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よみびとしらず #03 聖子  作者: 艸香 日月
第八章 前夜
8/13

前夜

 せまる満月の日を翌日にひかえ、八郎はひとり陰陽寮の稽古場にいた。

 稽古場に満ちる朝の空気はすでに肌寒く、時節柄を伝えている。

 今日は早くから霧雨があたりを濡らしていた。


「浮遊術」

 八郎はそう唱えると、両手で印を結び全身を脱力させた。

 しばらくその姿勢でいると、にわかに小さな風が沸き起こり、八郎の体はわずかに浮いた。

「ようし、いい調子じゃ。続きまして、邪見」

 『邪見(じゃけん)』とは、物の怪を肉眼で見る術である。

 人界では、物の怪が意図して人間の目にうつさない限り、人間の目に物の怪は見えない。何もしないでいると物の怪は見えないのである。邪見とは、そんな物の怪を見るための術であった。

「続きまして、全点透視」

 『全点透視(ぜんてんとうし)』とは、物の怪の痕跡を追う術である。物の怪の残り香を見ることのできる術である。

 八郎はその目であたりを見まわした。

「おるおる」

 八郎の目には、稽古場のそこここに巣くう物の怪や、そういった物の怪たちの這った跡がくっきりと見えている。

 一呼吸おいて、八郎はそこで大きく細く肺から空気を吹き出した。

 ゆっくりと八郎の体が地面に降りる。

 息を吹ききると、八郎はがくりとその場に突っ伏した。

 背中で息をしながら、八郎は己の非力さに思わず怒った。

 この程度では明日の決戦は師匠の足手まといになるやもしれぬ――。

 八郎が唇を強く噛んだその時であった。

「おや、早いじゃないか、八郎」

 明るい声が八郎を呼んだ。

 振り返ると、稽古場に連なった椅子の合間に人影が見える。

 目を凝らすと、その人物は師匠の康親であった。

「おはよ,うございます、師匠」

「おはよう」

 八郎は体を起こし、全身についた砂を両手で払い落とす。

 それを見て少し間を置き、康親は八郎に告げた。

「それじゃあ早いけど始めようか」

 頼明との決戦を明日に控えた今日、陰陽寮では八郎の陰陽師試験が行われるのである。





 

