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六話

 この世界に伝えられる歴史の中で信憑性があると言えるのはこの九〇〇年間。その九〇〇年の間で幽霊船(ゴースト・シップ)が現れたのは、僅かに五回。


 だが、その内の二回は数十の町と村を滅ぼして十万を超える人々を殺害したと言われており、残りの三回は幾つかの国を文字通り、死の国に変えた、と記されている。


 船自体が意思を持つ巨大な不死の魔物(アンデッド)であり、自らの生み出した姿隠しの霧にまぎれつつ世界中の海を回り、己の乗組員を求めて船や漁村を襲い、また己が在り続ける為の生気や魔力を得る為に周囲の生き物を無差別に襲うこともあるという。


 その大きさは内に宿した魔力と乗組員の数によって変動すると言われているが、目の前の船の全長は二五〇メートルは有るだろうか。地球最大の戦艦、大和の全長が二六〇メートル強、この世界の一般的な帆船の大きさが二〇〜三〇メートルであることを考えれば、目の前の船が相当数の乗組員を有していることは想像に難くない。


 伝説の不死の魔物(アンデッド)を目の前にし、思わず呆然とする。そして隙だらけの獲物を目の前にして、それを見逃すような幽霊船(ゴースト・シップ)では無かった。


 幽霊船(ゴースト・シップ)の甲板より十体ほどの黒い影が飛んでくる。・・・おそらくは怨霊(ホーント)、あれならば何百集まろうと敵ではないが背後に控えているであろう主力の骸骨海賊(スカル・パイレーツ)死体戦士(ゾンビ・ウォーリア)髑髏の騎士(スケルトン・ナイト)、さらにおそらくは複数体存在している可能性が高い死者たちの王(ノーライフ・キング)の事を考えると取るべき道は一つしかない。


 「逃げるぞ、アリシア!」


 俺の横で同じように呆然とする彼女の手を取り、今来た道を全力で引き返す。



 『燃えろ』



 背後より迫る怨霊(ホーント)の群れを紅蓮の炎が包み込む。どうやらこの世界でも怨霊・悪霊の類を相手に炎は効果的らしく、十体ほどの怨霊(ホーント)は跡形もなく消滅する。


 その最後を確認し、再び走り出す。だが振り返る直前に沖合いの幽霊船(ゴースト・シップ)から、より強力な悪霊(ファントム)の集団が出てくるのが確認できた。


 

 『隠せ』



 言葉と共に視覚・聴覚はもちろん、魔力すらも完全に隠す泡が俺たちを覆う。


 この場は逃げ切れる・・・。だが、逃げ切った後はどうする?


 アリシアの手を引いて走りつつ、俺はそんなことを考えていた。




 「幽霊船(ゴースト・シップ)か、まさか御伽噺の魔物にお目にかかれるなんて思わなかったな」


 ほうほうの体で逃げ出してきた俺たちの話を聞き、ティオは忌々しげに口を開く。


 「ああ、よりにもよって・・・という感じだな。いくら俺でも、一人であれの相手をするのは流石に無理だ」


 この世界の住人にとって、幽霊船(ゴースト・シップ)は恐怖の象徴である。『悪い子の所には幽霊船(ゴースト・シップ)が来て連れていかれる』というのはこの世界で最も良く使われる躾の言葉だ。


 無論、恐怖の象徴として君臨するに相応しい力も持っており、約一五〇年前、最も近い時代に現れた一隻は一〇〇メートルほどの全長に三体の死者たちの王(ノーライフ・キング)、二〇体を超える髑髏の騎士(スケルトン・ナイト)、さらにそれぞれ、一〇〇〇体近い骸骨海賊(スカル・パイレーツ)死体戦士(ゾンビ・ウォーリア)を乗せていたという。


 成竜にも匹敵する力を持つ死者たちの王(ノーライフ・キング)吸血鬼(ヴァンパイア)に次ぐ実力を持つ髑髏の騎士(スケルトン・ナイト)、生前の実力によって異なるが、平均的な個体でも一体で五人の兵士と戦える骸骨海賊(スカル・パイレーツ)死体戦士(ゾンビ・ウォーリア)・・・


 それらが『群れ』ではなく、『軍』となって襲い掛かってくるのだ。義威羅(ぎいら)であった頃の俺ならともかく、今の俺の手に負える相手ではない。


 「だが、前例は有るのだろう?以前はどうやって倒したのだ?それを真似れば・・・」


 「有史以来、幽霊船(ゴースト・シップ)を退治した例は無いわよ。奴が獲物を狩り尽すか、たっぷりと生気を喰らい、満腹して去るのを待つだけだった。どうやらコール上級騎士とイズン上級騎士の二人は町に近づけさせ無いように自分達を囮にしつつ、森林地帯や荒野付近に誘導して殺人猿(マーダー・エイプ)血赤鳥(ブラッド・モア)を襲わせて、奴が満腹するのを待ってたみたいね」


 と、なると・・・


 「じゃあ、ルシール伯爵が今後取る対応も同じって事だよな」


 「うん、っていうか幽霊船(ゴースト・シップ)が相手じゃそれ以外の対応なんて存在しないと思う」


 ・・・・・・あれ?俺らが出来ることって無くね?


