービスはしないからな。」


なんだか、いいように利用された気がする。幼馴染も商売の交渉材料に使うとは、さすがはやり手の商社マンだ。


「あの人、ダニエルさんの友人なんですね。なかなか頭の切れる方で、交渉慣れしていない私は危うく買いたたかれるところでしたよ。それにしても、昔からああなんですか?」

「ああ、あんな感じで、頭の切れるやつだった。助かった時もあるけど、今回はしてやられたかな?」


アイリスさん、いきなり休日に呼び出されてあんなのを相手にやりあうことになったのは、少々気の毒だったかな。しかし、アイリスさんのさっきの交渉ぶりは、やつといい勝負だった気がする。奴の元に貿易業者が足りないことを予め耳打ちしておいたのは、アイリスさんが交渉する上での材料としてはよかったようだ。


なんにせよ、この村の生活環境は改善することができそうだ。これで電化が進む。少々不満は残るが、結果オーライと思うべきだろう。


「そういえば、あの人のそばにいる女の方、あの人もここの星の人なのですか?」

「ああ、あの人はミリアさんという人で、やつの奥さんになったばかりの人だよ。あれでも、魔女なんだけどね。」

「ええっ!?魔女さんだったんですか!気づきませんでした。それにしても、ダニエルさんの周囲には多いですね、魔女の方。」


アイリスさんは、すでにアリアンナさん、サリアンナさん、ロサさんにも会っている。マデリーンさんと合わせて、これで5人目の魔女も知ることになった。


せっかく村にきたことだし、少しここのことを知っておこうと、マデリーンさんとアイリスさんと一緒に回ってみることにした。


案内は、前の領主の時からここの管理をしているパジアーノさん。人も良さそうだし、そのまま引き続き管理をお願いしている。


「なにぶん小さな村なもんで、たいしたものはないですよ。」


と言いつつも、私から見れば目新しいものだらけだ。


村の中央にはちょっとした広場があって、収穫時の人手が必要な時などの集合場所として使われてるようだ。


収穫後にはちょっとした祭りをするそうだ。来月に予定されてるらしい。今年は比較的豊作になりそうだといっていた。


で、ここで年貢のことを知った。これまでは収穫の40パーセントを取られていたそうで、うち20パーセント分を王国に、残り20パーセントはパジアーノさんが貰い受け、15パーセント分を前の領主が受け取って、残りは村の維持費に使われていたようだ。


ただ、最近は領主不在だったので、この領主が受け取る15パーセント分を住人に還元していたようだ。おかげで、絹が売れなくなってもなんとか生活が成り立ってはいたらしい。


「私は軍人なので、給料をもらってます。だから別に私の取り分はいいですよ。」

「そうですか?でもあまり年貢の取り分が他の街や村よりあまりに少ないと、みんなここに押し寄せてきちゃいますぜ?多少は年貢をとっておくのも、領主の務めですぞ。」


そういうものなのか?じゃあということで、私の取り分は5パーセント、10パーセントをここの管理費、残りを還元することにした。しばらくはインフラ整備などにお金がかかる。電化はなんとかしたものの、これから貿易関係者が出入りするため、宿泊所などを作ったり、新たな投資が必要となるはずだ。管理費は今より多い方がいいだろう。


しかし、村の管理なんて考えたこともないのに、いきなり領主になってしまった。これからいろいろと考えるべき案件が増えそうだ。


私はふと思いついたことがあったので、聞いてみた。


「ところで、この村には魔女さんはいるんですか?」

「魔女ですか?いますよ。3人。でもまた、なんで魔女なんか気になるんですかい?」


やはりいた、魔女。千人規模の村だから、確率的にはいてもおかしくないと思っていたが、やっぱりいるんだ。


「いや、私の妻が魔女なのでちょっと気になったものですから…」

「ああそうでしたね、雷光の魔女ですよね、奥さん。」

「さらに早くなったわよ!私!」

「へえ、そうなんですか。さすがは王国一の魔女、たいしたものです。ですが、ここには一等魔女はいないんですよ。」

「えっ!?そうなんですか?」

「へえ、二等魔女だけなんです。ここにいるのは。」


確率的には、100人に1人の女性が魔女になり、そのうち5人に1人が空を飛べる一等魔女、それ以外が二等魔女と言われてるので、本来なら二等魔女の方が珍しくないはずだ。


