表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導兇犬録:哀 believe  作者: HasumiChouji
第三章:眠れる本能
24/83

(5)

「ねえ……そっちは、どうすんの?」

 相手チームの「主人公でイメージカラーはピンクか赤」の子が、そう言ってきた。

「勝負は下りたい。でも……」

「『でも』?」

「背後にヤクザが居るみたいだし……」

「な……」

 相手チームは唖然半分、何言ってるか判んないが半分。

 そりゃ、そうだ。

 あたし達も最近まで知らなかったんだし……。

「あたし達の運営会社の親会社は……この前潰れた暴力団の安徳グループだった。ウチのマネージャーさんが全部吐いた」

「じょ……冗談でしょう?」

「あんた達のとこの運営の親会社は北九州の青龍敬神会で、残りの1チームの運営の親会社は熊本の龍虎興業だ。こいつらのマネージャーは勝った方に再就職するつもりで、こいつらを『売った』そうだ。それも全部吐いた」

 (ひなた)さんが……そう付け加える。

「脅して吐かせたんで……裏を取る必要が有るけど……少なくとも、本人は、そう言ってた」

「じゃあ……警察に……」

「ああ、それだけど……」

「いや、それが良いと思うが……証拠が無いと警察は動いてくれないぞ」

 何か言いかけた(ひなた)さんを制して、千明さんがそう言った。

「じゃあ……まずは証拠固めか……」

「けど……精神操作系の魔法で手に入れた証拠なんて、警察は証拠と見做してくれね〜ぞ」

 (ひなた)さんは、そう言いながら相手チームの方を向く。

「おい、お前ら……『マトモな魔法使い』が『精神操作』系の『魔法』にかかりにくいのが本当か……本当に試すんじゃねえ」

「な……何の……こ……」

「とぼけんな」

 ……えっ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