守りたい物
皆さまこんにちは!!
今回は妖夢VS萃香の予定でしたが…妖夢VS萃香はあまり書いていません…
それでも、ゆっくりしていってね!!
「よかった…昨夜さんは無事だったようですね…」
「チッ…昨夜を逃したか…だが、貴様ら二人は逃さないぞ!!幽々子、妹紅…行け!!」
幽々子と妹紅が聖と紫に迫った。
「仕方ない…聖、行くわよ!!相手が幽々子でも…今は戦い抜く!!」
「はい!!」
聖と紫は、迫ってくる二人に弾幕を放った。幽々子は高速移動で避けたが、妹紅は能力で堂々と突っ込んでいった。
「いくらあいつが能力を封印しても、事前に身体能力を上げておけば…」
聖は精神を集中させた。
「紫さん!!しばらく時間を稼いでください!!私が身体能力を上げて一気に決めます!!」
「わかったわ!!」
聖は後ろに下がった。紫は聖の前に立ち、妖力を上げて弾幕の密度を上げた。
「スペルカード発動!!虚人『ウー』!!」
「負けないわ!!スペルカード発動!!境符『四重結界』!!」
妹紅のスペルを紫はスペルで跳ね返そうとしたが…
「相手は一人じゃないわ紫!!スペルカード発動!!死符『ギャストリドリーム』!!」
「ゆ、幽々子!?しまった!!」
紫はグレイスを使い、二人の弾幕を避けた。そして空中に舞い上がった。しかし…
「二人でもない!!三人だ!!くらえ!!」
ソルがスキマを使い、紫に弾幕を撃った。
「そ、ソル!!きゃあ!!」
紫は墜落した。スキマを使えないうえに実力者三人を一気に相手にしているので、相当不利な戦いをしているのだ…幻想郷最強の妖怪でも、勝率はかなり低い。
「そろそろ終わりだな…だが感謝しろ…今は殺さん…博麗霊夢達にお前の死を見せてやろうと思っているからな、最も、あいつらが妖夢を倒せればの話だがな…」
「それはさせません…」
遠くから声が聞こえた。
「なぜなら…私は紫さんの…友達だから…私は…幻想郷が…住人みんなが好きだから!!」
聖だった。妖力も相当パワーアップしていた。
「な…この妖力は一体?ま、まさか!!」
そのまさかだった。
「スペルカード発動!!超人『聖白蓮』!!」
聖は、パワーアップの魔法を使っていた。霊夢と戦った時よりも、何倍…いや、何十倍も強くなっていた。
「聖!!そんなに妖力を上げたら貴女の体が!!…」
「私はみんなを守るためなら…体の一つや二つなど…」
聖はソルに向かい走った。スピードも速くなっていた。最速の射命丸に負けない程の速さだ。
「ソル様のところには行かせない!!」
幽々子が立ちはだかったが…
「邪魔よ!!」
幽々子に猛スピードの弾幕を撃った。速さ、威力、数…全て完璧な弾幕だった。
「きゃあ!!」
その弾幕が、幽々子を吹き飛ばした。
「紫さん!!二人に相手していても終わらないわ!!ソルを一気にかたずけましょう!!」
「ええ!!」
紫もソルに向かい飛んだ。しかし…
「やるな…しかし、私には勝てぬ!!」
ソルがスペルカードを取り出した。
「スペルカード発動!!恋符『マスタースパーク』!!」
「魔理沙のスペル!?」
ソルが放ったのは、正真正銘魔理沙の代名詞とも言えるマスタースパークだった。
「きゃあ!!」
「紫さん!!」
紫が後ろに押され帰された。
「これで私とお前のタイマンだ。本気のお前を見せて見ろよ!!」
「くっ…厄介すぎる!!」
ソルも本気を出した。ものすごいスピードで聖に迫った。聖も…それに負けないスピードでソルに攻撃した。
「どうした?さっきの熱意はなんだったんだ?」
「ま、まだまだぁぁぁ!!」
聖は体力消費が速い…さらに、それでもソルの方が身体能力が上回っていた。
「スペルカード発動!!『スターソードの護法』!!」
先手を打ったのは聖だった。ソルに弾幕が降り注ぎ…飲み込んだ。流石にソルもこれを食らったらまともには…
「くっ…強いな…貴様は厄介だ…殺す!!」
「あ、貴女に…幻想…郷は…わ、たさな…い…」
聖はもう限界を超えていた。体力を使いきった聖はその場に倒れ込み、意識を失った。
「聖!!」
「おやおや…もう意識を失ったではないか…」
「貴様だけは…貴様だけは…!!」
「やめておけ…」
「!?」
「お前にもう戦う体力は残ってはいない…おとなしく私に捕まれ…」
「くっ…みんな…ごめん…」
「所詮貴様には何も守れない…仲間も…幻想郷も…」
紫の目の前に檻が降ってきた。紫は抵抗せず入っていった…
白玉楼の門
「人符『現世斬』!!」
妖夢がスペルカードを宣言して、萃香を切りつけたが萃香は余裕を持って回避した。
「鬼の身体能力をなめるなよ!!」
「まだまだ…斬って見せる!!」
「鬼符『ミッシングパワー』」
妖夢の剣にぶつけるように、萃香は弾幕を放った。妖夢の武器である剣は折れてしまった。
「そんな!?私の剣が!?」
「勝負あったな…」
萃香は鬼だ…妖怪でも最強クラスの種類だ。人間の亡霊である妖夢を倒すくらいわけはないのだ。
「私の…負け…です。」
「じゃあ私は先を急ぐから…また一緒に飲もうな!!」
萃香がそう言うと…妖夢の中から妖力がなくなって行った。
「あれ、私は…って萃香さん!?」
「なんだ人格が戻ったのか…」
「ってああ!!私の剣が!!萃香さん、弁償してください!!」
「いや、これはお前が襲って来たk「そんなことするわけないじゃないですか!!ともかく、きっちりお金を払って下さい!!」って私金全部酒に使ったからないんだy「ならその酒全部売ってください!!」…そ、そんなぁぁぁ…」
やり取りをする二人の後ろに8人の影があった…
「何してんだよ…」
「関わらない方がいいみたいだぜ…」
「でもよかったわ…妖夢は元に戻ったみたいね…」
「いっそ凍らせて黙らせる?」
「あたいさいきょー」
「橙、私のスペルカードを使うから…行ってきて…」
「いくら式神「橙』使っても無理ですよ…」
「えっと…レティさん…もう貴女に任せます…好きにしてください…」
「あっ!!霊夢!!お願い助けてくr「リンガリングコールド!!」…「「ぎゃぁぁぁ!!」」
ピチューン!!
ピチュり音が白玉楼に響いた…
はい、終了です。第二話のチルノかっこよく書いたつもりでしたが…今回はあまりかっこよくないですね…さて次回はといいたいところですが、言ったら嘘になるので言いません…
皆さまさようなら!!