31.5話 物語の流れが途切れるので、説明はこちら。がっ! 作者の拙い知識なのであっているかどうかは不安です。でも、これでいきますっ! 読みたい人がいればどうぞ。
1.重力子と閉じた紐(弦理論)によるエネルギー生成
まず、わたしのエネルギーシステムは、重力子と呼ばれる粒子を利用しています。重力子は、重力を伝える粒子として理論的に予測されていましたが、従来の物理学では直接観測されていませんでした。しかし、わたしの時代では高度な量子技術の発展により、重力子の存在が確認され、その特性を利用することが可能になりました。
重力子は弦理論に基づく「閉じた紐」のような振る舞いをし、空間を波動的に広がりながら振動し、エネルギーを「束縛」する性質を持っています。この技術により、従来のエネルギー源を超えた高効率な動力システムが実現しました。
2、ディラックの海と負のエネルギー
次に、エネルギーを生成する仕組みとして、ディラックの海の概念が応用されています。ディラックの海は、かつてポール・ディラックが提唱した「負のエネルギー」を持つ状態の理論でした。かつては理論上の概念に過ぎませんでしたが、わたしの時代ではこの「負のエネルギー」を抽出し、利用する技術が確立されています。
量子力学では、空間全体にエネルギーの波が広がっており、ストライカーはこの「量子の海」に干渉することで、負のエネルギーを正のエネルギーとして取り出すことが可能です。これにより、従来のエネルギー供給源に依存しない、安定した動力システムが確立されています。
3、クァンタムコンバーターとエネルギー変換
この抽出したエネルギーは、クァンタムコンバーターと呼ばれる装置を介して変換されます。クァンタムコンバーターは、負のエネルギーを正のエネルギーに変換する技術であり、量子力学的なメカニズムに基づいて動作します。
従来の物理学では負のエネルギーの利用は理論的なものでしたが、わたしの時代では量子変換技術が確立され、負のエネルギーを直接利用可能になりました。この技術により、クァンタムコンバーターはディラックの海から引き出したエネルギーを実用的な出力へと変換し、ストライカーの動力源として安定したエネルギー供給を実現しています。
4、ジェネレーターとその動力
最終的に、クァンタムコンバーターで変換されたエネルギーは、ジェネレーターに供給され、機械的な動力へと変換されます。従来の技術では困難とされていた持続的なエネルギー供給も、このシステムにより可能となりました。わたしの時代においては、これらの技術が実用化され、高度な機械動力の根幹を担っています。