だが、私の周囲にいるのは一等魔女だらけ。二等魔女の方が珍しい、というか、二等魔女の知り合いがいない。せっかくだから、その二等魔女さんに会ってみたいと思った。


「そうなんですか、珍しいですねえ、魔女に会いたがる領主様というのは。ああ、いや、いいですよ。うってつけの魔女がいます。ついてきてください。」


我々3人はパジアーノさんについていく。


「ちょっと!私というものがありながら、他の魔女に興味を持つなんて、どういうこと!?」

「いやあ、二等魔女という人にあったことがないんだよ。魔女といえば、マデリーンさんみたいに空飛ぶ人ばかりだし、そうでない人というのも見てみたいんだよ。」

「そうですよね、私も魔女に2つのタイプがあるなんて、初めて知りました。会ってみたいです。」


少し嫉妬しているマデリーンさん。でもアイリスさんにまでこう言われては、断れない。渋々ついてくる。


パジアーノさんが案内してくれた場所は、村のはずれにある家。


「おい!ペネローザ!パジアーノだ!」


今から会う二等魔女さんの名は、ペネローザさんというらしい。


「ちょっと人見知りなやつなんで、失礼なことを言ってしまうかもしれませんけど、意外といい奴なんです。なんかあっても、大目に見てあげてください。」


失礼な魔女ならすでに慣れている。大丈夫だ。


引き戸が少し開いて、中から女性が恐る恐る顔を出した。


「…パジアーノさん?あの~収穫は来月じゃなかったですか?」

「いや、今日の用事は収穫じゃない。新しい領主様がお会いになりたいと言ってきたのだ。」

「ええっ!?領主様!?私無理です!そんなお方にお会いするなんて…」

「いやも何も、もう会っているぞ。ほら、こちらが新しい領主様、ダニエル男爵だ。」


男爵と言われると、まだちょっと違和感あるな。


「ああ、どうも。ダニエルです。すいません、急に押しかけちゃって。」

「ええと、ペネローザ…です。歳は18。あの…一応魔女なんです…」

「私はマデリーン!私も魔女よ!この人、魔女を忌み嫌う人じゃないから、大丈夫だって!」

「私はアイリス。魔女じゃないですが、魔女好きです。」

「ど、どうも…こんにちは…って、魔女のマデリーンって、もしかして王国最速の、あの一等魔女様ですか?」

「そうよ!私こそ雷光の魔女、マデリーン!王国最速の魔女よ!」


ただでさえ人見知りなのに、この大げさな魔女の登場で、さらにビビらせているような気がする。この人、怖がってないか?


と思ったら、マデリーンさんと知って、家から出てきた。


「王国最速の魔女様に会えるとは、こ…光栄です!私は二等魔女ですけど、ずっと活躍を聞いていて、一目お会いしたいと思ってました!」


マデリーンさんはここでも有名人だ。魔女同士ということもあって、なおさらだろう。


「ところで、ペネローザさんはどういうことができる魔女何ですか?」


アイリスさんがペネローザさんに聞く。


「えっ?私ですか?大したことはできませんよ。せいぜいものを浮かせるくらいしか出来ないんです。」

「ええ!?すごいじゃない!それってつまり、サイコキネシスってやつ!?」

「サイコ…何とかというのは知りませんが、私は触ったものを空中に浮かせることができるだけです。でも、地面から離れてしまうと途端に力が出なくなるため、空は飛べないんです。」

