15冊目俺様はテンッロウと言うゴブリンと………宇宙へ
リスタート2話目スタートです。
政人達は遺跡に入るが何か寒気が一瞬した,政人は周りを見渡すが気のせいだったらしく中に進むと,中に居たモヒカンゴブリンが剣を片手にやって来るが,マイケルに倒される。
「雑魚だな,だがダイヤモンドは貰う………」
政人の収納カードが回収して居た。
「さて行こう政人とマイケル。」
何故かやる気なトム,しかし奥から見た事無いゴブリンが現れた。
「喰らえ!」
「太った小僧許さん。」
ゴブリンがファイヤーボールを放つ,しかも無唄唱での攻撃に一瞬驚き,危うくゴブリンに倒されそうに成る三人。
「ゴブリンが魔法だと。」
「「「「「「「俺様はテンッロウだ。」」」」」」」
「一斉に言うな,炎のダンス!!」
複数のゴブリンの足元から炎が現れ,ゴブリンが踊る様に炎に焼かれながら,逃げ惑い焼かれる。
「やり過ぎ………でもないか。」
マイケルは熱いがゴブリンにまた魔法使われても嫌だし,見なかった事にした。
「熱い~」
「何で俺様がああぁ~!」
「ちくしょう小僧がぁぁぁー!」
炎に焼かれなが文句を言うゴブリン,ゴブリンは鬱陶しく阿鼻叫喚し叫ぶ,炎が消えると苦しみながら息絶えた,ゴブリンの死体が転がる。
「ゴブリンの死体は何処の林に捨てて,モンスター達に処分して貰おう。」
「誰も要らんしな,ゴブリンの死体は。」
「そうだね。」
三人はドロップアイテム回収後進み,前回進まなかった先のちかに降りて行く,その頃花梨は駅に着き魔道列車を待ち,式神をまた放つが駅から先には何故か行かない。
『何故か帰っては行けない気がしますが,大学に明日から行かないといけないし………………』
悩む花梨は魔道列車の到着で,留まらず松本城下町に帰って行った。
そして政人は地下に降りたがゴブリンが棒を持ち,一体やって来たが。
「遅いね。」
トムが一瞬でゴブリンの身体を水平居合い抜き斬りし,何処で手に入れたのか分からない剣を鞘に収め,三人は二手に別れアイテムを回収し,広間で合理した政人とマイケルの口にはクリームの後が,トムは二人を睨んだがシラばくれていた。
奥に進むと赤い全身鎧のゴブリンと,黒い肉の塊らしきのがドロドロとうねって居たが,タブレットで見るとゴブルリンキングと,???の欠片衰弱と表示されたが何故かゴブリンが,ゴブルリンキングと表示される。
「アレはゴブリンではないらしいが,奴らのボスみたいだよ二人共。」
「………………」
『何故この世界に奴が。』
トムは驚きの顔をし,マイケルは。
「雑魚に変わり無いだろ?」
「雑魚言うな。」
マイケルの発言にキレるゴブルリンキングが文句を言う,だがマイケルは一瞬で間合いを詰め一撃の拳を,ゴブルリンキングに打ち込むとくの字に曲がり,後ろの扉にぶつかり紫色の血を流し瀕死だった。
「……………弱。」
マイケルが呆気に取られてると,黒い肉の塊がゴブルリンキングと融合?し,大きなブラックダイヤを置いて消えた。
「……………え!?終わり。」
トムは腕を組み呆気ないゴブルリンに,違和感を感じて居た苦労して倒したと言う他の世界の自分に,何回も復活して現れるが弱かったと言う他の世界の自分,そして刺し身宴会する他の世界の自分が居る世界で戦ったのと違う,この世界に現れた違う姿をしたヤツ,トムはもう出て来ない事を願う……面倒だから。
「さて攻略ももう少しだね二人共。」
「次は宇宙だな。」
「その前に刺し身だよ。」
三人は扉を押したが開かない,扉に挟まったゴミ?を外し中に入ると,大きな戦艦級ロストシップに最新防具を超えた,超技術の白い服とズボンに革ぽいブーツが有ったけど,全部自動で装備脱着かのらしい。
ロスト宇宙戦艦は白い船体で見付けたのは三人だが,トムもマイケルも何故か共同所有したくないらしい,何故か僕が所有者代表に成った。
船内は外以上に広く部屋も広いので,三人で1部屋にしたが一人部屋にしたい時は,話しをし部屋を移動する事にしたが……
「…………まさかロストシップを探し出すとわな。」
「役場に届け出しろよ,面倒に成る前にな。」
爺ちゃんとマコオジがそれぞれ言う。
「マコに料理は教わってるが,料理で怪我するなマサ。」
「…………たぶん大丈夫。」
政人は宇宙戦艦の中に有った,自動調理キッチンシステム眠りが有り,叔父に教わった料理以外のレパートリーも有り,宇宙の旅が馴れるまで自動調理キッチンシステムを使うつもりだ。
「あとはマコオジに頼んだ小麦粉やお米を入れて………」
オジが何か言いたそうだが,たぶん問屋に色々聴かれた事だろうな,迷惑料にブラックダイヤ2つ分のお金払っただけど。
「小麦粉は明日だが米はジイと今日届いたのは,マサの作った倉庫に有るから持って行け。」
「ありがとうマコオジ。」
まだ何かに言いたそうだが,トムとマイケルにお酌されまた酒を飲んで居た。
数日後食材やロスト宇宙戦艦登録届け出や,アッキー達からの旅立ち前のメールが来たが,アッキーがうっかりさっき彼女の皐月さんに,何か喋ってしまいヤバいから早く出発した方が言いと返信が来た。
