表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/26

トーエン家の象徴

お陰様で順調にPVが増えてましてありがとう存じます


お気に入り登録もぜひ!ぜひ!よろしくお願いします!

(ノシ^ω^)ノシ☆バンバン





お風呂から上がって部屋に戻り

わたしは身支度を整えていた


リシアが選んでくれたのは空色のワンピース

その上に上着を羽織った


わたしの白い髪と炎のような瞳によく映える色合いだ


お父様譲りの青い瞳も

お母様譲りの藍色の髪も


ある日を境に変わってしまったけれど

それでも変わらずに周りの人々は接してくれている


「アリシア様。髪は纏めますか?」


「そうね。食事なのだし、お願いするわ」


そう言うとリシアはわたしの髪を紐で括って

首の横に流してくれた


白雪色の束が自分でもよく見える


「ありがとう。リシア、そろそろ下に降りましょうか」


「はい、かしこまりました」


化粧台から腰を上げて部屋を出る

この屋敷は三階建てで

家族で食事を取る部屋は一階の奥にある


二階がわたしの部屋と専属であるリシアの部屋

それと浴室


三階が両親の部屋とお父様の書斎だ


一階繋がる階段を降りていくと食堂の扉の前にアルバートがいた


「アリシア様。旦那様と奥様はすでにお待ちになっております」


「ええ」


アルバートに開けてもらい中に入ると

大きく長い机があり、その上座にお父様がすぐ左にお母様が座っていた


わたしはお母様の向かいの椅子を引いた


「おお、戻ったかアリシア」


「おかえりなさい、アリシアちゃん」


「ただいま戻りました。お父様、お母様」


筋肉&筋肉で来ているスーツも若干キツそうに見えるのがお父様

エルド・フォン・トーエン


腰まで届きそうな藍色の髪を揺らし落ち着いた服装に身を包んでいるのがお母様

ミレイア・フォン・トーエン


魔導大国ウルティオにおいて

武の象徴と言われるトーエン家の現当主だ


「アリシア。話があるんだが、まぁ食事の後にしよう」


そう言ったお父様の顔は少し曇って見えた気がした



両親はまさしく美女と野獣

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