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プロローグ
仮想中世ヨーロッパ。
人々の暮らしは堕落していた。
その昔、天界では天使の身でありながら高慢、嫉妬、自由意志などの理由で神に反逆し、その結果、天界を追放された天使達がいた。それら堕天使はグリゴリと呼ばれ、それまで人間に禁じられていた知識、呪術、薬草、鉄加工、化粧、占星術などの知識を人間に伝えた。それによって男は武器で争う事を、女は化粧で男に媚を売る事を覚え、地上には、その他さまざまな欲情がはびこるようになったという。
悪徳を広めるグリゴリ(堕天使)は、その後、悪魔と呼ばれるようになった。人々の暮しから遠ざけられる存在となったが、その陰では悪魔を崇拝し、自分の私利私欲のためだけに更なる悪魔を召喚する者も現れた。人間の力はあまりにも弱く、日増しに犠牲者を増やした。悪魔に対抗するすべを持てずに人々は途方にくれていった。だがそこに、一人の男が現れた。その男の名はレヴェルという名であった。
まだ話は始まってませんが、暇があればチョイチョイ書いていこうと思っていますので、よろしかったら末長くお付き合いしてやってください。