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彼の望む青春な日常を非日常から守る。  作者: wayumu
彼の日常を守るひと集まる。
1/6

彼の夢に釣られ新生活が始まる。

初めての投稿です。サブタイトルの使い方やルビの振り方、文章そのものの書き方など間違っているかもしれませんが。どうぞよろしくお願いいたします。

ある日ある世界に、魔王から世界を守るために一人の「少年」が立ち上がり、彼は「勇者」となり世界を守り「英雄」となりました。

彼は願いました。世界を守ったかわりに願いました。


「俺の青春を返せ」と。



これが、私がこの会社(秘密結社)に入社した理由。

あ、俺の一人称は「俺」だからよろしくー。ん?俺がかくかくしかじかあって英雄になった張本人か?違う違う。あれは俺の話じゃないよ。つい三日前に見た夢。僕が願うんならモテたいとか願うし。青春真っただ中の俺がそんなこと願うわけないじゃん。まあ、学校に俺の居場所なんてないけどね。いやーぼっちも大変だよー。俺喋るの結構好きなのに喋る相手がいないんだからね。(泣)

ああ、会社に入社した話だったね。ごめんね。俺の身のうえ話なんてどうでもいいよね。入学当日から先生と委員長にプリントやノートの提出など以外誰とも喋らず二年目に突入した俺の話なんてどうでもいいよね。ああ、またどうでもいい話を。すいません。話をすることがこんなに嬉しいなんて我ながら残念です。

では、ちゃんと夢の話をしましょう。

俺が見たのは先ほど言ったとうりある「少年」の勇者譚。英雄譚をぼんやりと見たということと、夢の最後に女のひとがバイト求人の紙を持っている絵に変わったことをハッキリ鮮明に覚えていることです。そして、一番大事なのは女のひとが超がつくほど美人だったことだ。ま、まあ。別に美人のおねいさんに鼻の下を伸ばして、あわよくばを期待したりしてホイホイと本社まで来た訳ではない。来た訳ではないよ!ホントだよ!

夢を見た次の日。秘密結社だけあって住所や連絡先は不明だったが「なんとかなーーる。なんとかなーーる。」と唱えながら歩くこと三十分。なんやかんやなんとかなり、着いた。



秘密結社は小さなアパートだったが、中は地下にできており町一つ分くらいの広さがあると思えた。

だってよくわかんない文字で書いてあるがエレベーターのボタンが四十個くらいあったからね。

そして面接室らしき部屋に通され、スーツを着たごついおじさんが四人いて緊張してしまい顔がこわばった。

...

....

.....            ジジッ。

すると突然四人のおじさんは消え、これまたスーツを着た女の人が何もないところから現れた。

「ああ、こんにちは。君はあの夢を見てきたんだね?」

突然なことからごく自然に挨拶をしてきた女の子にびっくりしすぎて...

しすぎて...

「こんにちは...。」とにっこりと笑い挨拶をした。

すると女の子は「ふふっ。」と笑い、

「あまり驚きませんでしたね。もしかして気づいてました?幻術使ってること。」

ん?幻術ってなんだろうと思い聞こうとしたけど彼女はブツブツと呟きながら何か考え込んでしまった。


ではここで、女の子こと..名前分かんねぇから...かわいいから「かわいい子ちゃん」略して「かわちゃん」でいいや。

では改めて、女の子ことかわちゃんはそれはなんともかわいい少女で幼女で童女です。ロリッ子です。服装はスーツでビシッときめているのにかわいさとあどけなさが残り子供ががんばって大人になろうしている感じでまたかわいさが倍増しています。そして黒髪ポニーテール!です。


するとこちらをキッと睨み(かわいく上目遣いだけど)