 聖子は朝食を頂くと自室に引きこもり、ひとり文机に向かっていた。

 外は霧雨、途中まで降ろした三方の御簾が、室内を仄暗くしている。

 非常に細かい雨粒の、聞き取れそうな音の波が、四方からくるむように響いていた。

 聖子は自身を包む音に耳を傾けつつ、両腕をまくり、しばし墨をすっていた。

 文机の向こうに視線をやると、庭に設けられた池の水面に雨粒が当たるのが見て取れる。

 ひと月前には雨音の代わりに蝉が大合唱を聞かせていたものだけれど、彼らの姿はもうどこにも見当たらない。

「清らかじゃな」

 聖子はそう、つぶやいた。

 墨の量はもう十分である。

 ましろの紙を文机にいっぱいに広げ、筆を上の方で軽くつまみ、聖子はつらつらと思いつくままに歌をしたためていった。

 書きあがったそれを見やって、聖子は一人自嘲する。

「陳腐じゃのう」

 聖子は何度も同じ歌をよみあげ、その度に苦笑いを浮かべた。

 そうこうしているうちに紙ににじませた墨が乾く。

 じっくりとそれを待ち聖子は目の前の紙を丸め次の白紙をひろげた。

「では次じゃ」

 そう言うと聖子はまたつらつらと歌をしたためていく。

 そうしてまたけらけらとひとり、笑うのであった。

 聖子の儀式は延々と続いた。

 それはまるで歌を詠うようであった。





 玄庵の朝は早い。

 都の連中など比ぶべくもないほど早い。

 住職という職種がそうさせるのであるが、玄庵は坊主の頃から教え込まれた躾の方が強く出ていると自分では思っていた。

 今日は朝から霧雨である。

 講堂中のしっとりと湿った雨戸を丁寧に一つ一つ開けて回りながら、玄庵は一段と細くなった己の腕を見た。

 明日は頼明との対戦である。

 この身がもつかどうか。

 玄庵が術を教わったのは、妖界に住まう坊主等の一人である明水である。

 玄庵には才覚があった。

 明水が教えるままに、玄庵は素直に身に着けていった。

 果ては明水等が舌を巻くほどに術を身に着けていった。

 明日の対戦に役立つであろうが、問題はその身がもつかどうかであった。

「こればかりは悔やまれるな」

 玄庵は、悪夢にさいなまれ食事も喉を通らなかった日々を顧み、ほぞをかんだ。

 せめて今からでも出来ることをしようと、朝食はいつもより多めにとった。

 そうして約束した通りに、明水のいる妖界へと、稽古に出かけたのであった。




 対して良成の朝は誰よりも遅かった。

 良成はある女のところに居た。

「そんなに顔を出されては濡れてしまいます」

 一つの衣にくるまっていた良成が、ひとり頭を出し外の様子を伺おうとした時であった。

 良成の腰元でまるまっている女が、まだ眠たそうな顔を良成に向けてそう言った。

 女は良成より二回りほど年が若い。

「ああ、すまない、衣から出てしまうねえ」

 言って良成は身を起こし、女の足に衣をかけてやる。

「ごらん、外は雨だ。それにもう昼だよ。お腹がすいてたまらない」

「まあ、ではまず衣をつけてくださいませ」

 言われて良成は半裸である自分を顧み、女に向かって苦笑いを返した。

 女はきゃらきゃらと笑って良成のつけていた衣を、脱いだ衣の中から引っ張り出す。

 女がひときわ大きな衣を引っ張った時である。

 ごとん、と鈍い音がして、衣の山の中で何かが落ちた。

「あら」

 女が手探りで持ち上げ衣をはぐ。

 見ると金色に光る法具がその場に現れた。

 霧雨を受けて、法具は鈍く光る。

 夜に光の元で見るとどれほど綺麗に輝くことか、と女は思った。

「ああ、それはお守りだ」

 言って良成は法具を女の手から取り上げた。

「明日はこれで戦うんだ」

「まあ、乱暴な坊主等の仲間入りでもなさったの」

 女はくすくすと笑う。

「まあ、そんなところだねえ」

 良成は法具を抱き、再び女を衣の中へ誘い込む。

 女はいよいよ奇声をあげ、けらけらと笑いながら良成の腕の中ではしゃいでみせる。

 良成は女を抱きながら、このまま何事もなく済めばよいのにと、強く願った。

 何事もなく明日が来て、また何事もなく妖界へ赴き奏君と奏でるのだ。

 良成には目の前で起こることすべてが悲しかった。

 なぜ自分の思う通りになってくれないのか、なぜ天は自分にばかり試練を与えるのか、恨んだこともあった。

 いや、今なお己の不運をなげいている。

 良成は女を抱くその手に法具を握り、奏君を一心に望んだ。

「明日など来なければよい」

「え」

「ん、明日が待ち遠しいと言ったんだよ」

 ふふ、と何も知らない女はおどけてみせる。

 良成はそんな女に悲しい笑みを返すのであった。





 午後には八郎に試験の結果が伝えられた。

 その結果をたずさえて、八郎は一路聖子の家を目指した。

 霧雨の中を、しっとりと濡れた牛車が一台、わずかな土埃を立てながら進む――。


「聖子、聖子はおるかのう」

 聖子の家では、八郎のことを家人もよく知っており、今では名前を告げるだけで聖子の部屋まで通される。

「その声は卵の八郎か」

 まだ声だけしか届いていないのに、部屋の中から聖子が大声でこたえる。

「卵じゃと。けしからん。卵は昨日までの話じゃ」

 ここで八郎が部屋に到着した。

 御簾が半分まであげられた部屋の中を覗こうと、八郎は腰を折る。

 その気配に気づき、聖子は向かっていた文机から振り返る。

「では見事」

「ああ見事」

 八郎は部屋の中に入り、慣れた風に床に敷いてある畳の上に腰を落ち着ける。

 聖子はその場でからだを八郎に向けて座り直す。

「見事試験には合格じゃ」

「おお、めでたい」

 八郎に続いて小瓶をたずさえた下女が部屋に入って来て、聖子と八郎の前に湯吞を揃え茶を注ぐ。

 目の前に注がれたそれを、のどが渇いていたのか八郎はさっと取り上げ口に運ぶ。

「足元の悪い中ご苦労なことじゃのう」

 部屋の中まで外気を纏ってきた八郎に、聖子が苦笑いを投げかける。

「何はともあれ合格じゃ。これは祝杯じゃ」

 八郎はそう言うとかっかと笑い残った白湯を一気に流し込んだ。

 それを見て聖子も笑い白湯を一口飲み込んだ。

 そんな聖子を見やって、八郎が口を開いた。

「お主の方はどうなんじゃ。楽器を奏でる術と聞いておるが、それは難しいのんか」

 八郎は陰陽師試験のためひとり特訓に明け暮れていたから聖子たちの稽古の様子を知らないのであった。

「そうじゃのう、康親様に聞くと陰陽師の見習いのようなことをしておったはずじゃ。形代をな、両手で包んで浮かせたりするんじゃが、慣れたらそれを楽器で行えということでな、後半はもう奏でるだけで精一杯じゃった」

