12月21日 五月、エースを目指せ?
今年最後の投稿です。
良いお年をお迎え下さいませ。
PⅤが15,000突破してました。ありがとうございます。
話を聞かない黒猫のフィリップさん、やっとお帰りになりました。
私とハリィさん、どっと疲れて放心中。
そっぽを向いてたギンさんは、機嫌をなおしたみたい。
溢れる私の魔力を食べて、満腹のようです。
「いや、なんとも…。サツキさん、改めてようこそ。お茶でもいれましょう」
「はい。あ、これ、約束してた私の世界のお酒と砂糖です」
ワインセット、赤はリザードマンさんズに上げたから、ロゼと白だけですが。
ハリィさん、透明なワインのガラスビンにご執心。
骨董品を鑑定するみたいに、下から覗いたり、爪先ではじいたり。
もう、猫まっしぐらです。
あのー、お茶はどうなりました?
「滑らかで透明度の高いガラスは初めてだにゃ!すごいにゃ!!」
あのー、お茶、勝手にいれますよ。
夢中なハリィさんに代わり、お茶をいれます。
昨日、ハリィさんが使った生活魔法を思い出しながら。
タンデンとやらで魔力を練って、火をつけるイメージ。
チャッカマン、ライター、マッチ、火打石…は古すぎるね。
「あ、マッチ、クリエイトしちゃった」
手のひらに、マッチ棒一本出現。
これだけじゃ、火はつけられません。
「えーと、マッチ箱、マッチ箱」
よし、よし、マッチ箱きました。
あれ、着火の魔法をためすはずが、ま、いいかな?
お茶が沸いたころには、ハリィさんも落ち着いてました。
ワインといっしょに持ってきた上白糖にも興味深々。
真っ白な砂糖は最高級品で、貴族が独占してるんですって。
ヴァルノーラでもお貴族様、贅沢してるみたい。
「なにより、この魔力です。ほんの少量でも金貨一枚の値段がつきますよ」
グリーンアイズを細めながら、ハリィさんは続けます。
「サツキさん、これだけの量で仕入れ値が銀貨5枚では安すぎます。
この砂糖の売上げの半分を貴女にお渡ししますよ。
金貨10枚は払えますから」
確か、銀貨百枚で金貨一枚って、ハリィさん言ってたような気がする。
ちょ、ハリィさん、それ多すぎなんでは?
特売の砂糖だもん、1キロ二百円もしないと思うよ。
なんか詐欺的ななにかなようで、嬉しくないような。
けど、貴重な収入源だし、複雑だなあ。
「サツキ、そろそろ帰るとしよう」
まったりしてたギンさんが、ゆっくり立ちあがりました。
「着火の魔法から、教えてやろうぞ」
ギンさん、にやりと笑ってます。なんか怖い。
「またおいで下さい。ギン殿、サツキさん」
「うむ、また会おうぞ、今度はあの馬鹿抜きでな」
光学迷彩で透明化したギンさんといっしょに、ハリィさんの家を跡にしました。
町外れの誰もいないとおりでギンざん巨大化して光学迷彩解除。
彼の背中に乗って、空の旅へGO!
「お主の家に着いたら、修行するぞ、魔法のな」
と、鬼コーチ宣言なギンさん、めっちゃ楽しそうです。
憩いの我が家についたなら、鬼コーチギンさんと魔法修行開始のようですoez




