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魔導兇犬録:哀 believe  作者: HasumiChouji
第四章:DEAD STROKE
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(2)

「あの……もう少し速く……」

「すいません、この辺り、結構『ネズミ取り』が……」

 あたしは、青円さんの運転する車に乗って現場に駆け付けている途中だった。

 筑後川を渡ったあたりで携帯電話(ブンコPhone)に着信音。

「お……お姉ちゃん? 今、どこ?」

『警察……』

「えっ?」

『今、事情を聞かれてて……朝までには出てけそう……』

「そ……そう……。あの……やらかした女の子と一緒に居た人は?」

『府川さんは、あたしと一緒に釈放されるけど……』

「その府川さんってのが、あの男の人?」

『……うん……』

「彼氏?」

『今する話? 同じ学科の院生の先輩』

「ああ……そう……。で、あの女の子は?」

『金沢さんだっけ……あの子は……容疑者だって』

 ああ、やっぱり……。

「そもそも、何が起きたの?」

『あの子、あなたと同じ「魔法使い」系みたいで、あたし達に絡んでた不良警官に軽い「魔法」を使ったんだけど……』

「それが本人にも理由は判らないけど、効き過ぎた、って事?」

『だいたい、そう云う感じみたい……』

「で、あの場に、何で『正義の味方』が居たの?」

『5分ぐらい前に助けてもらって……』

 ん?

 正義の味方に助けてもらった。

 でも不良警官に絡まれた。

 えっと……何か変だ。

 瑠華(ルカ)ちゃんが居たら……何をどう訊くべきか判ると思うけど……。

「ごめん……前後関係が良く判んない」

『言ってなかったっけ?』

「何を?」

『一晩で2回、同じような目に遭ったの。1回目はネット右翼系らしい人達で、2回目は……素行の悪い警察官2人組。で、1回目は「正義の味方」に助けてもらって、2回目は……あの女の子が何かやったせいで、こんな事に……』

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