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Real Life 003 架空の企業の作り方

本編のつなぎ企画の第三弾です。おまけというか、解説というか。

捏造も含めて、ここに書かれていることは、設定上あり得ると考えてもらえれば幸いです。(実際に設定したけど反映する気なし)

今回は奥様の会社編と題して、アレコレ裏設定をでっち上げる回です。


・まず引っ越す話、あれはどうなった?

なくなっています。正確には娘が拒んだというのが正しいと思われます。とは言え、現在時点で、ゲストルームっぽいものがないとこのあとの展開に問題が出そうな気はします。困ったことに、主人公がいらない状態になりかねないという。

とは言え、常軌を逸しているから話を書けているわけでして、そこに一人ゲームチェンジャーを放り込むことで、変化を起こしたいという気持ちはあります。だからこその残念美人設定なのです。

ちなみに、僕の話ですけど、年間150日ぐらい友人が泊まっている状態を経験しています。今も付き合いがある人間が多いですけど、金曜の夜に来て、日曜の夜中に帰る友人がいましたから。僕が買ってないのに、なぜか布団とかもあったしw


・三姉妹に見えるほど、奥様・娘・後輩は似てるの?

顔だけで言えば、ダントツで後輩が一番見栄えします。そりゃ当たり前です。実はこの辺、少し迷いがあって、奥様の見た目は20歳前後、娘は現時点で22歳ですので、娘のほうが大人っぽく見えるし、顔つきも今風に変わっているという感覚で書いています。どうしてナンパされないのか、それは今の時代が良かったからですね。一方で奥様はもともと地味子ですから、それほどインパクトの強い美人ではなく、AKBよろしくクラスで10番目に可愛い子という見た目です。いや、3番目ぐらいにしておこうかな。(とは言え、こういうと失礼かもしれませんが、20年そこそこで日本人って本当に見た目と年齢合わなくなってきてるからね。)

あと作中でも触れてますけど、体型はアスリート型の奥様に対して、やや成熟してきている後輩、グラドルみたいな娘という感じで、体型そのものが奥様と後輩で違うはずなのですが、見た感じはほぼ変わらないという見解だそうです。(娘談)で、奥様はミディアムボブ、娘と後輩はロングです。後輩がミディアムボブにしたら、後ろ姿は瓜二つでしょうね。

当初、この後輩をもうすこし狂言回しに使おうかと思っていたんですが、あまり恋愛事に興味のなかったという設定を加えて、なりゆきで付き合っている人がいるが...、という少女の部分を入れたかったので、結果として三人揃うとなんとなく空気感が似ているという設定を組み込んでいます。


・部長補佐というポジション、あれは現実的?

フィクションですから、別にいいんです(笑)。何度も書いていますけど、奥様は客寄せパンダなので、人事部長というポジションでありながら、対外折半などが業務の中心となります。じゃあ、人事部は回らないじゃんということで、実質的に部長なんだけど、肩書を補佐にすることで、人事部を支える長の支えも出来るようにしておきました。まあ、彼も10歳以上年下の奥さんがいますし、そこまでの話もちょっとおもしろそうではあるんですけど、そのうち書こうかなと思っています。

ちなみに、待遇面では部長職という扱いになっており、社長との一件で、会社の中ではダークヒーロー的なポジションですので、設定で書いた「ゆくゆくは役員になる」はそう遠くない話だと思っています。もういいか。部長補佐は長谷川博己さんのイメージで勝手に書いているんですけど、小林昭二さんと二人で派閥を作って、株主に根回しするような役をさせてしまっているのは、本音を言うとカッコよさげだからなんです。まあ、シン・ゴジラ見すぎたかな。イマイチキャラクターが掴めないので、NHKのファミリーヒストリーまで見たんですけど、結構すごい家柄の人なんですよね。

35歳で、10歳以上年下の奥さんをつかまえて、翌年に子供が生まれて、より仕事に邁進している一方で、営業部や現社長と結託してるあたり、野心家っぽいところはありそうです。事実、自分の上司である人事部の部長を追い出しているわけですしね。彼を主人公にした話とか、勢いで書いてみても面白いかな。


・Life 49、それまで登場しなかった後輩を追加したのは?

