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プロットの話。

 


 第一回、ことり流プロット講座ー!<ドンドンパフパフー


 さて始まりましたプロット講座!

 とは言いつつも、私がこうやってるよ、っていうだけなので参考になったら嬉しいなーって感じです。


 1.一番いいシーンを思いつく

 私は基本、最初にシーンと言うか、山場の挿絵を思いつく人です。

 イメージとしてはラノベの後ろから2枚目くらいの挿絵ですかね?

 それが全てのベースとなります。


 しかもこの絵は夢のワンシーンなことが多いです。

 なので次何を書くのか、自分でもコントロール出来ないんですよね笑。



 2.登場人物がどんな人かを考える

 ↑のシーンに出てきた人は、たぶん主人公です。もしくはこのシーンを見ている人が主人公かも。

 この人が一体どうしてこんな状況になったのかを考えたら、もう物語の中核は出来ました。



 3.最初を考える

 山場は出来ましたから、あとはどこから始まり、どこで終わるかです。

 これは、あんまりオリジナリティーの要らない部分だと思います。特に始まりは。


 テンプレで手堅く始めるのが結構いいと思ってはいますが、荒技としてはいきなりメインシーンを持ってくるのもアリだと思います。

 一番いいシーンから始まるのでインパクトはありますし。


 ただ、出オチにだけは気をつけましょう。

 後ろがスッカスカになる恐れがあります。

 最悪強制終了、もしくはエタ……そんな惨状を呈するかもしれませんが、インパクトは抜群です。



 4.終わりを考える

 これ、結構苦手です。

 メインシーンが後ろに近いとマシですが、出オチになると終われなくなってしまいます。

 そうなるとエタが見えてしまうわけですね……


 そうならないためにも、終わりを決めましょう。


 色々やりたいことあるし、終わりなんて当分先だし……

 そう思っているあなた、考えが甘いですよ!

 終わりが当分先だと、力尽きそうになります。

 途中で一旦考えてみるためにも早めに終わりを持ってきましょう。


 完結したけど、まだやりたいことがある!

 そう感じたら、第二部を始めるなり、番外編をたくさん書くなり、色々やり方があります。


 まずは完結を目指しましょう!





 よし、これでたぶんプロットは出来た!

 じゃあ、これをもっと自分のものにするために、本編を書き始める前に1回練習してみましょう。



 ☆読書感想文を書こう!☆


 皆さん、読書感想文書いたことありますよね?

 無い人はたぶんいないでしょう。

 しかも、あまり苦痛ではなかった人が多いと思います。

 読書感想文書けない人はそれよりも長い物語を書こうとは思わないでしょうし。


 では、実際に書いてみましょう。

 字数は原稿用紙3枚くらい、1200字もあれば充分だと思います。原稿用紙って正味字数じゃないので1000くらいでもいいと思います。


 1.あらすじ

「なろう」のあらすじではなく、オチまで書いたあらすじです。読書感想文ですから。


 2.一番好きなシーンorセリフ

 これは王道ですね。これが書けないなら物語に対する愛が足りません。

 もう一度練り直すか、一旦温めましょう。


 3.この物語を読んで思ったこと

 これは、ラノベなので軽ーい内容でいいです。


 ・ヒロイン可愛かった。

 ・主人公みたいになりたい。

 ・主人公の立場ならこうするのにな。


 こんな感じで充分でしょう。


 これが書けたらもう大丈夫です。

 この物語はほぼあなたのものになりました。


 もしかしたら、あなたの中で完結してしまって、もう物語として世に送り出さなくてもいいんじゃないかと思うかもしれませんが……



 とにかく、ここまてやってから書き始めたら、エタりはかなり遠いです。

 あと、必要なのは根気だけ。

 頑張って書きましょう。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 読書感想文式プロット作成法、いいアイディアですね。 物語のラストを先に作っておくのは、大切なことですよね。
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