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13月12日

今日も、先輩と一緒に行動した。


というよりも、先輩の家にお邪魔した。先輩は僕を軽自動車に乗せて、中野にある先輩の家へ、僕を連れて行ってくれた。軽自動車は、先輩曰く、自前の物らしい。僕も、この状態が治ったら車を買わないといけない……


先輩の家は、とても綺麗に片付いていて、パソコンのモニターが置かれた机の横には、文庫サイズの小説がたくさん詰まっていた。


先輩は、残り物で悪いけどといいながら、簡単な料理を振る舞ってくれた。とても美味しかった。


食べているとき、この十日間で一番幸せに感じていた僕は、


「もう、ずっとこのままでもいいや」


なんて、バカみたいな考えが一瞬頭をよぎったのは、先輩にはもちろん秘密だ。

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