6冊目 モンスター狩り
初冒険の第1歩。
スキルカードを見たら増えてたが,媒体が必要なスキルが多いけど,ゲーム機が勿体ないしと考えマコ叔父に前古いし要らないと貰った,カメラ機能しか使えないパットに地図スキル等を付与したら,この一帯の地図にモンスター反応とかが表示されたが,何かサーガ的な地図に成ってた。
「やはりモンスターが動くと,赤い点が動くみたいだ。」
パットの画面を見ながら言う政人,だがたまにノロノロと動く青い点,拡張して広げると灰色の点や黒い点,黒く点滅し素早く通り過ぎる点に,地図の一部が歪む地点が数ヶ所。
「横浜府と奈良府に京都県に首都名古屋都府に,帰りに通る近くの山に昔モンスターに一回滅びた東京特許区か。」
昔は知らないが何かの実験をして,モンスターを呼び寄せてしまい,自衛部隊と武力警察が多大な犠牲者を出しながら,同盟国の手助けて鎮圧したらしいが,どうやらきな臭い裏事情が在るとか,前にアッキーが言ってたな。
「さて美味しい肉モンスター,探さないとな。」
パットの画面で高原で動くモンスターに,狙いを定める政人は新しい装備を着て,自由飛行で高原に向かった。
「………草食系モンスターが沢山だけど,定番のスライムがモンスターではない反応,でもデカイスライムはモンスター反応なんだよね?」
透明でキラキラして何かを食べてる,スライムはモンスター反応無く,明らかに近くに居たモンスターを追いかける,スライムはモンスター反応だった。
「だいたいゲームだと魔法が弱点だけど,エーテルクリスタルが核なのかデカイのが見えてるけど………」
モンスターが多くて無理だから,減らしてから挑む事にした。
「先ずは牛のモンスター…………鈍牛か,……体デカイからな。」
牛を2倍巨大化しやや短い脚く部に,硬い黒い体毛で全身を覆い角は鋭く巨体の割に素早く,高速突撃技の槍技チャージを使うらしい。
「先ずは上空から一体,フリーズアロー!」
❪フリーズアロー❫
氷魔法初級魔法
氷の矢じりで敵を攻撃する,凍り付く追加効果付き。
指先を起点にし長い氷の矢じりを形成して,鈍牛の額を狙い放つと狙いの場所に氷の矢じりが行く,鈍牛は氷の矢じりに気付いて逃げたが,後ろを振り向いたのが悪運,頭ではなく尻に刺さりダメージを受け倒れる。
「トドメだ!,バレットストーン」
❪バレットストーン❫
地魔法初級魔法
弾丸の様に石や岩石を放つ魔法。
何もない空間から指先に岩の弾丸を出し,一気に指先から撃ち放ち鈍牛の眉間を貫き倒すと,仲間の死に反応した鈍牛達が群れでやって来るが,上空に居る為攻撃出来ないので睨む鈍牛達に,政人は次の魔法を用意した。
「20頭以上ならばこの太陽レーザーで。」
❪太陽レーザー❫
光魔法中級魔法
太陽エネルギーを複数のレーザービームにして,相手に向かって放つ魔法,この魔法を扱えるのは数少ない。
政人手の平をかざし8本の太陽レーザーを放つ,攻撃は何本かレーザービームを外すが,撃ち慣れて来ると8本のレーザービームが12本に成り,鈍牛達を撃ち貫くが流れ弾がモンスターのスライムに,何故か運良く核を貫き倒して居たが,何時の間にか毒蛇やガラガラ蛇や何故かデカイカエルで,大王蛙がやって来たが流れ弾に貫かれたりして居た,土煙が上がる中増えるモンスター。
「夏だからてヘビは勘弁して欲しい。」
だが此処はモンスターのテリトリー,雑木林から黒い奴等と巨大な鎌腕の奴等が現れた。
