ep.3 動く刻
今回は短めです。
「フレ.....ン?」
嘘だ....そんな訳...
「ああ、実は...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という訳なんだ」
「そうか...キュリア様が」
「とりあえず街に戻ろうぜ、ここに居たらまたいつ襲われるかわからない」
「あぁ、分かった、でもその前に」
依頼を完了したと示すにはモンスターの中に存在する「核」を差し出す必要がある。だからオーデさんはナイフを貸してくれたんだ。
「初心者だから難しいなぁ...でも段々慣れてきたか(バキッッ!)あ」
「ドンマイ...練習...しようぜ?」
「うん...いや、あぁ...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そろそろあれをするか...」
「そうだな、段々歯向かう貴族が増えてきたからな、たかが地方貴族が」
「それでは予定通り魔王様に」
「よろしく頼むぞ」
全く、こんなに待遇を良くしてやってるのにすぐに調子に乗るなんて...馬鹿な奴らだな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うっ、うぅ」
ここは何処だ...?
そうだ!確か母様に逃げるよう言われて...
そこから記憶がない...身体もなんだか大きくなったような気がする...
「うぅ...」
何処からか女性の声がするこの声は確か!
「姉さんっ!」
「あっあれ?ロキじゃない!ここは何処?」
「僕にも知らないよ!とりあえず周りを見てみよう!」
よかった、姉さんが無事で...あとは兄さんなんだけど、近くにい(コロセ)え?
(コロセコロセコロセコロセ)
誰だ!
(オマエノアニヲコロセ)
くっ、うぅウ
(オマエノアニハオマエヲオイテイッタ)
コ....ロス
(ソウダ...オマエノアニ...
フレンヲコロセ)
次回もー