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血塗れの叫び  作者: ある人
第1章
5/15

ep.2 薄明の荒野と昔話

今回割と適当かも

こんな明け方にウサギを狩りに行くなんて大変だよ...こんな事ならオーデさんについてきて貰えばよかったな、まあオーデさんからナイフ貸してもらえて良かったかな。流石に剣は自分で買ったけど...あの人が居ないと不安だなぁ...



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「すまねぇ!妹の誕生日が近いから買い物に行かないといけないんだ!」


「へぇー、妹さん居たんですね!知りませんでした」


「ああ、俺はずっと妹と二人暮らしだ」


そう、それはあの時からだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



父と母は身勝手だった、俺が15の歳になると家から出て行った。残されたのは、まだ5歳になったばかりの妹フレイヤと俺だけだった。

そんな時だった、俺が冒険者という言葉を聞いたのは




「フレイヤ、お兄ちゃんこれから仕事が忙しくなるから遊んでやれなくなるかもしれないんだ」


「うん、いいよー!まってる!」


俺は幼い妹のために命をかけた。

自分の身を削り、依頼をこなして行った結果、俺はAランクにまで上り詰めた。その時である、ユグドラ王宮が焼けたのは。


妹は深く落ち込んだ。ユグドラ姫に憧れていたからだ。その時俺は感じた、俺個人の力ではどうしようも出来ない事があるって、俺は無力なんだと気付いた。

だが俺は進み続ける、俺がフレイヤの唯一の





家族だから。



「お兄ちゃん何してるの?」


「あぁこれか...これは...そうだな、信頼する人への手紙...かな?」


「誰に送るの?」


「あぁ、それは




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「いた!」


暗闇の中で不気味に光る二つの赤い目。奴こそがデスキラーラビットだ。


「先手必勝!てやぁぁ!」


そう言って剣を振り下ろすが軽く避けられてしまう。

このウサギ...とても素早いっ!


「グッグヴヴヴ」


そう言ってこちらへ向かってくる。


不味いっ!


その瞬間全身に耐え難いような痛みが走り、思わず声を出しそうになる。


くッ、動きの素早さに似合わずパワーがある...

このままだとまずいかも知れない...

スピードでは勝てない、体格的にも小さく有利、それでいてパワーもある...

....そうだ!あれがある!


右手で持っていた剣と取り出したナイフをすり合わせる。


すると体の底から力が抜けてしまいそうな不快な音が鳴り響く。


今だっ!ウサギは人間より聴覚が優れている、それ故に大きな音を鳴らせば一瞬だけ隙が出来るはず!


「今だっ、くらええっ!」


今までは風を切っていた剣がデスキラーラビットの頭と身体を引き離す。ドス黒い血が流れ出し、目は光を失う。


本当に殺して良かったんだろうか。


一瞬だが脳裏にこの言葉が浮かんだ。

人の都合で殺される動物はどんな気持ちなんだろう。


そう考えていると周囲から何か分からない多くの鳴き声が聞こえる。


そして現れたのは



大量のデスキラーラビットだった。


不味いよ...一匹でも苦戦したのに軽く数えても30はいるこいつらを倒すことなんて無理だ、かと言ってもうすでに囲まれてしまった。もうだめだっ!


そう思って目を瞑った瞬間


「てやぁぁ!」


という掛け声が聞こえ、そのすぐ直後、デスキラーラビットの叫ぶような声が聞こえた。


「へっ?」


「大丈夫だったか?君冒険者?」


「は、はいそうです」


そう言って顔を上げるとそ「うわぁぁぁぁっ!」

「えっ?!どうしたんですか?!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あぁ....お前、フレアか?」


「な、何故その名前を知っているの?!」


「俺だよ...やっと会えた...俺の名前は






フレンだよ」


次回もー

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