姉が姉の権力をフル乱用してくる
2話目ですね
主人公の名前は林道海斗ですが学校の友人にお前この名前リンカーンからとったんだろ?と言われ、
「あ、そう言われれば見えなくもない…」
と気付いた作者です
ちなみにわかっているとは思いますがこのタイトルはリンカーンの
「人民の人民による人民のための社会政治」
からとっています
俺は呆然とした
そりゃそうだろう。考えてみてくれ
青森県に住んでる俺に長野県に行けと姉は言った。
明日は学校、現在夕日が眩しい午後5時
「無理だよ姉ちゃん。俺明日学校だよ?間に合うわけないじゃん!!」
抗議をしても恐らく無駄に終わるだろうが一応文句を言う
「うるさいな~ 耳元でギャーギャー喋るな!私はとにかく今おばあちゃん家の梨が食べだいの」
「送ってもらえばいいじゃん!!」
「そしたらおばあちゃんに悪いでしょ。ほら早く行きなさい これお金ね」
姉がテーブルの上に5000円を置いた
「姉ちゃん、多分これ足りないよ!!せめてもう一枚」
「足りない分はあんたが出しといて~」
鬼だ…鬼畜だ…ドSだ…
「ふわぁーあもう眠いから寝るわね。あ、そうだうみ」
「何?」
「私は明日の朝に梨が食べだいの。もし明日の朝になかったら……わかるわよね?」
そう言うと姉はバタンと自室の部屋を閉めた
う~ん…今回のお仕置きは何かな?蠍固めかな?ジャーマンスープレックスかな?ラリアットかな?コブラツイストかな?
俺は時計を見た
現在午後5時17分
家から駅まで一時間半、次の新幹線は7時から
そっから長野まで二時間、おばあちゃん家まで二時間……………
ワオぎりぎりだ!!
俺は5000円と数少ない貯金をもって駅まで全速力でダッシュした
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電車やタクシーを乗り継ぐこと六時間
俺は長野のおばあちゃん家の前に立っていた
タクシーを家の前に待たせ、すぐおばあちゃん家に入る
「おばあちゃん久しぶり!早速だけど梨ちょうだい!!」
間髪いれずに言った
「あらあら海ちゃん久しぶりぃ」
「おばあちゃん梨は?」
「梨?ほらここにあるよ 好きなだけもっていきなさい」
「ありがとうばあちゃん じゃあね!!」
「あらあらもっとゆっくりしていけばいいのに…」
そこで扉はしまった
「それにしても海ちゃん何で梨取りに来たのかしら…?梨ならさっき送ったのに…」
この事実を海斗が知るのは家に帰って爆睡し、起きたら姉が海斗が持ってきていない方の箱を開けている瞬間を見たときだった…
どうだったでしょうか
1話目よりも少し出来はよくないかなーと思っております
ここを直してほしい、ここ変えた方がいいって意見、めっちゃ待ってるんでどしどしお伝えください!!