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あのときの人  作者: runa
2/2

病院の中で...

気がつけばそこは病院だった...

身体中が痛い。



後から聞いた事だが私はトラックに

ひかれたらしい。運転手は無傷、私は重症。

右足の骨が折れ、打撲などの傷があった。

白い建物、白い部屋、白いベッド...なにもかも白で埋め尽くされている。この病室は殺風景でなにもない。そして四人部屋だけど私1人しかいない...

何故かこんな部屋に懐かしいとゆう思いがあった。

けど、私は入院したことがないから病室なんていったことがない....なのに...なぜ....



時間が過ぎ

夕方、頭の中にある風景がうかんできた。それは、

病院のベッドに座っている私....そしてその横には知らない白いワンピースをきたお姉さんがたっていた。なんだか楽しそうに笑っていた....

だけどなんだろ...わからない。どうゆうことだろ...

気になった私はお母さんに聞いてみた。

千夏「ねぇお母さん。私入院って初めてだよね?」

母「え!なにいってるの?一年も入院してて。

覚えてないの?」

千夏「ん...いつ...入院してたの?」

母「4歳のころよ。今よりも重症だったわ。」


千夏「 え....でも...」


私は言おうとした言葉をのみこんだ。

記憶がないなんて知ったらもっと心配するに

決まっている。すっぽり記憶がないなんて

おかしい... 頭をうったときに記憶がとんだのかな?

いや、でもそれはない。

もう気にしないでおこう。



夜がきた。もうそろそろ消灯の時間で

電気が消える。そろそろ寝ようかな。


その夜私は夢をみた。その夢に出てきたのは

入院していた頃の私とあの女の人だった。

私は病室の片隅でその二人を見ていた。

4歳の私は凄く楽しそうに話していた。

女の人も楽しそうだった。

でも内容まではわからない...でも確か、

名前はゆき...そうゆっていた....


お母さんがきたらちょっと聞いてみよう!

なにかわかるかもしれない。

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