 「だね、せいぜい大人しくしてるくらいか、幽霊船(ゴースト・シップ)が相手じゃ俺ら全員で行ったとしても、間違いなく誰かが犠牲になるだろ。俺らも一応は王族・大貴族の子弟なんだから何か有ったらルシール伯爵の責任問題になるしな」


 俺の出した疑問にティオが答える。


 うーん、正論ではあるんだけど、なんか釈然としないなぁ・・・



 

 だが、その考えは甘かった。俺とアリシアが幽霊船(ゴースト・シップ)と遭遇してさらに二十日、それだけ経っても幽霊船(ゴースト・シップ)が去る様子は無く、住民の不安を抱えながらも、ノーリリアは本格的な冬を迎えようとしていた。


 「また犠牲者が出たんだって?」


 「・・・うん、銀狼騎士団の第一中隊が壊滅したみたいね。生き残りは片手で数えれる程だって」


 ノーリリアに所属する騎士団の中隊は正騎士がおよそ三十人、それに加えて従卒や輜重隊の人間を合わせておよそ二〇〇名近い人数が配備されていたはず。


 それが・・・壊滅。


 彼ら全員にそれぞれの人生があり、家族や友人が居たことを思うとやるせない気持ちになる。


 出来るのならば、今すぐに最前線の騎士たちと合流して共に戦いたい。


 だが、今の俺はルシール伯爵の客人であり、いまだ成人の儀も済ませていない子供であり、この国の王子でもある。俺が戦場に出れば、幽霊船(ゴースト・シップ)が去るまで持ちこたえることは出来たとしても、彼の面子を潰すということになり新たな争いの火種になるだろう。


 恥も外聞も気にしていられない程に追い詰められているなら話は別だが、ルシール伯爵領の戦力はまだ九割以上残っている。


 数百人の命を守るために数万人の命を危険に晒すことはできない。上に立つものとして、王子として守らねばならない当然の掟。


 だが、理性では判っているものの、感情がそれに追いつかない。こうしている間にも、俺より非力な人たちが己の故郷を守る為に死力を振り絞っているのだと思うと、頭がどうにかなりそうだ。


 「二人とも、ちょっと時間はあるか?」


 割り当てられた部屋で話す俺とターニャに暗い顔をしたティオが声を掛ける。その手に持っているのは一抱えほどの文字のかかれた木版、いわゆるウィジャ盤と呼ばれる洋風コックリさんに用いられる文字盤だが、彼はこれを応用して遠く離れた相手との通信機として利用している。


 「なあギーラ、悪い話と最悪な話、どっちから聞きたい?」


 ・・・ろくでもない二択だな、おい。だが、聞かないという選択肢が無い以上は覚悟を決めるしかない。まずは悪い話から。


 「ノーリリア全土に幽霊船(ゴースト・シップ)出現の話が漏れた、国中の港町がパニックになって物流が完全に止まってる。餓死者が出るまでのタイムリミットが短くなった上に、鉱山周辺の町じゃ十分な備蓄が出来ない内に情報が漏れたんで、このまま状況が悪化した場合の被害は予想以上に大きくなりそうだ」


 マジか・・・、しかもこれが最悪な話じゃないんだろう?


 「そして最悪な話だが、お前の親父さんが幽霊船(ゴースト・シップ)討伐の決死隊を率いてルシール伯爵領(こっち)に向かってる。後二、三日で到着するらしいが、はっきり言って勝ち目は無いぞ。まず間違いなく全滅する。なんでも、うちの親父に『後は任せた』なんて言って止める側近を振り切って出てきたらしいな。『王たるもの、苦しむ臣民を放っては置けぬ』だとよ、自分が生き残ることは考えてないんじゃね?」


 ・・・・・・・・・いったい何を考えとるんだ親父殿、自棄でも起こしたか?


