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貴方はどちらかしら?

幼馴染「唐突なのだけど、わたしの拳の上に貴方の手を乗せて見てくれないかしら」


男「へ?なんでだ?」


幼馴染「興味深い事が分かると本に書いてあったから、実際にやってみたくなったの。さ、早く手を乗せて」


男「まぁ別に良いけど。ほい、これで良いか?」


幼馴染「なるほど……迷い無く拳を乗せるのね。やっぱりわたしの睨んだ通りドエ──いえ、早合点はいけないわね。じゃぁ今度は貴方の爪を見せてくれないかしら。爪で健康状態が分かると書いてあったから」


男「爪から健康……?まぁいいや、はい」


幼馴染「……これまた迷い無く手の甲側から見せてくるのね。確かこの時点で75%確定……やっぱりドS──、……いえ、25%が未確定だわ。100%じゃないと納得出来ないわね……なら質問系だけど、あっちを試しましょうか」

    

男「なぁ馴染、さっきからこれって何の──」


幼馴染「──ではこれから貴方に全15問の質問をします。特に何も考えず、YESかNOで正直に答えるように。先ず一問目──」



──終了 \デェェェェェェエエエエン/



幼馴染「──……おめでとう、貴方は100%純粋に一転の曇りもなくドSの性格よ。やっぱり鬼畜魔王の称号は伊達ではなかったわね。むしろ質問してるこっちが震えるほどに、綺麗にドSな回答ばかりで困るわ。選択肢のみのテストなら100点ね」


男「さっきから一体何の話だ!?」

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