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迷子の星の子たち  作者: みなとりいあ
はじまり
5/10

到着

月に着きました。酸素のくだりはおおらかな気持ちで読んでください。

しばらくすると、月についた。リオンがロケットの扉を開けた。

「長旅、お疲れ様。」


見渡すと、月の表面は銀色に染まっていた。

たくさんのクレーターがあったり、砂で覆われているところは、理科の授業で習った通りだ。

見たことがないのは、ガラスのケースの中で透明な液体がコポコポと音をたてているものが数ヶ所におかれていることだ。

「あれは何?」

「あれで酸素を作っているんだ。すごく薄いけど、宇宙服とかがなくても生きていけるんだよ」

そういえば、月にいるのに息ができる。

そして、少し遠くに、小さな建物がみえた。研究所のようなところも普通の家のようなところもある建物だ。


リオンが階段を降りていく。わたしも降りよう、と思ったら、リオンが振り向いて手を差しのべてきた。

「月は重力が小さいから気をつけて」

どきどきしながらリオンの手をとり階段を降りる。すると、後ろから

「ただいま、つきっ!」

と声がし、チリーがこちらへ突進してきた。

「チリー!」

リオンが声をあげるが、チリーはお構い無しにわたしたちを飛び越えていった。

月のうさぎもどきは、地球のうさぎの百倍は跳ねながら建物の中に入っていった。


わたしたちもゆっくり歩きながら建物を目指す。

「あれがぼくらの家だよ。研究所も兼ねてるんだ。ぼくらは、ミスターアポロって呼んでる。」

アポロは、昔、地球人が月に行ったときのロケットの名前だ。

ふと横を見ると、誰かの足跡があった。とても大きくて、チリーやリオンのものではなさそうだ。じっと見ていたら、教科書で見たことがある写真だと気づいた。それは人類がはじめて月面に着陸したときの宇宙飛行士の足跡だった。


あんなに昔のものがまだ残ってる。

ふたりが何十年も前の足跡を残しておいているのだと思うと、なんだかほっとするものに出会ったような気がして、少し心が軽くなった。

三日坊主にならないように、とか書いておいて2日休んでしまいました。情けない。

頑張って書きます!

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