バス内置き去り事件
送迎バスに3歳の女児が取り残されて亡くなるという痛ましい事件が起こり連日報道されています。
もう初報から頭の中に『?マーク』が出る様な事件で、その後には会見で亡くなった児童の名前を間違えまくるとか笑っていたか凄まじい炎上っぷりを見せています。
まあ、その辺は今回は特に触れないでおきます。この辺触れると恐ろしい文字数語りそうですから。
何でこの事件を取り上げるかと言えば、これって我々介護士にも関係する部分があるんですよね。
それは『送迎』です。デイサービスやショートステイなんかは『送迎』がつきものですからね。
私が働いている部署は『グループホーム』なので送迎はありませんがかつては『ショートステイ』に1年弱いた事もあるので送迎は経験済みです。
で、その立場から言わせてもらうとですね……『ガチであり得ない』なんですよね。
何で園児の取り残しが発生するのか。本当に意味が解らない。
園児とお年寄りは違うのかとか、一瞬考えたがやっぱりおかしいんです。
デイサービスにしても結構な人数のお年寄りを車に乗せてお連れします。
勿論、降車は確認しますし未だかつて車に置き去りなど聞いたことが無い。
何かタブレット端末と紙を両方使って出欠管理をしていたらしいのですが、端末って必要なのかなと思ってしまいました。ちなみにこれまで高齢者施設でそういった事をしている所は無かったですね。
何か、全体的に園児をモノ扱いしてるんじゃないかって印象すら受けるミスなんですよね。
私は子どもが居ませんが『こんな所には預けたくないなぁ』と思います。
バスに乗った園児と降りた園児を照合する決まりや社内確認のダブルチェックも守られていなかったというのも問題だと思います。
一番気になるのは園児本人が居ない事に気づきながらシステム上は『登園』しているからと特に確認もせず放置していたって事なんですよね。しかも5時間ってなかなか異常ですよ?
何だろう、ちょっと闇を感じますね。
そんな所在確認という基本的な事すら出来ない程に多忙なんでしょうか?
ちなみにバス運転手が目視確認を怠ったことにより置き去りが発生した事件はつい先日、青森県でも発生しました。
スクールバス内で寝ていた生徒に気づかず運転手が置き去りにしたという事です。
この時、置き去りにされたのは中学生で自力脱出できたそうですが小さい子どもとかだったら……
原因は先ほど述べたようにマニュアル内にある目視確認を怠った事でした。
バスでの置き去りが話題になっている中で発覚したこの事件、タイミングは最悪ですね。
マニュアルは何のためにあるのかって考えて欲しいものです。
今後もこんな感じで『また!』みたいな感じで報道されていくのでしょう。