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風纏う者

作者:峰子
「≪風≫よ、お前達は子らをよく護るのだ。やがて≪月≫がその役目に従い、子らに力のあるべき道を教えよう」
≪近しい者≫は≪風≫にそう告げ、星を去った。≪近しい者≫がいなくなり、星は理の根底の光を失って均衡を崩し始めた。
≪火≫と≪水≫と≪地≫は大地に降くだり、均衡を保った。
 ≪月≫はもう、人間を教えもしなければ導きもしなかった。≪月≫は人間の目から姿を隠し、時が来ることを待っていた。≪近しい者≫が再び戻るその時を。
 森に抱かれるように在るその街に彼はいる。≪風≫は彼を見守り、そして≪月≫は待っていた。
 この星の未来を左右する子の誕生を。
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