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魔導兇犬録:哀 believe  作者: HasumiChouji
第八章:Reborn
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Demonic Divinity (1)

「ちょ……ちょっと……アレ、何? まるで……」

 厳島とNeo Tokyo Site02の間の海上では……7匹の龍が戦っていた。

 2本角が3匹と、1本角が4匹。

 その体は海水で構成され……全長は二〇m前後。

「あれが……護国軍鬼の本来の仮想敵だ」

 私は「ソルジャー・ブルー」にそう告げた。

「あれ……魔法?」

「無理だ。魔法じゃあんな真似は出来ない。世界最高クラスの『魔法使い』を一〇〇人ぐらい集めたってな。それに……あんな、とんでもない事が起きてんのに……『気』や『霊力』の(たぐい)が全く感じられねえ」

 「アータヴァカ」がそう答える。

「私の先祖は……あの力の正体を限定的な現実改変だと推測していた」

「じゃあ……本当に……その……」

「単なる魔法や超能力を超えた『奇跡』。それを行使出来るモノは……」

「あの……ボク、一応、敬虔なクリスチャンのつもりなんで……その先を言うのは、ちょっと……」

「でもさ、あいつらが神を自称しても……文句を付けられる奴なんて居ねえよ」

「あそこまで凄いのは……奴らの中でも例外中の例外だが……それでも、地球上にアレの同類が千人以上は居るらしい。日本だけでも二〜三〇人だ」

「そんな……馬鹿な……」

「事実だ。だから……私は……私達『正義の味方』のやり方は、いつか行き詰まると思っている。そして……」

 必要になる。

 私達と違う者が。

 私達のような「護る者」「戦う者」ではなく「救う者」が。

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