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第二妃との関係改善
オノレは真実の愛だったはずのユリアを幽閉した後、グレースとの関係を後悔していた。
グレースを邪険にしたことを本当に反省したのだ。
そこでオノレはグレースとの関係改善を計る。
ユリアの産んだ双子を可愛がるグレースの元へ行き、謝罪した。
「グレース、今まで…申し訳なかった」
「何に対して謝っているんですか?王太子殿下」
「君を冷遇してきたことだ」
「申し訳ありませんが、許す気はありません。ではごきげんよう」
呆気なく突っ撥ねられた。
その後何度もグレースの元へ行き謝罪する。
しかし双子の父親としては歓迎されても、夫として歓迎されることはなかった。
謝罪も受け入れてもらえない。
結局二人の仲は歪に拗れたままだった。
「グレース」
「なんですか、王太子殿下」
「君と本当の家族になりたいんだが」
「嫌です」
やっぱり呆気なく突っ撥ねられた。
それでもオノレは諦めない。
双子を構うグレースの元へ通う。
しかしやはり、二人の仲は歪に拗れたままだった。