「楽器を奏でて物を浮かせるのか」

 空になった湯呑を両手でいじりながら八郎が尋ねる。

「どのような術を繰り出すかは、奏者の頭の中で決められるんじゃ。頭の中で一心に願うんじゃ。そうして奏でておると、音に呪力が宿って呪術となると言われた。まだうまくは出来ぬがの」

「なるほどのう。のう聖子、ひとつ二人で奏でてみぬか。聖子は楽器を、儂は形代を扱うんじゃ」

「おお、よい訓練になるのう。のった」

 そうと決まると二人は龍笛と形代を用意し、その場で居住まいを正した。

「では」

「では」

 聖子は目をつむり、小さく小声で次のように囁いた。

「浮遊術」

 八郎は、片手に持った形代に、印を結んだもう片方の手をかざし、次のようにつぶやいた。

「水龍、召喚」

 聖子は勢い良く龍笛に息を吹き込んでゆく。

 八郎は一心に池の中央を見つめ集中する。

 にわかに、池の中央が盛り上がった。

 水しぶきをあげ、八郎の呼んだ水龍が水中より躍り出る。

 水龍のあげた水しぶきから小さな龍が生まれて、そこここに飛び交っている。

「聖子、成功じゃ。お主は」

 八郎はそう言うと聖子に目をやった。

 するとその場にはひらひらと布が垂れ下がっていた。

 聖子の浮遊術が成功していたのである。

「はは、浮いておる」

 八郎のその声に、天井近くで仰向けに龍笛を奏でている聖子が大きくうなずいた。

「ははは、成功じゃのう、聖子!成功じゃ!!」

 八郎は両手をあげて小躍りをしてみせた。

 聖子は龍笛をこれでもかと奏でてみせるのであった。





「そこまで」

 妖界にも降る霧雨のなか、明水が声を張り上げた。

 場所は妖界側の願良寺に設けられた広場の一角である。

 明水の一言で、それまで宙に浮いていた三十余名の坊主等がいっせいに地面に降りた。

 中には失敗して地面にたたきつけられる者もいる。

 皆すぐさま列の持ち場に戻る。

「ではもう一度、浮き体(うきてい)

 再度明水が号令を発すると、玄庵を含む三十余名の坊主達はいっせいに印を組み宙に浮いた。

 中には印を組むまでもなく宙に浮く者もいる。

「さあさ、宙に浮いて終わりではありません。姿勢を整え列を作るのです」

 空中に身を躍らせた坊主集団が、ゆっくりと列を作り始める。

 中には集中が途切れ地面にたたきつけられる者もいる。

 午後、そのような稽古が半時は続いた。


「仕上がりはいかがでしょう」

 稽古を終え一息ついていた明水の隣に玄庵が腰をおろし声をかけた。

「まだまだですねえ、皆頑張ってはいるのですが、いかんせん続かない。能力の差を埋めたいのはやまやまですが、出来る者が励めばそれだけ差が開くというもの。出来る者を注意するわけにもいかず。出来ぬ者の尻を叩くので精一杯で。こればかりは」

 明水の言を受けて、玄庵ははははと返すにとどめた。玄庵はいわゆる『出来る者』であったため、何をどう言っていいのか分からなかったのである。

「頼明との対戦、いよいよ明日でございますね。士気はどうでしょう」

「それはよろしいでしょう。皆たけっております」

「それはよい」

 玄庵は手を組みなおした。

 二人は、それからしばらく互いに声を発することなく降りしきる霧雨を見やっていた。

 花で有名な願良寺では、彼岸花が見ごろを迎えていた。





 日がとっぷりと暮れる頃には霧雨をもたらした曇天が晴れ上がり、代わりにほぼまん丸な月が夜空に上がっていた。

 その月を格別の思いで見上げている者がいた。

 康親であった。

 康親は池に張り出した屋敷の縁側に陣取っていた。一番近い部屋の灯りは消してある。そのため周囲は真っ暗闇である。しかし空に上がっている月の光で、そこらじゅうが青白くぼんやりと光ってみえた。

