いつかあの頃を
家族みんなで囲む食卓
ごく普通のことだった。
私もあの子もその子もみんな知らない子だって皆こうやってごく普通のごくごく普通のこと。
何も特別な事なんてなかった。
『お母さん!今日ね────』
『はいはい。誇都ちゃんお口に入ったまんまお話しちゃだめーっていつも母さん言ってるでしょ〜』
『だって、だって聞いて欲しいんだもん!』
お母さんはいつも優しい声で優しい眼差しで何にも変わらないいつもの母さんだ。
暖かいご飯を美味しいご飯をありがとうだなんて…
そんな当たり前のことに感謝しようだなんて全然考えてなんてなくて、
幸せいっぱいの日々を愛おしく思うことなんてなかった。
ああ、ああ…
なんて幸せな光景なんだろう。
初めまして
納 リョウ華です。
学生時代なんかふわっと考えていた作品を1度書いたことがありました。
続かなかったんですが…
夢も何も無い自分ですが昔はなんだかよく思い描いていたものを形にするのが好きだったなと思い出しました。
殴り書きみたいな話になるかもしれないんですが、
ちょっと境遇を織り交ぜてみたりして、
自由に描きたいなと思ってます。
大人になっても何かを想像するっていいなと
趣味に付き合っていただけると嬉しいです。