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聖剣乙女と僕

「わたし、アナ。あなたの聖剣になりに来ました。」




かつて、聖剣は乙女となり勇者と結婚しこの地を治めたという。


帝国の獅子。

戦場を駆け巡る英雄譚は数しれず、恋した乙女も数しれず

国の王女様まで彼に一目惚れをしたが、幼馴染と結婚した


能力、人格ともにパーフェクトマン。

まるでなにかの主人公なような男。

そう。それが、僕の…父だ。


その一人息子たる僕はというとまあ凡庸。

能力も人格も見た目だって悪くないと思うよ。

普通の家に生まれたならば当たり前に親ばかを発動してもらって幸せに生きられたと思う。

いかんせん、親が悪かった。いや、良すぎたのかな。英雄様だぜ?

過剰な期待と希望で何重にもくるまれて身動きの出来ない木偶の坊。

それが僕だ。


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