「おとうさま」

 暗闇の中を人影が近づいてくる。

 声からして、康親の娘、瑠璃子であった。

 手には灯りを一台たずさえている。

「そんなところで何をしていらっしゃるの。なんて不躾な事を言わせないでくださいねえ」

 瑠璃子はくすくすと笑う。

 ぼうっと光る娘の姿に、康親は目を細めて促した。

「おいで。月を見ていたんだよ」

 瑠璃子は灯りをそばに置き、康親の隣に腰をおろした。

 月のかげが湖面にうつり揺らめいている。

「明日だけどな」

「明日」

 瑠璃子は不思議そうに重ねる。

「そう、明日。明日な、ちょっと遠くへ行ってくるよ。今度こそ失敗できない仕事があってな」

「遠くでございますか。どれほど遠いのでございましょう」

 そう聞かれ、康親は手で丁寧に切りそろえられた顎髭をしごいた。

「そうじゃのう、そうじゃのう、だいぶ遠いのう」

 言って康親は娘のまなざしから逃げるように月を仰ぎ見た。

 目には眩しいものがわずかに光った。

「では、お帰りをお待ちしておりますね。母上と太一と一緒に」

 瑠璃子は静かにそうつぶやく。

「ああ、皆で待っておいで。必ず帰るからね」

 二人は長い間、揃って月を眺めていた。





 同じ京に、同じ月を見上げている者が大勢いた。

 良成もそのようなうちの一人であった。

 良成は月を眺めながら歌を詠んだ。

 それを下男がさらさらと紙にしたためてゆく。

 数枚出来上がると、良成はそれを下男から取り上げ懐におさめ言い放った。

「では、行ってくる」

 湯あみのために一旦自邸に戻った良成は、今宵は別の女の元へ通ってゆく。

 その女の名を洋子といった。

 年の頃は良成と同じであり、もう付き合い始めて云十年という間柄であった。

 良成を乗せた牛車が、方違えをはさみながら一路洋子の自邸へと向かう。

 月に照らされ一面は青白く光り輝き、牛車のあげる土埃が風にふわりと舞った。


「待たせたねえ、洋子」

 そう言うと良成は御簾をかきあげ洋子の部屋に入った。

 外は青白い光が支配しているが、部屋の中は灯りが十分に灯されていたので橙色のあたたかな影で包まれていた。

「遅いではありませぬか、良成様」

 洋子はふふと笑って良成を招き入れる。

「これを」

 良成は、用意していた彼岸花と歌を揃えて洋子に差し出した。

「まあ美しい」

 洋子はそれらを受け取ると振り返り、花を手水鉢にさし、文は文机の上に広げた。

「声に出してもよろしいの」

 洋子は広げた歌についてねだった。

「勿論だとも」

 そんな洋子を、目を細めて見やる良成は快い返事でこたえる。

 快諾を得た洋子は、両手で広げた文に目をやり朗々と歌を詠み始めた。

 洋子の声に耳を傾けつつ、良成は畳の上に腰を落ち着ける。

 目の端にそれを捕らえながら、洋子は最後まで詠みあげる。

「上手に詠むことだねえ」

 下女が運んできた酒とつまみに口をつけ、良成は早くも酔いがまわっている。

「嫌ですよ酔っ払いは。さあ私にもおひとつ」

 言って洋子は良成の手にしていた盃をついとつまみあげ口元に運んだ。

 くいっと飲みやって、洋子はふうとため息をつく。

 一呼吸おいて、洋子は良成に尋ねた。

「今日はまた急なお越しでどうしました」

 良成は畳の上に体を投げ出しまどろんでいる。

「良成様、今日はどうしました」

 少し語気を荒げた洋子の声に、良成は小さく驚いてみせる。

「ああ、いや、うん、今日はね、特別なんだよ」

 言って良成は猫のように上体をくるりとひねって一回転した。

 あらあらと言いながら洋子は康親が脱いだ衣を片付けてやる。

「明日はね、特別な日なんだ」

 そう言うと良成は懐から金色に輝く法具を取り出した。

「見てごらん。これを。綺麗だろう。これでも武器なんだよ」

「あら坊主が読経の際に使う法具じゃありませぬか」

「知っているの」

「先日も法会の際に坊主が手に持って振っていたのを見ておりますよ」

「へぇ」

 縁故のとぼしい良成は行事にも疎かった。

 良成は法具を片手に握りしめ灯りにかざしてみせる。

 法具はきらきらときらめき、わずかに霊力を帯びた。

 一通りの修行を終えた良成は、もうそのわずかな変化も見逃さないようになっていた。

 良成はひそかに、法具に霊力を注いだ。

 霊力の宿った目で見ると、法具は青白く輝き始めていた。

 むろん洋子の目には相変わらず金色に見えている。

 このひと月の間、元来の性癖もあいまって、良成の厭世気分はいやがおうにも増していた。

 そこへ与えられたのが霊力であった。

 霊力は、心を寄せる物の怪の奏に通じる新たな力であった。

 良成は自然とその力に傾倒していった。

 早く奏君と好きなだけ奏でられる日々に戻りたい――。

 そのためにはどのような邪魔も許さない。

 法具を用いた技を一通り身に着けた良成は、薄い氷のような危うさをも身に着けるに至ったのであった。


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