「げぇ!!」
カマキリは虫とは違ってたが,名前も漢字の蟷螂だが,他ではマンティスとか言われるらしいが,蟷螂は一緒に現れたゴキブリと戦って居たが,大型犬位の大きさのゴキブリに政人は気持ち悪いのだった。
ゴキブリの体は硬いのか?鎌を弾く黒い外皮,だが次に蟷螂がゴキブリの外皮隙間に鎌を突き立てると,あっさり絶命するゴキブリは,白い体液を出すと他のゴキブリが敵討ちと,蟷螂に向かい体当たりして応戦して居た。
「白い体液とグリーンの体液祭りだな,なんか臭いけど。」
蟷螂は仲間が居たらしく,黒い色のやグリーンの色や木の迷彩色やら,巨大な蟷螂が飛んでやって来たが,目標をゴキブリと政人に変わる。
「何で僕まで,だけどこれも経験と魔法や戦闘技術を高めるチャンス。」
何故か姿は蟷螂だけど他国の剣の腕の蟷螂や,斧や鋭くもギザギザの刃の稲刈り鎌の様な,凶悪な鎌腕が居たが政人を狙ったのは,長く鋭い反りのある刀の様な腕の蟷螂だった。
「このシールドで!」
昨日手に入れたシールドを起動させ,角度を付け力を分散させたが,パワー負けして空中で吹き飛ぶ。
「!?」
予想以上のパワーに政人は,戦闘スキルでは部が悪いので魔法も使う。
「ダークミスト!」
刀の様な腕の蟷螂の顔面に黒い霧が視界を隠すと,暴走し暴れ木や仲間を斬り倒して行く,何か違う効果が発生してる気がする政人。
「サークルエアーカッター!!」
❪サークルエアーカッター❫
渦巻き回転しながら風の鋭い刃で目標を切る魔法,熟練すると色々と便利な使い方や攻撃が出来るらしい。
鋭い風の刃が円形に回転しながら,刀の様な腕の蟷螂の首に向かって政人は操る,風の刃は回転しながら首を跳ね緑の液体が飛び散る。
「まだ終わらないよ!」
その勢いのまま斧腕や剣腕に,数体ゴキブリを串刺しにした槍の様な腕蟷螂に,重厚そうな巨大な腕剣でゴキブリを潰し斬り,硬い外皮以外を食べる蟷螂や硬い外皮ごと食べる,固そうなアゴの人間の2倍位の全長の,黒い蟻の首等を跳ねる。
「首や頭は即死ポイントだからね,普通のモンスターしか通用しないけど。」
色々モンスター図鑑や資料によると,首や頭や心臓が無くても,エーテルクリスタルがモンスターの核だと,エーテルクリスタルとモンスターを分離させるか,モンスター本体を焼き尽くすか,一撃で死に至らしめる特殊な武器か魔法か,クリスタルと肉体との供給ラインの断ち切りが必要らしい。
「ゴキブリは嫌だな………ファイヤーボール!」
ファイヤーボールをゴキブリ一体に放ち燃やす。
「…………キリがないな,スキルカードは………面白いのが増えてるな,サークルエアーカッターのお陰かな?まあ面倒だこら今回はコレ。」
政人は火魔法を解き放つ。
「火炎子爆弾!」
ゴキブリ密集の中心に火球を放ち,炸裂させ炎が撒き散りゴキブリを盛大に燃やして行く,ヘビ達はゴキブリと共に攻撃を受け,政人に攻撃する事も出来ずに倒れた。
「次はアイスロックフォールド!!」
❪アイスロックフォールド❫
氷魔法広域範囲中級魔法
岩や岩石位の大きな氷を滝の様に降らせ,目標全てを攻撃する魔法,追加効果で冷気で周りを凍らせる事もある。
森が焼けて来たので大きな岩みたいな氷を出現させ,上空から火事に成ってる場所全てに,滝の様に氷を降らせる政人。
「ヤバい,氷でぐちゃぐちゃに成る前に,回収出来るのはしないと。」
