表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導兇犬録:哀 believe  作者: HasumiChouji
第四章:DEAD STROKE
26/83

(1)

「えっ? お姉ちゃん、何、言ってんの? 意味判んないよ‼」

 結局、学校を休んだ日の夜中……正確には、翌日の午前0時を過ぎた辺りで、お姉ちゃんからのビデオ通話で叩き起された。

『だから、何て説明していいか、判んなくて……』

 えっとさ……それ、大学の理系の学部に行ってる人の言う(ゆ〜)事じゃないよ……と思ったら……。

 画面に写ってるのモノを見て納得。

 あたし()()の近くの路地。

 倒れてる警察官が2人。

 暗くてよく判らないけど……どうも、その2人の警察官の体は痙攣しているようだ。

 その警官に応急処置をやってるらしい……「正義の味方」らしい2人。

 ヘルメットをしているので顔は判らないけど、小柄な人と背が高い人の女の人2人組らしい。

 そして……最大の謎は……。

「な……なんで……この人が、ここに居るんだよ?」

『この人って、誰?』

『僕の事じゃないですよね?』

 横から……二〇代ぐらいと思われる男の人の声。

「誰か知らないけど……違う……。画面の隅っこで腰抜かしてる女の子‼」

『僕も誰か知らないけど……不良警官に絡まれてる所を助けてくれようとしたらしいけど……その女の子が何かやったら、警官が倒れて痙攣を起こした。えっと……何が起きたか判んないけど……その女の子にも想定外の事だったみたい……』

 どうやら、お姉ちゃんと一緒に居るらしい若い男の人の説明。

「誰だか知らないけど……説明ありがとうございます……」

 お姉ちゃん、彼氏なんか居たっけ……?

 でも、子供の頃に投与された成長抑制剤のせいで、小学生にしか見えないお姉ちゃんの彼氏になる人って……何かキモい人にしか思えない。

 画面の隅っこで腰を抜かしてるのは……あたし達の一応はライバルの魔法少女チーム「フラワレット・カルテット」のピンク(もしくは赤)でリーダー格らしい「プリムローズ」だった。

『近隣のチームにも連絡してくれ。魔法使い系で精神操作系の魔法に詳しい人で、手が空いてるのを、至急、探してくれ』

 「正義の味方」の声。どこかに無線通話で連絡しているらしい。

 待てよ……「精神操作」って……「フラワレット・カルテット」の得意技の筈……。

 何やったんだ、あの人?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