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魔導兇犬録:哀 believe  作者: HasumiChouji
第三章:眠れる本能
20/83

(1)

 うん?……ここ……どこ……?

 あ……昨日泊まった児童養護施設。

「す……すいません、美桜(みお)ちゃんが意識を取り戻しましたッ‼」

 (りん)ちゃんが「知性派」の仮面を脱ぎ捨てて、大慌てで部屋の内線電話でどこかに連絡している。

「あ……あのさ……(りん)ちゃん、何が起きたの? 何で、あたし、ここに居るの?」

「えっ……? あ、そう言えば……記憶が無くなってるかもって言われてた」

「ど……どう云う事?」

「ちょっと待って、今……ええっと、有った」

 そう言って、(りん)ちゃんは、机の上に有ったA4ぐらいの紙を手にする。

「えっと、最後の記憶はどこ?」

 どうやら……その紙に「あたしが起きたらこうしろ」みたいな事が書かれてるらしい。誰が書いたのかは判らないけど……。

「どこって……?」

 カラオケ屋さんでの打ち合わせが終って……ところが、カラオケ屋さんの前で……昨日……いや一昨日かな……? に決闘を申し込んできた「魔法少女」の片方と……あと、3人のあたしと同じ位の齢の女の子が待っていて……。

「カラオケ屋さんを……出た……あたりまで……」

 その時、部屋のドアが開いて……。

「おい、気が付いたなら、訊きたい事が有るッ‼」

 金髪・短髪のお姉さんと……眞木さんや眞木さんのお姉さんの友達らしい女の子が入って来て……。

「落ち着け。これから、ゆっくり話を聞く……」

 どうやら、金髪・短髪のお姉さんのお姉さんは落ち着いてるけど、もう1人の女の子は……かなり取り乱してるようだ。

「いや、でも、何から何までおかしいぞ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()使()()()()()?」

「だから、落ち着け。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()使()()()

 いや……ちょっと待って、どう云う事?

 あたし達は「魔法」が使える。

 でも、あたし達は「マトモな魔法使い」に会った事が無いって……?

 じゃあ、あたし達の「師匠」や一緒に修行をした子達は……一体……何だったの?

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