「ごーかくです。」

といいハンコのようなものを左手の甲に押されました。



そしてなんの合格がもらえたのかわからないいまま、連れられ施設の紹介をされてました。ああエレベーターの文字がなぜか読めるようになっていた。

そしてかれこれ二十分くらい連れ回されまたエレベーターに乗ろうとしたときエレベーターから出てきた人にぶつかってしまいました。ですが、なにぶん疲れていましたから俺はこけそうになった時やわらかくてあたたかいものに押し止められました。

「大丈夫かい?君。」

そこは男の桃源郷でした。

ハッと思いすぐに意識を取り戻し立ちなおしました。ぶつかってしまったのは女の人だったらしい。そしてすごく美人で背が高い。そしてなぜか少し迷惑そうな顔をされた。

「ん!すいません。...あれ?君見ない顔だね、新人研修ぽいけど..この感じだと...」

するとかわちゃんはビクッとなり顔を青ざめながら彼女から視線を逸らしていきました。美人なおねえさんは怒っていました。

「あなたという人は何でいつもそうなんですか!!」

かわちゃんは涙目でした。

「なんでいつもそうやって相手のことも聞かず、つっぱしっちゃうんですか!前回も前々回も同じことをしたでしょ!」

「ごめんなじゃい。づぎは気お付けるから。」

本格的にかわちゃんが泣き始めたので仲介に入ろうとしたら

「この子は怒らないと分かんないから、あなたはだまっててください!」

と鬼のような形相で言われ黙ってるしかなくなりそれから三十分間みっちり叱られた。



「ふう。今日はこのへんにしておきますか。」

おわったー。もう最後の方はなんで怒られてるのかわかんなくなっていた。もうあの夢やら合格やらどうでもよくなってきて帰りたくなってきた。

「ああ、すいません。少々怒り過ぎましたね。ですがあの夢やら合格やらはどうでもよくならないでください。大事なことなので。」

心でも読まれているようだ。

「はい。よんでいますよ?」

「は?」

「は~。異能についても話してませんか。」

キッとかわちゃんを睨む。

「かわちゃん?ああ「ナンバー7」妄想と虚言の住人(メリー)のことですか...。あなたは自己紹介もできないのですか?」

「ごめんなじゃい。でねこの怒りんぼが「ナンバー4」厳しい独身の読心(アラフォー)のあらさん。」

「やめてください。その名前。」

「でもそれがルールじゃん。」

「わかってる。けど...」

「けど?」

「殺したくなる。」

「ごめんなさい。」

あらさん怖い。けど

「けど?」

美人だな~すごく。

「ん///...ありがとう..ございます。」

あ!!また心よまれてる!?

「すいません。そういう異能ですので。」

俺らがお互いに対しててれていると、かわちゃん改めメリーちゃんが

「二人だけで会話しないでください。私も混ぜてください。のけ者にしないでください。」

とメリーちゃんの周りに黄色いバラが咲きました。

「わ!?」「もう!」

「急に幻影を出さないで!」

「むーー。だってー。」

そして黄色いバラは消えました。

「とまあ、私は読心術。メリーが幻術を使えるの。」

「はあ。いやーすごいっすね。俺にもあるのかなー異能」

「たぶんありますよ。だって彼の青春親衛隊<HIYOS>なんだから。」


そうこれが俺のバイトとSF(すこしの不思議)とちょっとの青春なお話



ちなみに

その1

俺の夢に出てきたおねいさんはメリーさんの異能だそうです。夢に出てくる人は自分の好みの姿になる実在しない人物です。


ああああああああああああああああああああああああああああああ(悲しみと恥ずかしさの心の叫び)


その2 

「あのー彼の青春親衛隊<HIYOS>ってどういう意味ですか?」

「あー、それは彼の(his) 青春(youth) 親衛隊(ss)の頭文字でHIYOSだ。」

「OK google ひよす。」

ヒヨス

ヒヨスは、マンドレイク、ベラドンナ、チョウセンアサガオ等の植物と組み合わせて、その向精神作用を利用して麻酔薬として歴史的に用いられてきた

「...oh」

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