表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染みとの恋を昇華させるには  作者: ウィング
学校生活のはじまり
2/20

入学式

早速ミスりましたー!

書いたやつをおじゃんにしてしまって、これを書くの三回目です(笑)


人様に読んでいただけるような作品か不安です…

少しでも面白いと思っていただければ天にでも昇れます…(笑)

今日は、これから私が通う私立麗華学園の入学式だ。

この学園は実力主義だから少し緊張するが、柊のプライドにかけて、頑張ろうと思う。

腐っても主席入学だし。

__と、忘れそうになっていたけれど、私の幼馴染であり立水家の次男の立水詩尋たてみずうたひろ通称うたも入学しているはずなのだが…


「みぞれ〜!」


噂をすればなんとやらだ。

彼は、黒百合の冷姫くろゆりのれいき(誰がつけたのだろうか…本当に恥ずかしい)と敬遠されている私に屈託なく話しかけてくれる、稀有だが大切な存在だ。

そんなことを思っていると、私とは違って大量の女子に囲まれていたにも関わらず、うたが私のすぐ近くまできてくれていた。


「うた、久しぶり、か?まあ、元気そうで良かったが」


「ん、みぞれも。最後に会ったのは正月のパーティだね」


「そうだったな。ところで、お前のまわりにいた女子たちにすごく睨まれている気がするのだか…」


彼は女子のかたまりを一瞥すると…


「きにするな、あとで俺がキツくいっておくよ」


おお、久しぶりに見た、その隠れドS。

見せる笑顔は流石モデルなだけあってカッコイイのに、目が笑っていない。というか、黒いオーラまで出てる気がする。

まったく、甘そうな見た目とは裏腹にそれなりにSだなーこいつは。

うたがここまで怒るとは思わなかったから、あの人たちが心配だな。


「あまり、気にしてないからホドホドにな。そろそろ教室へ行かないか?」


「そうだな、行こうか」


うん、これで少しはマシだろう。



自分が何組かは知っていたから、クラスメートの名前を確認する。


(名家の人がいる。うーん、男女比率は男子の方が多いな…。っと、私は36番か)


女子がすくないためか名簿番号はかなり後ろだ。


(不安だな、こんな私でも大丈夫なのだろうか)


そんなことをつらつら考えていると、教室へ着いた。

中に入ると女子は四分の三、男子は半分ほどいた。


席は、一番前だった。あまり視力が高くない私には嬉しい。


荷物を置いて椅子に座り、ひと息ついたところで後ろの席の人に声を掛けられた。予想だにしない事に、変な返事をしてしまった。

ニヤニヤしそうだった顔は、力を入れすぎて無表情になってしまったから怖がられたかもしれない…


(こんな感じで大丈夫なのか…?)


担任になるだろう先生が入ってきて、スピーチに関することを確認された。

…緊張してしまう。

だが、時は過ぎる。担任の指示で静かに入場をし、式は厳粛に始まった。

そして、首席の私は、家の名に恥じないスピーチをした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