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200文字小説

押入れ(200文字)

作者: うわの空

 俺の部屋に入るやいなや、彼女は青ざめた。がたがたと震えながら、押入れを指さす。

「ね、ねえ。…押入れの中がなんか気持ち悪いんだけど」

 彼女に霊感がある事は知ってる。だが、

「幽霊がいるってのか?まっさか。入ってるのは俺の布団だよ」

 俺はきちんと襖を閉じている押入れを見ながら、笑った。それでも彼女は落ち着かない様子で、押入ればかり見ていた。


 彼女には、見えたんだろうか。



 俺が殺して、押入れに隠している女の姿が。



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