柊霙澪
1話時点での登場人物紹介!(たぶん飛ばしてもオッケーです)
主人公
柊霙澪
1月30日生まれの15才
金持ち私立高校に学費免除で入学する予定の秀才。
自分は頭がいい事と家が金持ちであることしか取り柄がないと思い込んでる。
普段は警戒心バリバリだが(生まれのせいで)気の許した相手にはこれでもかと言う程警戒しない。
運動も普通にできる完璧人間。
財閥を継ぐ予定の7つ上の兄がいる。
立水詩尋
霙澪と同い年の幼馴染。
立水財閥の次男で財閥を既に継いだ12歳上の兄と5歳下の妹がいる。
女性らしい字の名前がコンプレックスで
霙澪以外には尋と呼ばせる。
その見た目から、スカウトされてモデルをしていて、最近ではドラマや声優などジャンルを広げている。
小さい頃から霙澪が大好きだが、気づかれていない。
チャラチャラしている。と、思われている。(思わせている)
立水桃桜
詩尋のイトコ。
二人と同級生で、幼馴染。
霙澪の良き理解者。
可愛い系の美人
高校は中学からのエスカレーターで私立の超お嬢様学校に通う。
私は二次元オタクだ。だが、周りの評価は違うらしい。
高嶺の花、深窓の令嬢、そして最も有名な、黒百合の冷姫、これらの他にもまだまだあるみたいだがそこまで興味はない。
どうせ、柊財閥の長女である私、柊霙澪に取り入りたいがための、美辞麗句に過ぎないのだから…
私の生家である柊家は、立水家、相賀家に並ぶ、3大財閥である。
そんな大金持ちの家に生まれた私の唯一の趣味は…
二次元に入り浸ることであった。
おかげさまで、私はものすごく大切に育てられた。
そんな私が何故二次元のそんざいを知ったかというと、私が小学校六年生の時に私付きになった、二次元オタクメイドのさくらに、その魅力を語り尽くされたからだ。
今では、ネットゲームでそこそこの腕を持つような、立派な二次元オタクになった。さくらには、とても感謝している。
しかし、そんな私は生まれのせいで友達など片手で足るほどしかいない。
性格も、コミュ障などと言われるようになってしまった。
そして、そんな貴重な友人の中でも、私の趣味を知っているのは5人にも及ばない。
けれど、私ももう高校生だ。
今年から、私立の特進クラスへ主席で入ることになっている。
そして、幼馴染みであり立水家の次男の立水詩尋も学力が1個下のクラスに入ることも決まっている。
今までなかなか会えることの無かった幼馴染みと、学友という関係になる事に期待してしまう。
__これは、私と幼馴染とのものがたり__