2章のLife 25.9時点では、実はいなかったという設定に、勝手にこれを書いているときにしました。新人研修が終わらないと、配属先が分からない会社も増えてきていることと、Life 106で知っての通り、彼女は男性恐怖症どころか、性被害にあっている人なので、多分社長や部長補佐が仕組んで配属した、という奥様のコメントのままです。

なんか会社の後輩も、(大)=最初の後輩、(中)=この後輩、(小)=三姉妹の後輩みたいな感じで書くのが正解なのかなとも思ったり。


・その辺でいうと、もっと備品係に定着した人間がいたんじゃないの?

本編中でも二人がいないと言っていますが、本当にいないと思われます。理由は時代錯誤な窓口業務みたいなものを組織として扱うことはないからです。それとダメな社員の溜まり場と化していたことで、定着した人間がいなかったのだろうと思います。今は接客業といえば、もうパートさんか外国籍の方に集約されているので、そこに慣れる人が少ないのだと勝手に思っています。だから、奥様は社内のカルト的アイドルで、後輩(大)は愛嬌で、生き残ったという感じですかね。適応能力が高い後輩(大)と、しがみついた奥様っていう対称的な感じはありますけど、その後の後輩(大)の動きを見ると、愛嬌だけでもあながち大物感がでてる感じになってるかなと思ったり。


・そう言われると、後輩(大)はもともとIT分野に詳しいわけじゃないのに、なんであんなにすんなり溶け込めたの?

流れです(笑)。適当にごまかすとアレですけど、奥様が人事部長見習いになった時、彼女は備品係を後輩(小)と共に切り盛りしていくわけですけど、備品係は翌年廃止されるわけです。で、その次の動きをあらかじめ伝えられていたから、暇な時に色々資料を読み漁っていたんじゃないんですかね。(ちなみに式場探しとかもやってた)

決定的な出来事として、主人公が壊れたあとの、奥様のリモートワーク整備をベンダーと繋いだあたりで、主人公と面識が出来て、そのまま作った資料を読んで、なんとなくそれが開花したんじゃないかと思います。

あるあるなんですけど、IT業界において、言葉を知っているだけで、後々使い方が分かるケースというのは、ままあります。彼女はそれで覚えられたのかなと思っていますし、現在進行系でまだまだ吸収できることも多いと思います。まあ、今後は人事部に入るわけですけど、この経験を活かすシーンを入れるようにはしたいなぁ。(願望


・後輩(小)の実務能力の高さはなぜ?

本当にいるんですよ。要領よく物事を覚えると、突然実務能力がずば抜ける人間。彼女はそういう部類の人間であり、これが三姉妹説の裏付けとしようと決めました。特殊能力の一つとして採用(笑)。

彼女の場合は盛りすぎな部分がありますけど、2年目に人事部に引き抜くというのは、裏工作による既定路線だったので、そこが会社内の派閥争いで反主流派の総務部には伝わってなかったため、彼女に仕事を押し付け、腑抜けさせたというわけです。7割の資料作成を彼女が一人で行い、残りの折衝だったり、社内調整だったりを他のメンバーが行う形になったので、数ヶ月はうまく回っていたというのも付け加えておきましょうか。このまま総務にいたら潰されると考えられたのは、その資料の多さを奥様と後輩(大)が知っているからであり、実務として若干ながら携わった時期があったから。本人も自覚はあったけど、仕事だから引き受けざるを得ないという心理だったのは、その後、本人が話す通りですね。


・それじゃあ、後輩(中)はどういうポジションになるの?