急いで鈍牛や蟷螂を回収したがやはり一部は,もう遅くミンチや雰囲気潰れて居たが,収納カードに大量にエーテルクリスタルや,微量に暁通貨が貯まって居たが,煙と土煙が上がる森は政人周辺はボロボロである。
「色々と危なかった。」
ゴキブリは燃えカスに成り一部鈍牛や蟷螂に,ヘビや虫系モンスターはミンチ燃えカスに成ってた,ゴキブリも火から逃れたのも氷の岩に潰れたり,冷気で凍ったりしていた。
「何体モンスター倒したか分からないけど,お金ドロップは紙幣は無いけど500円硬貨だらけだな,収納カードに自動回収有ったけどゴキブリは要らないし,自動回収モンスターの一覧表が出来るらしいから,ゴキブリやナメクジとか気持ち悪いモンスター以外を,設定にして回収と。後はエーテルクリスタルやドロップアイテムに通貨は自動回収と。」
政人は見落としてた機能をフル活用を始めた。
「鈍牛とか美味しそうなモンスターを,最優先で狩ろう。」
再び飛行し地上に降りる事無くパット画面を見て,ゆっくりと移動してる固体を見付て,ヘビとか居ない事をパット画面で確認してから,地上に降り神速で向かうとイノシシより3倍大きい,襟巻き猪てモンスターが居た。
「何でイノシシの身体デカイし,襟巻きトカゲみたいな襟が在るんだ?」
全身と同じ土色の襟巻きの先に,尖った骨らしき先端が何本もあり,身体も硬い毛に覆われて固そうなので,また魔法で倒す事にした。
「サークルエアーカッター!」
呟きながら魔法を発動させ,襟巻きの後ろの柔らかそうな首を目掛けて放った,サークルエアーカッターは血を飛ばしながら襟巻き猪の首に入ると,首の骨との摩擦か火花が散るが大動脈を切断したらしく,血渋きが噴水の様に上がり血の雨が襟巻き猪を濡らすサークルエアーカッターは風成り役目を終える。
「変なモンスターが来ません様に。」
大地を揺らしながら襟巻き猪は絶命した,ワオォーーン!!と鳴き声が響いたが,自動回収で襟巻き猪やドロップアイテムの,回収が終わって居たので再び自由飛行で飛び上がり,パット画面で確認すると,群れで此方に移動する集団20体の赤い点が,速いスピードで移動して居た,パットを仕舞い向かう。
「高い木々をあんなに小回り出来る何て。」
高山狼て大型犬よりやや大きい体格だけど,華麗に走る姿は格好いいが夏毛なのに,蒼白い毛皮は艶やかで綺麗である。
「後々の為に狩ろう,高く売れそうだし。」
フリーズアローを撃とうとしたら,何故か高山狼にロックマーカーが現れた。
「新しいスキルかも知れない,しかも複数ロックマーカーが出たし,此処はヘッドショット狙い…………出来るみたいだな。」
どうやら目標も設定出来るらしい,新しいスキルを使いフリーズアローを,再び構え直すと氷の矢が2本に増えて居たので,先頭の2匹の頭を狙い。
「フリーズアロー連射!!」
2本の氷の矢は高速で先頭の2匹の,高山狼の頭を貫くと残り18匹は分散する,幹を蹴りジグザグに蹴り上がり政人に襲い掛かる。
「甘い!」
刀を抜き空中歩行を使い,牙を光らせ襲い来た高山狼の首を狙い,居合いと神速を使い一瞬の居合い払い抜きで,首を切り落とすが他の木の幹を使いまた飛んで来る,高山狼を躊躇無く一撃で斬り伏せた。
「残り16匹。」
後ろの幹からジャンプする高山かだが。
「甘い!」
思い切り峰で頭をかち割り絶命させ,ガサガサと枝が揺れる木から飛び上がる高山狼,少し高度を上げると自爆して二匹が堕ちて行く。