 それとも戦後『民の窮地に剣を取らなかった』とか言われるのを恐れたか・・・いや、親友の危機を黙って見てられなかっただけだろうな、多分。


 「了解した、親父がこっちに着いたら腕ずくでも止めなきゃならんな」


 そう言って俺は席を立つ。ああ、確かに『最悪な知らせ』だ。他のみんなにとっては、だがな。


 そう、この状況は俺にとっては最悪とは程遠い。なぜなら親父が、現ノーリリア国王フォルムス王が出陣したとなれば、この話はルシール伯爵領の問題では無く、ノーリリア王国全体の問題になる。


 いままでは『自分の領地も守れぬ軟弱者』ルシール伯爵がそう難癖を付けられ、貴族達の争いを表面化させない為に俺は見ていることしか出来なかった。


 だが、ノーリリア王国全体の問題となれば話は違う。国の危機に剣を取るのは王子として当然のことだろう?・・・ああ、これでようやく俺も戦える!!




 翌日の夜、聖銀(ミスリル)鎖帷子(チェインメイル)を着込み、いくらかの回復薬(ポーション)魔力回復薬(マナ・ポーション)、携行食に武器などを入れた荷物を担いで、人目を避けつつ城を抜け出す。親父が来るから、といって素直に最前線で戦わせてくれるかどうかは解らない。


 いや、いくら『三本角の天才児』とはいっても、いくら殺人猿(マーダー・エイプ)血赤鳥(ブラッド・モア)の群れを瞬殺出来るだけの実力を持っていようとも、今の俺は所詮十二歳の子供である。


 そんな子供を死地に向かわせるのは外聞が悪すぎる。たとえ戦場に行くことが許されても、せいぜいが後方で補給隊の護衛か傷病兵の慰問といったところだろう。


 それでは都合が悪い、俺のような化け物の力はあくまでも最前線で使うべきもののはずなのだ。


 それに国王が無事ならば、王子はまだ代えが効く。古代中国でも漢の高祖、劉邦が敵より逃げる際に子供はまた生めばいいと、二人の息子を馬車から突き落としたというし、俺が死んでも両親が頑張って弟か妹を作ってくれれば問題ない。それが無理でもティオやイリーナにだって王位継承権はあるわけだしな。


 月明かりを頼りに街道に出て、幽霊船(ゴースト・シップ)の出現が予想される海岸に向かう。連れ戻される可能性が高い以上、正規兵との接触も出来る限り避けてゲリラ戦を仕掛けるか、それとも影から彼らの援護に徹するか。


 だが、そんな事を考えながら夜道を歩いていた俺の背後から慣れ親しんだ少女の声が掛けられた。




 「なあギーラよ、こんな夜更けにたった一人で、一体何処へ行くつもりなのだ?」 


 静かな、だが確かな怒気を込めた声がイリーナの口から発せられる。


 彼女の後ろには言葉こそ出さないものの、険しい顔をしたいつものメンバーとライラ姉。


 一瞬、誤魔化そうかとも思ったが、それが出来そうな雰囲気ではない。


 「わかってるんだろう?幽霊船(ゴースト・シップ)と戦いに、だ」


 「一人で・・・か?あたしたちと一緒に行こうとは考えなかったのか」


 「ああ、こんな危ない橋を渡るのは俺一人で十分だからな」


 俺の偽らざる本心。だが、その言葉を聞きターニャが無言で進み出る。


 こうなれば、次に何が来るかは予想できる。来るであろう衝撃に備えて歯を食いしばる。そして次の瞬間、予想通りに彼女の平手打ちが頬を打った。


 「なにを考えてるの?一人じゃ手に負えないって言ったのはギーラ君でしょう?」


 「嘘って訳じゃない。倒すのは無理でも、幽霊船(ゴースト・シップ)が消えるまでの時間を稼ぐ位なら何とかなると判断しただけだ」


 この言葉も嘘ではない。当然、真実という訳でもないが。


 「・・・ギーラ、本当のことを言って」


 ・・・・・・アリシアめ一瞬で見破りやがったか、流石は我が幼馴染。


 「全員で行ったとしても九割がた誰かが犠牲になる。犠牲を出すことが避けられないなら、俺一人で行った方がまだ対処が出来そうだ」


 「で、お前が一人で行ったとして無事に戻ってこれるのか?」

 

 ・・・・・・・・・言いにくいことを的確に聞いてくるな、おい。


 「幽霊船(ゴースト・シップ)の乗員が見た目通りなら五分五分だな。みんなと一緒に言って九割の確立で誰かを失うか、俺が一人で行って五割の確立で死ぬか、言っとくがみんなを死なせるくらいなら俺は一人で死ぬことを選ぶぞ」


 俺の言葉にみんなの顔がさらに険しくなるが、この件については絶対に譲れない。つい先日、何を犠牲にしてでもみんなを守ると決めたばかりなのだ。死に急ぐつもりは毛頭無いが、必要とならばこの命もみんなの為に犠牲に出来る物の一つである。


