第二回:読んでいると書けないし、書いていると読めないジレンマ
第二回はこれまたタイトル通り『読んでいると書けないし、書いていると読めないジレンマ』です。
第一回でも書きましたが、『読んでいたら書きたくなってきてしまった』ケースの人達は基本的に読むのも好きなのです。
世の中には、素敵な作品が溢れかえっていますからね。
web書籍以外にも、漫画やノベル系のゲームなど、読みたい作品はいくらでも存在しますし……
しかしながら、時間は有限です。
そして残念なことに、普通の人間は『読みながら書く』ようなチートスキルは持っていません。
これはまさにジレンマというヤツです。
以前自分はTwitterにて、
「読むと書く時間が取られる。
書くと読む時間が取られる。
これは由々しき問題だ」
などと呟いたことがあります。
これは本当に由々しき問題でして、この時は心の底からこの言葉が漏れてきました。
問題なのは、どちらも時間泥棒な所なのですよね……
実際、筆がノッてる時って、時間を忘れるくらいスラスラと文章が書けることがあるのですが、結構多くの方がそんな経験をしたことがあるのではないかと思います。これはweb作家に限らない『あるある』かもしれませんね。
休みの日に執筆をしていると、気づくと陽が沈んでたり、或いは昇っていたり……
まさに時間泥棒。
読むことについても、まあ皆さん体験しているんじゃないかなって思います。
特に、結構長く続いているヤツは本当にいけない。
自分の場合は、そういうのを読む前にはある程度覚悟を決めてから読む方なんですが、時にノリで読み始めてしまうこともある為、中々に回避が難しい(意志が弱いだけとも言う)。
いやだって、web小説は特に購入などの障害が無いので、気軽に読み始められちゃうじゃないですか……
例えば実際にあったケースを紹介すると、ある日家に帰ってきて、ふとテレビを見ると「Re:ゼロ」がやってたんですよ。
そしてなんとなく見始めて、「へぇ、結構面白そうだな~。あ、『なろう』で読めるんだ~。ちょっと読んでみるか~」となったワケです。
もうおわかりと思いますが、このパターンは典型的な時間を奪われるパターンです。
確かこの時は、二~三日くらいぶっ続けで最後まで読み切ったと思います。
上記はアニメから入るパターンでしたが、ネットを見ていると同じようなことが結構頻繁に起こり得ます。
最近は減りましたが、『無職転生』や『Vermillion;朱き強弓のエトランジェ』、『用務員さんは勇者じゃありませんので』などを読み始めた時なんかは盛大に時間を持っていかれました。
幸いというかなんというか、それらは完結していたり更新が止まり気味だったので継続的に時間が奪われることはありませんでしたが、定期的に更新されていたらと思うと……、恐ろしい限りです。
さて、長々と書きましたが、要するにこのジレンマを皆さまと共有したい! という気持ちを吐露したく、こんなことを書いてきました。あと、ついでに言うと言い訳ですね。だって、世の中面白い作品が溢れかえっているんですもの……
個人的には、読めば読むだけ自分の勉強にもなりますので、これからも読むこと自体は推奨したいです。
そして、もし自分の作品を読んでいる人がいて、コイツ更新止まってるなとか思う人がいたら、「また何か読みふけってるんだろうな」って思ってくれたらな~とか、とか……
それでは、今回はこれで失礼いたします(脱兎