Birth dream
夢は叶ったよ 僕の掌の上で 光っていたんだ
そうっと そうっと 包み込んだら
にっこり、笑ってくれたんだ
それは想像とは違った やさしい やさしい 夢
泣いている僕を 抱き締めてくれたよ
何に焦っていたのかな 誰かに追われているみたいに
時間にも追われているよ 息切らして走っているよ
忙しくて息も吐けないよ ぼんやりしていても朝が来るよ
こんな世界に生れ落ちて こんな世界を生き抜いて
そんなことを 選んできた 僕ら
不思議だよね 知らずに望んでいたみたいだ
ゆっくりうたを紡いだよ 時間が過ぎて崩れてゆくよ
「嫌だから泣くの、やりたいから泣くの、できなくて泣くの。
振り向いてほしいの、遊んでほしいの、すきって言ってほしいの。」
泣いてくれて ありがとう ずっと 待っていてくれたんだね
夢を見てると想った 夢が叶ったと想った
こんなに現実に 触れられる場所に君が居てくれる
考えもしなかった 君の存在が 今 確かに 僕を抱いてくれる
分かち合ってきた ことばも うたも ぬくもりも
きっと もっと もっと 濃くなって 僕達の絆になる
どんなに苦しくて 痛くて 見たくなくても
夢じゃない 君の姿を 目を大きく開けて 確かめる
大嫌いも大好きだよね ずっと近くに居るから 何度嫌ってくれてもいいよ
その度に くちづけしてあげるよ
夢はまだまだ続く 僕の息が止まるまで ずっと光り続ける
そうっと そうっと 抱き締め続ける
そして
みんなで 笑っている