表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/26

乙女達の一幕


我が家のお風呂は広い


どれくらい広いかというと少し小走り出来るくらいの広さがある


というのも使用人たちも使用できるので一度に入って時間が短縮できるようにしているのだ


わたしは浴室で湯浴み着に着替えてリシア達とお風呂に入る


「アリシア様、お背中をお流ししますね」


「お願いね」


リシアはそう言うと湯浴み着の紐を解いてわたしの背中に布をあてる

絶妙な力加減で肌を擦るのが心地よい


・・・心地よいのだが

全員が湯浴み着を着ているためもちろん身体の形が分かりやすい


そうするとだ

すぐ後ろのリシアの胸が時折背中に触れてくる


わたしには無い、圧倒的なやわらかさが・・・!


「リシアの胸は大きいね・・・わたしはさっぱり大きくならないのに」


そう、わたしは全然まったくこれっぽっちも身体が育たない


身長も伸びなければ胸も含まらない

絶望的なまでのボディライン


少し、少しは胸もあるのだ

そうあるのだ


「そ、そんなことありませんよ!アリシア様はきっとゆっくり成長なさっているのです。これからですよ」


などと慰めながらリシアは微笑んでいる

これが持てるものの余裕か!


「えい!」


「ひゃっ!?なにをなさるんですか!?」


「うるさい!わたしより大きいなんて!2歳しか違わないのにー!」


あまりに悔しかったので振り向いてわしづかんで見たけれど・・・



余計に悲しくなっただけだった



作者は片手に収まるサイズが好きです



なにとは言いませんが

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