 「選択肢ならもう一つあるわよ、幽霊船(ゴースト・シップ)との戦いはあたしたちに任せて貴方達は大人しくしてる。元々これは、ルシール伯爵領民(あたしたち)の問題なんだから。貴方達が手を出すのは筋違いでしょう?」


 「それは違うよ、ライラ姉。このまま船を出せない状況が続けば王都の住人にも被害が出る。漁に出れない日があと三月も続けば、飢えた住民が暴動を起こす可能性もあるしね。それに、幽霊船(ゴースト・シップ)の目的は己が有り続ける為の生気だ。自分に深手を負わせて、生気を消費させられる相手が居るとわかれば、そこで引いてくれるかもしれない」


 たとえ暴動が起きたとしても、貴族間の暗闘を表面化させて他国の付け入る隙を見せるよりはマシだった。


 だがそれでも何千人という死者が出るだろう、防げるなら防ぐに越したことは無い。そしてその賭けの賭け金は俺の命、賭け金に対して随分と割のいい勝負ではある。


 「だから、悪いけど俺一人で行かせてもらう。止めるつもりだというなら、腕ずくでも押し通る・・・!」


 言葉と共に体内の魔力をより高純度、高濃度に練り上げる。この世界では概念さえない魔力の操作法。はっきり言って全員を相手にしたとても、四〇秒で無力化する自信がある。


 だが、


 「ねえギーラ君、あなたにとってあたしたちって何なの?」

 

 戦闘態勢に移ろうとした俺にターニャから不意打ち気味の言葉が掛けられる。


 「あたしは、あなたの事は仲間だと思ってる。出来ればこれからも、ずっとそうでいたい。・・・だけど、あなたを一人で行かせたりしたらあたしはもう、あなたの仲間と名乗れない!」




 ・・・・・・・・・・・え?




 『おい、諏訪部。まさかお前一人で『ヨグ=ソトースの落とし子』と戦う気か?』


 一人でホテルから出ようとしていた彼に声を掛ける。彼は一瞬驚いた様子を見せるが、どこか諦めたようにこちらを向く。


 『ボクが思いっきりやれば、あれに深手を負わせるくらいは出来るはず。そうなれば、後はきっと先生達が何とかしてくれる』


 気弱げな、だが断固たる決意を込めて彼は答える。才能だけなら『学園』でも、いや全世界でも最高のものを持ちながら、それに振り回されている目の前の少年の目は、明らかに自分の死を覚悟した者のそれであった。


 『何をふざけたことを言ってんだ、お前は』


 言うが早いか、俺の隣に居た義彦が一瞬で間合いを詰め、彼のみぞおちに拳を入れる。


 縮地で間合いを詰めて、無拍子から急所への一撃って・・・身内にやるコンボじゃねーな、おい。


 体をくの字に折り、うずくまる彼に俺は声を掛ける。


 『なあ諏訪部よ、お前としては死んでも構わないのかもしれない。だがな、残される人間としてはそうもいかねえんだよ。なにより俺はお前の事は仲間だと思ってる。だがな、お前を一人で行かせたりしたら、俺はもうお前の仲間を名乗れないじゃねーか』


 『そーいう事だ。ほら、行くぞ。三人でやればひょっとしたら勝てるかもしれないしな』


 そう言うと義彦は諏訪部の耳を摘まんで歩き出す。無論、俺もその後に続く。向かう先は江東区の夢の島公園、自衛隊の特殊部隊と宮内庁陰陽部の実力部隊『八瀬童子』が『ヨグ=ソトースの落とし子』と睨み合いを続ける埋立地。


 まだ二本の足で立つことも出来なかった幼い頃に出会い、共に育ち、共に学んだ親友たちと満月の光の下を行く。


 明日の太陽を見ることが出来ないかもしれないが、こいつらと一緒に死ねるのなら悪くない。夜の街を歩きながら俺はそんなことを考えていた。





 まったく・・・どいつもこいつも『俺』と同じことを、義威羅と同じ台詞を口にしやがる・・・!!


 「わーったよ、その代わり危なくなりそうだったらすぐに逃げるからな」


 昔、逆の立場で偉そうな事を言った身としちゃあ断れねえじゃねえか。


 彼女たちは俺の言葉に頷くと、背中の荷物を担ぎなおす。中身は多分、回復薬(ポーション)魔力回復薬(マナ・ポーション)の他、聖水や火炎瓶といった対不死の魔物(アンデッド)用の道具だろう。


 さあ、この状況でどうやってみんなを守りつつ幽霊船(ゴースト・シップ)を撃退するか・・・って出来るのか?本当に・・・

  


 

 


 


 

 



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