聖剣に選ばし者
◼️純達が王都につく三日前、騎士団団長達が姫に交流した時だ。
「エリアあの方を探すのです!」
「姫様あの方とは?」
◼️合流していきなり姫様から、仮面をつけた二人組を探すようにいわれる。理由は姫様の中にある聖剣が反応したからだと
「なるほど、その者は聖剣に選ばし者と言う訳ですね」
「その通りです!」
◼️エリアの中で仮面をつけた魔法使いが勇者より強く、敵に回すと厄介な相手になる。いや一歩間違えば国がどうにかなると思った。
「姫様その者と私達はここに来るまでに会いました」
「あの方にですか!?」
「はい、その方は風の真の後継者様の様です」
「そんなに凄い方なのですね。お名前は!?」
「それはわかりません。ですが探すのは困難かと」
◼️説明すると姫は納得しかねるが探したい気持ちがあるみたいだ。でも野放しに出来る問題でもないのである提案をする。それに姫様は納得し、三日後純達の目に映る結果になる。
◼️姫を助け、騎士団長に会ったら昼になった。
「はぁー疲れたな。まさか助けたのが姫様とはな」
「純様これからどうしますか?」
「ん?このまま王都へ向かう何故だ?」
「姫様を助けとなると王都では騒ぎになるかと」
「あーそうなるのか、シルフィードお前はどう思う?」
『気にする必要はないかと』
「理由は?」
『娘も主とは戦いたくないはず、よっぽどのことがない限り探すような事はないかと、敵に回せば彼方が不利なのはわかったでしょうし、娘もバカではありませんから』
「そうか、まぁなるようになるか、出来るだけ穏便になってくれたらいいが」
◼️そんな純の考えは甘かったと三日後に痛感するのである。
「何あれ?祭り?」
「いえ、祭りなどこの時期にないかと」
◼️王都に着くやいやな、全員が妙な仮面をつけている。仮面舞踏会でもあるのかと疑う程に、かなりの人数が仮面をつけ、列をなしている。
◼️試しに近くの果物売り場でリンゴらしい物を買って次いでに聞いてみた。
◼️なんでも姫様が聖剣に選ばれし仮面をつけた男を探しているようで、この騒ぎだそうだ。
◼️宿をとり、その宿でシルフィードを含めて話し合いを始める。
「なぁ、あの仮面をつけたやつらって」
「はい間違いないなく」
『主を探しているのではと』
「そうだよねぇー面倒なことになったーー」
◼️ベットに横になり左右に揺れる。