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  作者: はゆう
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昼過ぎに目が覚めた。

かなり疲れていたのか、夢を見ることもなく、ぐっすりと眠れた。体調がばっちりというわけではないが。

現在やるべきことは腕の怪物の場所を把握することだ。戦おうにも場所がわからないのでは話にならない。

魔性にはいくつか法則性があり、その中で最も一般的なのは夜に活動する、ということだ。厳密には夜でなくとも良いのだが、人目を避け、広く活動できるのが夜である。夜は魔性たちが最も得意とする時間なのだ。

『昼の間は隠れているだろうな…』

隠れている魔性を探し出すのは難しいことだ。探し当てるための機器もないこともないが、本格的に隠れていたらとてもじゃないが探し出せない。


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