「いや、空を飛べなくてもすごいんじゃない?我々はそういうことができないし、うちの星にもそういう人はいないんだよ。」

「星?なんですか?星って?」


ああそうか、ペネローザさん、引きこもってたおかげで、まだ我々の存在を知らないようだ。


てことで、私はこの星のことや、ここの領主になった経緯の話もした。


「へぇ、領主様、宇宙からいらした方だったんですね。そりゃあ魔女が珍しいわけだ。」


パジアーノさんも私の話を聞いてうなずいていた。


「そうなんですよ。で、最初に出会った魔女が、マデリーンさん。彼女のおかげで、ますます魔女に興味を持つようになった次第です。」

「…魔女のこと、怖いとか思ってません?」


ペネローザさんは、心配そうに聞く。


「いや、全然。もし魔女が怖いなんて思ってたら、私はマデリーンさんと一緒にはなれないよ。」

「そうそう、うちの旦那、最初から魔女に興味津々なの。変なやつでしょう。」


マデリーンさんに変なやつ呼ばわりされてしまった。


「領主様、こいつの力ってのを見てみますか?」

「はい、ぜひみたいですね。」

「ということだ、ペネローザ。見せてやりな、お前の力を。」

「ええ!?恥ずかしいですよ。」

「領主様のお願いだぞ!?いいのか?断っても。」

「うう…」


なんだかちょっと気の毒になってきた。別にそこまでして見せて欲しいとは思わないんだけどな…


「分かりました。お見せします。」


そう言ってペネローザさんは、周りをキョロキョロしはじめた。


「あれでいいですかね?」


指をさした方向には、でっかい岩があった。ペネローザさん、その岩に近づいたかと思うと、手を当てた。


ばりばりという音を立てて、岩が揺れる。そしてそのまま、地面から岩が浮き始めた。


地面にめり込んでいた岩だが、その埋まっていた部分がすっかり地上に姿を現す。


どうみても、私の車より大きくて重い岩が、私の目の前で軽々と浮き上がってしまった。


私とアイリスさんは唖然とした。二等魔女というものは、ものを浮かせられると聞いてたが、こんな大きなものを浮かせられるんだとは知らなかった。


ところが、二等魔女を知るはずのマデリーンさんも唖然としている。あれ?マデリーンさん、まさか二等魔女を見るのは初めて?


「ちょ…ちょっと!あんた!」

「はい!」


驚いたペネローザさん、その拍子に岩を落っことしてしまう。ずしーんという大きな揺れが、辺りに響き渡る。


「普通、二等魔女って、自分よりも重いものを持てないはずよ!なのにあんた!すごいじゃないの!」

「ええ!?でも私、地面から離れられないんです。」

「いや、いくら私でもこんな岩は持ち上げられないわよ!二等魔女なんてものじゃないわよ!あんた、もっと胸張った方がいいって!」

「そうなんじゃよ、この魔女、すごい怪力の持ち主でな。おかげで収穫の時期になると、刈り取ったたくさんの麦を馬車に積むのを手伝ってもらっとるんじゃよ。」


パジアーノさんが言うには、他の2人の二等魔女さんは、普通の二等魔女らしい。せいぜい水を入れたたらいや、農耕具を持ち上げられる程度だそうだ。だが、ペネローザさんはケタ違いの力があるおかげで、時々活躍しているようだ。


聞けば、さっきの岩の10倍ほどのものまで持ち上げたことがあるらしい。にわかには信じがたいが、実際に数トンはあろうかと思われる岩を持ち上げたところを、私は目の当たりにした。これは確かにすごい。


「あんた、せっかくだから名乗りなよ。『怪力の魔女』てのはどう!?」

「ええっ!?恥ずかしいですよ…怪力だなんて、まるで化け物みたいですし。」


いや、申し訳ないが、化け物もびっくりだ。あの映画に出てきた魔王軍が押し寄せてきても、この魔女がいれば勝てる気がする。


しかし、どういうわけか地面から離れてしまうと途端に力が出なくなるそうで、空を飛ぶことができない。だから、二等魔女ってことになっている。


普通の二等魔女さんではなかったが、マデリーンさんとは違うタイプの魔女に出会えた。アイリスさんも嬉しそうだ。


「それにしてもペネローザさん、ずっと引きこもってるんですか?たまには外に出ないと、食べ物に困るんじゃないですか?」

「いえ、私の家の周囲には、ロヌギ草がいっぱい生えてますし、食べ物に困ったことはないですねぇ。」


ここにもロヌギ草ばっかり食べてる魔女がいた。だが、草ばっかり食べててよくあれだけの力が出るものだ。


ペネローザさんとはそのまま別れた。それにしても、彼女をあのまま埋もれさせておくのは、もったいない気がする。ロサさんのように、なにか活躍する場があればいいのだけれど。


帰りは、アイリスさんを乗せて3人で帰途につく。今日は図らずも怪力の魔女さんにも会えた。来たばかりのアイリスさんはもちろんだが、私もまだこの星を知り尽くしてはいないことを思い知らされた一日だった。

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