「……………最初から高度を上げてれば楽だったか?」
残り13匹だが現れない,再び指先を起点にしフリーズアローを発動させると,ロックマーカーが2匹を自動ロックオン。
「行け!フリーズアロー連射!!」
フリーズアローに気付いた高山狼が逃げるも,逃げ切れずに撃ち抜くと次を狙う。
「まだ終わらんよ,フリーズアロー連射!!」
次のロックマーカーに向かい放つと,2本の矢は分裂し4本に成り,2本は目標無く地面に刺さり残り2本は,ロックオンした高山狼の頭を貫く。
「練度が上がったのか?だがまだ9匹居るはず。」
もう少し高度を上げてパットを出して画面を確認すると,9匹は山の奥に逃げて居たので諦めた,高山狼のドロップは高山狼の牙のお守りと,シャムシールて三日月みたいな剣を手に入れたが,刀より耐久性が低いみたいなのでいつか売る予定である,高山狼の牙のお守りは戦闘中の体力と腕力を,10%アップするらしい。
「お守りは刀の柄に掛けれる場所に付けて,さあ次は鳥を探そう。」
パット画面で少し西に進むと開けた草原が在るらしいので,地元だが全てを知らない政人には冒険である,西に進路を向け向かうと鈍牛が草を食べ,太った鶏が疾風の様に走り縄張り争いをしてたり,ダチョウみたいな足の鶏も居た。
「…………一体モンスターて…………」
呆れて見てる政人を他所に,人間の幼児位の腕の太さのミミズに,巨大な口が有るワームみたいなのを,地面から口ばしで引き摺りだし食べる,ダチョウ足の大きな鶏は足で何か探しながら進む。
「……………見てしまったがどうするか,あのニワダチョウて鶏………何かミミズ食ったの見た後はね…………」
太った鶏は日輪鶏らしい,微妙に羽毛は日の光に金色に見えて,日輪の丸いボディーだが美味いのだろうか?
「まあ狩ってマコ叔父に頼めば分かるか,先ずは足の速い日輪鶏から,ストーンバレット!!。」
縄張り争いしてた日輪鶏の頭をロックマーカーし,指先から石粒位のを撃つと貫通し,二羽を一気に貫くき次のターゲットのニワダチョウを,狙撃の様に狙う。
「貫け!ストーンバレット!」
小石の弾丸を撃ち放つと,ロックマーカーの頭を撃ち貫くとバタリと倒れる,ニワダチョウだが足がダチョウみたいなだけで,白い羽毛はいつかは売れるだろうか?
「次は鈍牛は………離ればなれで草を食べてるな,連射何処まで出来るか試そう。」
政人は鈍牛3頭をロックマーカーをしたが,日輪鶏が静かな事に気付き,血の臭いに逃げ出す鈍牛だが遅い。
「遅い!ストーンバレット連射!!………撃ち抜け!」
指先から1発1発を放つちゃんと連射して放つ事が出来,3発連射が可能だったが疲労感が出始めた,石の弾丸は鈍牛の頭を撃ち抜き絶命させた。
「まだ二日目午前中だけど,また来れば良いやマコ叔父に美味い牛モンスターの食事,出して貰おう疲れたし。」
政人は叔父が働く店に向かって行く,途中疲れが増したので疲労回復ポーションを飲むと,不思議な回復に驚く政人だったがお腹が空いてきたので,叔父の店に向かって飛んで行く。
【洋食屋森のテーブル】
看板が見えて来たので降り立ち,裏口から入ると忙しそうに叔父以外のコックが,フライパンを洗ったり鍋を洗ったり料理を盛り付けして居た,政人に気付いた若手の見習いコックが叔父に教えたみたいだ。
「早く帰って来たなマサ,沢山捕れたか?」
叔父の言葉に親指を立て。
「面白いアイテムもね。」
