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004_創造存在を乙とする、

 非創造存在を甲とすると、乙は甲に対して何らかの責任を得なければならない、のか?という前提を思考することが必要になるのではないだろうか?


 ちょっとメガネをかけた幼女になってみる、白衣はどうしよう?タイトなスカートの方がよいか?


 胸ストンというか。イカお腹幼児体型だから、違和感がひどいという意見には真摯に対応しよう、いやまあ、これがとても好みだドストライクだ、ニヤケ顔が止まらないぜ、とか言われるよりは精神衛生上、助かるわけではあるが。


 閑話休題


 閑話しかないというツッコミは私に効くので止めてもらおうか。


 例えば、物語の登場人物に対して作者は人権意識やらなんやらを発揮しなければならないのか?という話でもある。


 この場合、創造している存在は作者であり、それなりに存在している自我が認められている人格である。


 そしてその非創造物である物語、小説やら漫画やら、動画やらの登場人物に対して、責任を持たなければならないのか? 


 そもそもその手の登場人物に人権はあるのか?


 という視点から語る必要があるのではなかろうか、いやなんの話かというならば、神様的な、人間を創造することのできる存在が、非創造物に対して何らかの、それこそ人権的なものを遵守するような、責任があるのかどうかということになる。


 観測するに、小説やら漫画やら、創造物に登場している人格の人権を考慮した作品というものは、見受けられない。いやまあ、直接そうは言っていないだけで、幸せになるようにストーリーを作っているのであるよ、という印象を受けるものはあるのではあるが、その登場人物に自由意志はないと思われる上に、おそらくプライバシーもないのではなかろうか?


 こう、一般的にみられる生活におけるあれこれだけではなく、内面まで丸裸であり、さらにはそこも自由に操作することができるとなれば、これはまあ、人権侵害も甚だしいわけである。


 あまり問題にならないのは、虚構の存在でる、そもそも実存しないからという理屈ではあるが。


 ではこの場合、本物というか、神のごとき存在が、創造した何がしかは、実存しているのか?という疑問が湧き上がってくるわけであり。


 物語の登場人物に、あなたは存在しているのですか、と問いかけるようなものになるのではなかろうかなという疑問はある。


 どう思う?少年。


 ちなみに、君は先ほど、トラックに轢かれて異世界転移か転生をするためだけに創造した存在であることには間違いない。


 さらにいうならば、私もその遊びのタイミングで何者かに、創造された神様的幼女である。ちなみに可愛い。


 我々に人権はあるのだろうか?

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