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混雑電車

作者: 木月 愛美

コンクリートに雨が落ち

いつもに増して混雑電車

わたしの靴はびしょ濡れで

黄色の線を越えられない


スーツ姿は急ぎ足

混雑電車に消えていく

わたしの靴はびしょ濡れで

重い

一歩も動かない


それでも雨は降りつづけ

わたしを拒む混雑電車

電車の中のあの人は

そんなわたしをわらったんだ


コンクリートに雨が落ち

今日も変わらず混雑電車

わたしの靴はびしょ濡れで

まだまだ前へ進めない



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― 新着の感想 ―
[良い点] 何でもない日常の一コマが、 ファンタジックなポエムの感じに 描写されていて、 素敵と思ったです。 [一言] 僕の小説も感想くださいね。(^^♪
2019/10/30 13:44 退会済み
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