政人と誠は厨房隣の倉庫に向かうと,叔父に渡す解体ボックスを渡した。
「?何だこの箱?」
政人は2つを組み合わせ鈍牛を,カードから一頭出すと予想外だったらしい,鈍牛に驚く。
「鈍牛シチューや煮込みとかいけるな,で?この箱は?」
電源スイッチらしき場所を押すと,鈍牛は箱に吸い込まれ倉庫の端の入れ物に部位ごとに,何故か入って居たがしかも今入れたばかりなのに。
「一瞬で入って解体されたねマコ叔父。」
政人の言葉に叔父は「………ああ………」しか言わなかった。
「肉質はどう?」
政人に言われ肉の部位に別れた鈍牛の,肉質を眼と手触りで確かめ。
「お前は何処のベテラン猟師冒険者だ。」
「叔父の妹の息子で,初狩りだよ。」
叔父は政人に色々ツッコミたいが,他に狩って来たモンスターで開いた口が塞がらないかった。
「……………初狩で普通は狩れないぞ,まあ空を飛んだり歩いたり出来るから,普通の狩りでは無いな。」
お腹が空いてる政人,考え込むマコ叔父は。
「昼はオムライス食って行け,夕方ジイ達連れて店に来いご馳走を出す。」
政人は久々の叔父特性オムライスに感度し,ふわふわで柔らかく美味いオムライスを2杯お代わりし,祖父母の家に帰って行った。
「…………速い帰りだなマサ。」
祖父が居る畑に行ったら,不思議そうに言われたので報告をすると。
「…………まあ無傷だし,今時的な防具ぽいが素材が分からない不思議なのだな,鈍牛や日輪鶏を倒すとはな………」
そして政人は言う。
「モンスターの蟷螂とゴキブリと,グリーンの肌のゴブリンも倒したよ。」
それを聞いて祖父は,開いた口が塞がらないのだった。
「…………ワシがゴブリンがやっとだったのに,孫は蟷螂まで倒したか…………考え深いな………」
遠くの空を見上げる祖父に,土産を渡す。
「疲れてる爺ちゃんに生命力ポーション。」
政人から不思議なポーションを貰い,祖父は飲むと不思議に疲れが減り身体に力がみなぎる,だが孫を見たら驚いて居た。
「なんじゃマサ?」
ぱくぱくと口が動くと。
「爺ちゃんの髪や姿が変わってる。」
孫の反応を疑い妻の元に向かうと。
「何でジイが十年位若返ってるの,何をしたマサ。」
何故か婆ちゃんに怒られた政人だったので,生命力のポーションを祖母に渡し,祖母も飲むとまた身体が光りまた祖母まで姿が変わる。
「十二年前位の婆さんだ。」
政人は当分このポーションを仕舞う事にした,色々危険な気がしたので,しかも効果が若返ったより生命力が活性化して十歳前後,生命力が回復したみたいだ。
「何か身体が軽いし,足や腰や肩が楽に成ったよ。」
恐ろしいアイテムだが,祖父母に少しは恩返し出来てるか不安な政人だったが。
「マコ叔父が夕食は,店に食いに来いてさ。」
不思議そうな顔をする祖父母。
「珍しいあの子が。」
「店に呼ぶなんて,マコにしては珍しい。」
色々聞かなかった事にした政人だった。
「マサ,畑手伝え。」
「着替えて来るよ。」
農作業着に着替えて,枝豆やもろこしを収穫して夕方3人で店に行き,叔父は祖父母の若返った姿に顎を外して居た。
叔父の鈍牛煮込みやワイン煮込みビーフシチューは,今まで食べた叔父の料理の中で,上位に美味しく柔らかくとろける美味さだった。
「どうだ美味過ぎるだろ。」
勝ち誇り言う叔父に祖父母は苦笑する。
「マサに格好付けて。」
「まだまだだなマコは。」
祖父母のセリフに顔が引き吊る叔父だった。
??「僕の出番まだ?」