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残された者の約束

こんにちは!!岩盤浴です!!PV500突破!!ユニーク200突破!!電池少ないから前書き雑です…(4%)

それでは、ゆっくりしていってね!!

白玉楼では今、壮絶な戦い…肉弾戦が繰り広げられていた。戦っているのは、力が強い鬼の伊吹萃香と、蓬莱人の藤原妹紅だ。

「「ええい!!」」

互いの顔に拳がぶつかった。二人は後ろに下がり、また走り出した。萃香が手を突き、妹紅が横に避けたと同時にスライディングを入れ、萃香の足に蹴りを入れた。萃香は安定を崩したが、空を飛び体勢を戻した。

「やるな…しかしこの程度の蹴りでは私には勝てないよ!!」

萃香が妹紅に接近した。

「蹴りっていうのは…こうするんだよ!!」

「なっ…うわっ!!」

萃香が妹紅の脇腹に蹴りを入れた。妹紅は右の壁に吹っ飛ばされた。

「かっ…き…効いたぜ…」

「なんだまだ立つのか…」

妹紅が萃香の目の前に来た。そして、突きと蹴りを合わせて攻撃した。

「ほう、やるじゃん!!」

妹紅は攻撃を繰り返した。

「やっ!!はぁ…はぁ…くらえ!!」

妹紅が左手を萃香にあてた。萃香は少し怯んだが、すぐに立ち直り、妹紅の後ろに立った。

「お前…」

妹紅は容赦なく萃香に攻撃したが、萃香はひらりとかわした。

「くそっ!!まだまだぁぁ!!」

「待て」

「!?」

「お前に言いたいことがあるぞ…」

「なっなんだよ…」

「お前は体力の限界を超えている。しかし、負けたくないという一心で戦い続けている…その性格…魔理沙そっくりだ。」

「ま…魔理沙…」

「魔理沙は前言ってたぞ…お前と酒を飲むと互いの事が理解でき、和めるってな…」

「それが…どうした!!」

「話を戻すがお前…何で負けたがらない?」

「そ、それは…」

「魔理沙はこう言った…友達を守りたいから…もちろんその中にお前も入っているぞ」

「……」

「勝ちたいのは誰かを守りたいからだ。守る人もいないで勝っても意味がないだろ…」

「……」

「しかしな…いるだろ…お前にも友達が…」

「……!!…魔理沙!!…輝夜…!!」

「守りたい友達…そしてそれを守る…みんな共通の決意だ…お前の決意はたかが洗脳に負けるのか?そんなわけないよな!!はやく戻ってきて…友達を守れ!!」

「ううぅぅぅ…うわぁぁぁ!!」

「……」

妹紅の体から妖力が出ていった。萃香はそれを温かい目で見守っていた。




「寅丸…貴女聖への思いを捨てて、幻想郷を崩壊させようとするやつに忠誠を誓ったの?」

「聖様は偉大な人でした…しかし、あの方は間違っていた…だからやられた…」

藍は寅丸星と対決していた。

「そう…それが貴女の答ね…」

藍は寅丸に弾幕を撃った。

「っく…!!」

寅丸はダメージを受けた。

「貴女の主に対する思いは…貴女の仲間に対する思いは…その程度だったのか!!私は…紫様をやられて…紫様の代わりに幻想郷を…友達を守ると誓った!!なのに貴女は…」

「ソル様に逆らうものは私の仲間じゃない!!」

寅丸も弾幕を撃った。

「はぁ…聖…すぐに貴女の仲間を助けてあげるわ…だから傷が癒えたら…たっぷり叱り…愛してあげなさい…」

藍は走り出した。

「貴女の従者の思い…強くしてあげなさい!!」

藍はスペルカードを宣言した。

「式弾『アルティメットブティスト』!!」

藍の弾幕が寅丸に迫った。

「光符『浄化の魔』!!」

寅丸もスペルカードで対抗した。弾幕同士がぶつかり合い、小さな美しい花火が発生した。

「ぬぅぅ…やりますね…!!」

「私は…主を…仲間を傷つけられた…それは貴女も同じ…なのに…なぜ感情が…思いが違う!!仲間をやられたのに、なぜなんとも思わない!!ならば質問する!!貴女にとって仲間とはなんだ!!答えてよ!!」

「…!!…聖…様…!!」

寅丸は泣き出した…自分はなんてことしていたんだろう…人や妖怪の平等が聖の…そして自分の願い…そのことに気づいたという、ソルにはとても操れない感情に浸ったからだ。

「聖様…申し訳ございません…」

「思い出したのね…よかったわ…これからは聖を愛し、愛されて生きていきな…「ドゴーン!!」…さい…ってえっ!?」

爆発音が響いた。樹助やソル達の方だ。



「きゃあっ!!」

爆発とともに一つの影が飛んでった。霊夢だ。

「どうした!!博麗の巫女よ!!お前がこれまで異変を解決したのは全て運だったのか?」

「霊夢っ!!」

樹助が霊夢に気をとらわれていたら、ソルの魔力が高まっていった。

「よそ見は厳禁だ!!」

「なっ!!やばい!!」

「恋符『マスタースパーク』!!」

ソルがとてつもない火力でマスタースパークを撃った。樹助が光に飲み込まれようとした…その時…

「ズガーン!!」

もう一本のレーザーが光をとらえた。さらに、樹助の前に一つの影が立った。

「魔理沙!!」

「き、樹助…大丈夫か?…」

「魔理沙…やめろ!!そんなに火力を上げたらお前の体が持たない!!」

「だ…だとしても…ここで…やつの好きにさせては…この世界も…友達も…何も…守れない…!!」

魔理沙の八卦炉にヒビが入った。魔力の限界が近く、魔理沙は膝をついた。

「やめろぉぉぉ!!」

「ファイナルマスター…スパーク!!」

魔理沙のマスタースパークがソルのマスタースパークを押し出した。ソルは光に飲まれた。



魔理沙はその場に倒れ、八卦炉は粉々になった…


「「魔理沙!!」」

霊夢と樹助が魔理沙に迫った。魔理沙は弱った声で…

「す…すまない…お前達に心配を…かけたうえに…ソル…を…倒せなくて…」

「何言ってんのよ!!貴女は悪くない…だから…死なないで!!…魔理沙!!…」

霊夢の声は涙ぐんでいた。

「霊夢…樹助…お前ら二人なら…絶対に…あいつを倒せる…だから…私の…分まで…みんなを…守ってくれ!!…頼んだ…ぜ…」

「魔理沙!!」

「…っ!!…」

魔理沙は目を閉じた…

「魔理沙…うおぉぉぉ!!」

「き、樹助…?…」

突然…樹助に二本の翼が生えた。戦闘力も向上していた。樹助は大きな声で

「咲夜!!お前は時間を止めて永遠亭に魔理沙をつれてけ!!まだ生きている…!!」

「樹助…わかったわ!!」

咲夜は即座にその場から消えた。魔理沙も同時に…

「なんだ!?あいつの力が急に強くなった!?」

「霊夢…いくぞ!!魔理沙の分も…全てを…友達を守るんだ!!」

「わかったわ!!魔理沙…私、頑張るわ!!だから…次に見る世界は…平和な幻想郷よ!!」

樹助と霊夢が戦闘体勢をとった。

はい、終了です。 樹助の覚醒…そして最後の戦いが始まる…と言いたいんですが…次回は救出班VS射命丸です。

皆さまさようなら!!

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