「あの娘だろうね。」
「だろうな。」
トムとマイケルは政人を急かし始めた。
「そんなに急がなくても。」
「その油断は命取りに成るぞ政人。」
マイケルが真剣に政人に言うので従い,祖父母や母に妹に叔父に簡単に挨拶を終わらせて,ロスト宇宙戦艦の遺跡に向かう。
途中何か寒気がしたが急ぎ遺跡ショートカット通路に,カードキーをかざし扉を開け鍵を閉め降りて行く,宇宙戦艦乗船エレベーターに乗りブリッジまで一気に上がり。
「じゃあ夜決めた通り,行けるワームホール航行先まで行って後は決めよう。」
「未知は楽しみだ。」
マイケルが言うとトムは。
「永遠に航行だけは勘弁して欲しいよ。」
「変なフラグ立てないでトム。」
トムの発言に有り得そうで怖い政人だった,遺跡の離れた場所の大地が開きロスト宇宙戦艦は浮上し,オート操縦で大気圏に向けてロケットブースターが火を吹く,そして彼女が現れた。
「もしかしてアレですか?」
空を見上げる花梨,白い九尾の狐が疲れた顔をして居た。
「もう無理,花梨太った?」
花梨は頬を膨らませ。
「太ってません,胸が成長したんですよ咲耶姫。」
この頃契約した妖狐だが文句が多いが,スピードが速いがスタミナが無い欠点で困って居る。
「………成長したか私は知らぬ。」
「契約にいなり寿司一日二食何て,咲耶姫だけよ………スタミナ無いのに何故一食20個も,食べれるのか不思議よね。」
咲耶姫をジト目で見る花梨と,何故か汗を滝の様に流す咲耶姫だった。
宇宙に出た三人は自動航行でワームホールワープに入り,武器の手入れや手に入れた魔力を刃にする不思議な,刃の無い剣の柄と鞘に困惑する政人。
魔力刃を出す自主練を始め,トムはフォトンソードの扱い熟練と,新しい剣の鍛練に戦艦の擬似戦闘を使い慣らして行く,マイケルも新しい不思議な感覚の二刀の刀を,色々な想定等を試し慣らして行く。
ワームホールワープから一週間?か一ヶ月過ぎ,ワームホールワープが終わるタイマーらしき音が聴こえ,三人はやや疲れた顔をしブリッジに来た,不思議なロボ?球体がたぶん毎日掃除してたので,ブリッジも綺麗だが眩しい。
「ワックス掛け異常だよね?」
「ワックスなのかコレ?」
政人とマイケルは首をかしげる,ピカピカでツルツルな床を見ながら。
〘ワームホールワープ終了します,ブラックエンジンからエーテルエンジンに切り替え,通常航行致します。〙
このロスト宇宙戦艦のメインAIの,ロマネ・コンティがアナウンスしワームホールから出て,星の光がほぼ無い宇宙に辿り着いた,ガス惑星らしきたぶん巨大なマーブル色の天体が見えたり,灰色らしき点の星が写し出されたりした。
「銀河が無いな。」
マイケルはカメラが映し出す景色に,自分達が居た宇宙外に出たかも知れないと思った,ロマネ・コンティの宇宙地図には星系名は出ないが,暫くすると数百光年先に銀河らしき反応が有るので向かう,ワームホールワープで目的の地点に向かう,今度は何故か4時間で着いた解せないが,外部カメラが出した光景は,沢山の銀河群が蠢く場所,三人は近い銀河の降りても大丈夫な場所を,ロマネ・コンティに頼み再度ワームホールワープし到着する,その星は超スーパーアースで恒星が五つも有る,不思議な星系で重力等の心配も有るがロマネ・コンティは,大丈夫との判断だし降りる事にした。
水で青い星はロスト宇宙戦艦すらノミの様に小さく見える,大気圏に突撃しても船体は軋まず大気圏に降り,大陸が見えると街が見える。
「…………街が見えるぞ。」
「どんな人類住んでるんだ?」
マイケルと政人は興奮気味に言うが,トムは。
「マグロ居るかな?」
「ぶれないなトム。」
「マグロは大事だ政人。」
トムはマグロが居るか気にし,マイケルも同調する。
「でも不思議な星だな,空を飛ぶバイクや平べったい銀色の小判型の飛行体,でも何か文明差無い?」
拡大される街はレンガや木組みの街並み,街に張り巡らせる水路には木のカヌーぽい船で,厳つい男やスリットロングスカートの美人な女性が,人や物を運び忙しそうだ。
茶色系のブレザーにスカートの学生が,屋台やカフェでお茶をする美少女や,部活に汗を流す学生の姿も見える。
「少し前まで僕も学生だったな。」
「魚が外の店頭に出されてるよ。」
政人は学生を振り返り,トムは魚屋の拡大を見て興奮して居たが,マイケルも画面を食い入り見て居た。
「何だ?面白い子が居るぞ?」
マイケルが建物の影から影にジャンプしてる,ツインテールのピンク髪少女を見る。
「…………平和な街なんだな。」
「…………それで良いのか?政人。」
何か言いたそうなマイケルだったが,確かに不思議ちゃんぽい行動で有るけど,まあ可愛い美少女なので気にしてはダメな気がする。
マイケル「次回はこの不思議な超スーパーアースの,探検だよな。」
トム「服装は微妙だし僕達降りても大丈夫かな?」
さてどうなるか?次回に進む。