彼女は外見が清楚な女子アナ風と表現していますが、自発的に動く感じではないです。まだ色々知る段階です。彼女が主人公に憧れを持つ理由は、おそらく同族であることがなんとなく分かったからじゃないかなと思います。尊敬している奥様の夫であるのに、どこか雰囲気に危うさがあるという点では、共通しているんだろうなと。

父親としても見られるし、恋人として、やや歳は離れてるけど、自分を守ってくれるという意識があるからなんですけど、奥様の言う通り、精神的な面で要介護状態の主人公を彼女の恋人にしてしまうと、彼女は生き生きしても、主人公がまた病むでしょうね。Life 106を書き直した最大の理由は、本当に1日彼氏をやってもらう予定で、その後は好かれる兄ポジションを担うようになる主人公を独り占めするのは、他のキャラクターに配慮が欠けるかなと思ったので、全面的に書き直しました。ただ、106.5でその名残が少しあるんですよね。これは少し失敗。

ちなみに仕事は出来るタイプではないです。健気に頑張っているから可愛がられる典型的なパターンです。


・まだ出てきていない社長はどうなる?

ノープラン。昭和も40年近く前になってしまったし、そんな時代だから、昭和の情に熱い親父っぽいイメージを持たせたくて、おやっさんのイメージで登場させたいんですけど、出してしまうとそれはそれでどうかと思うんです。逆に20年前から来た娘がいますからね。

情に熱いからこそ、早期退職で退職金を奮発して、株主から怒られるぐらいの役が、やっぱりおやっさんって感じでいいのだろうなと。僕らはそう思うけど、平成生まれには理解されないだろうし、Z世代からしたらより理解されないでしょうね。書いてる人がおじさんだから、そこに情を持ってしまうのも理解してもらえるとありがたいんですけどね。


・なぜそんなに年齢分布がおかしい会社なの?

これも簡単な話で、就職氷河期に採用された人数が極端に少ないこと。会社で40台前半はが奥様と部長補佐しかいない、あるいは他に分かっていないのは、会社の待遇に不満があるからやめていってしまったというのが本当のところではないかと。優秀な社員の引き抜きが軒並み好条件ということもなさそうですしね。

ちなみに10年後に入社している後輩(大)の頃でも少数しか入っていないが、近年ではそこそこの人数が毎年入社しています。しかし、良くて10人程度かなと思っています。

中途採用者も募集はしていますし、営業は特に出入りが激しそうですが、定着しないのは派閥抗争があるからでしょうね。


・では、それ以前に入社した社員が居続ける理由は?

本編でちらっと触れていますが、ベース給がバブル期と就職氷河期でほぼ2倍の差があり、勤続20年でバブル期のベース給になった奥様に比べ、ガンガン上がっていったバブル期組のベース給が良すぎたのでしょう。そして、組織改革をしなかったことが、現在の粛清人事になってしまったわけです。

これはあるあるなのですが、僕ら就職氷河期の人間って、新卒ベースでも今の大企業の新卒がもらうベース給の2/3程度しかありませんでしたし、Z世代の後輩などに聞くと、新卒の給料より派遣社員の給料のほうが全然マシという回答も聞きます。日本の大企業と中小企業の格差の大きさとかひずみとかは、本当に深刻だと思います。


・組織形態が少しおかしいよね?

架空の会社ですから。ここまでの設定ではっきりさせているのは、人事部と営業部で1派閥、総務部と経理部で1派閥、そして監査部(外部機関派遣)がなんとかバランスを保たせているという感じです。そのため、総務部から人事部に人を引き抜くには、本来相当な根回しをしないと出来ないというのが実情のようです。

食品卸業というと、もっと部が分かれているはずなのですが、物流部門は委託している感じで、純粋に商材の流れを整えてるだけのピンハネ会社と言えばいいんだろうかw

そこで客寄せパンダにされる奥様ねぇ。体質が昭和からようやく抜け出そうと大リストラ敢行ですから、これまでは特定の企業とべったりだったりするんでしょうね。


・奥様の会社は今後どうなるの?

う~ん、このご時世、実際にこのぐらいの中企業は、巨大資本に飲まれるのが一般的なんですよね。かと言って、財閥系の子会社とかってのも、なんか違う感じがします。言い訳になるんですけど、この会社の実体を僕が設定していないので、まあ、なんとか向こう5年ぐらいは多分やっていけるんじゃないかなと思っています。向こう5年...。そのあたりの話はこの物語では多分スルーされる可能性が非常に高いですね。あれば後輩(大)の産休育休あたりの話題になるのかなと。



これで本編作れるよなぁ。無駄に設定を作ってはいけない典型的なパターン。



つづく

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