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宰相殿は今日もお疲れ  作者: 紫香楽楼
2/4

宰相の令息は状況を整理してみる

2話目です

前世を思い出した俺は、このままでは辺境行きが確実なので状況を整理することにし図書室の机に腰かけて目の前の紙に書きだすことにした。

 俺・・・ショタ・・・前世の子供時代よりかわいいな

 父・・・モブ顔髭 宰相 賄賂漬け

 母・・・巨乳やさしい

 妹・・・髪がドリル(令嬢モノってこんな奴多いな・・・・)

     目が怖い(ビームが出そうだ・・・)

 愛犬・・・よだれまみれ


 実家・・・無駄にでかいキンキラキン・・・

 そこまで書いて俺は気が付いた・・・宰相と公爵の収入でこんな成金ハウスなんか作れるわけがないことに・・・・大っぴらすぎだなあ・・・ゲームの補正かナニカ神の力が働いているのか明らかに不正やってまーすな家なんだけど誰も気が付いていないんですが・・・・俺は気を落ち着けて書き続ける。

 王国・・・貴族制度 王権は弱い 貴族に無駄にドリルな女性が多い・・・ 

      産業は農業中心

      封建制度で軍が貴族の私兵中心

 んん・・・確か我が家にも私兵がいたな・・・ゴージャスにキンキラキンな・・・考えるのはやめよう。

 文化・・・中世ヨーロッパ調 ロココも混じってるな ドリルへアー

 文明・・・中世レベル 魔法がある

 そこで線を引いて対外関係も書きだした

王国の北

 パルティア帝国 でかい つよい

王国の東

 アルティア市民国 でかい つよい

王国の西

 ローマン王国 でかい つよい

・・・アレ・・・これ詰んでね・・・・俺はここまで書いて頭を抱えた。なぜならゲーム開始時の10数年後には自国はこの3カ国に侵略されたのか首都周辺部しかなくなってる状態から始まってたはずなので。現在の外交関係では、市民国の不可侵条約以外は王家間の婚姻で不戦条約が結ばれてたはず。それが切れて侵略されて首都しかなくなる事態って・・・12年後に起こる断罪イベントしか思い浮かばないなあ・・・俺はため息をついた。


書けた・・・

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